神事

2010年10月29日

大久保鹿島神社の流鏑馬(2)神事祭典

大久保鹿島神社の流鏑馬(2)祭典
◆開催日時:[2010]平成22年10月29日(金)
     (毎年10月29日に催行)
◆開催場所:大久保鹿島神社(日立市大久保町2丁目10−16)
◆内容:午前10:00〜河原子海岸で潮垢離(しおごり)
     午前11:00〜下孫鹿島神社(常陸多賀駅近く)でお祓い
     午後2:00〜3:00大久保鹿島神社で神事、参道で流鏑馬
◆大久保鹿島神社の縁起:文武天皇大宝元年(701年)4月7日鹿島大神勧請創立

大久保鹿島神社流鏑馬(やぶさめ)の由来
 400年以上昔の戦国時代に、常陸国を統一し、関東に勇名をとどろかせた戦国大名佐竹義重(1547〜1612)が家臣の武威を示すために奉納した神事が流鏑馬神事の始まりと言われています。

流鏑馬神事祭典
 午後2時宮司宅にて、八幡太郎義家および氏子一同はお神酒を頂戴したのち、八幡太郎義家が騎乗し、鹿島神社まで行列。神社到着後、八幡太郎と馬丁は参道を通り拝殿にあがり祭典が行われます。
大久保鹿島神社流鏑馬10-10-29(3)大久保鹿島神社流鏑馬10-10-29(3)








大久保鹿島神社流鏑馬10-10-29(3)大久保鹿島神社流鏑馬10-10-29(3)







大久保鹿島神社流鏑馬10-10-29(3)大久保鹿島神社流鏑馬10-10-29(3)

cjs0188 at 19:56|PermalinkComments(0)

2010年09月13日

タバンカ祭(2)神事 カワラケを投げる

タバンカ祭(2)神事 カワラケを投げる
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
       茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756

「タバンカ祭」の名が起こり
 火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。

 午後7時花火の合図とともに拝殿では氏子所役が着座したのち、宮司により祝詞奏上、お祓い、玉串奉奠、お神酒頂戴などの神事が行なわれます。
 この祭りは別名「冬瓜まつり」とも言われ、神前に冬瓜の煮物と白いご飯を供えます。
さらに御神前に巴型に並べられた畳4枚とその中央の鍋蓋の上の素焼きの杯(カワラケ)に、ご飯と冬瓜の煮物を一つづつ盛り付け、玉串拝礼の後、太鼓の音に乗って祭りの所役である白装束の氏子青年7名が畳や鍋蓋ごとカワラケを拝殿前に放り投げます。
 カワラケを拾った人は病気をしないといわれ、集まった人々が競って拾います。私も破片を2個拾いました、ご利益ご利益。

 次にあらかじめ拝殿前に供えられた麦わら製の大松明に点火する動作に入ります。
神前の御灯明の火をロウソクに移し、さらに大王松の松葉の束に点火、所役二人が抱えた大松明を中央で交差させここに松葉の炎をかざすとたちまちのうちに火炎に包まれ、これを門前のかがり火が炊かれている位置まで抱えて運びます。

 「タバンカ祭」のその起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
 この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
タバンカ祭10-9-12(2)神事タバンカ祭10-9-12(2)神事







タバンカ祭10-9-12(2)神事タバンカ祭10-9-12(2)神事







タバンカ祭10-9-12(2)神事タバンカ祭10-9-12(2)神事








タバンカ祭10-9-12(2)神事タバンカ祭10-9-12(2)神事

cjs0188 at 17:45|PermalinkComments(0)

2009年06月24日

大子町下野宮近津神社御田植祭(2)神事

大子町下野宮近津神社御田植祭(2)
日時:平成21年6月21日(日)
午前10時から11時 拝殿にて神事
   午前11時から12時 お田植え
場所:下野宮近津神社
   茨城県久慈郡大子町大字下野宮1626

御田植祭の最初の行事は拝殿で行われる神事で、1時間余り見物人は手持ち無沙汰です。
大子近津神社御田植祭り09-06-20(2)神事大子近津神社御田植祭り09-06-20(2)神事






大子近津神社御田植祭り09-06-20(2)神事大子近津神社御田植祭り09-06-20(2)神事






 近津(ちかつ)神社御田植祭の起源は古く鎌倉時代とされ、毎年夏至の日に行われています。夏至の日は二十四節気の中にあたり、昔の田植え時期のほぼ半ばであることから、中田植(ちゅうだうえ)といわれています。

さらに時期の遅いお田植え祭としては、福島県喜多方市の慶徳稲荷神社で7月1日半夏生(はんげしょう)の日に行われるお田植え祭があり、神輿や行列が半日かけて町内を練り歩いたのち田植えを行います。

 下野宮近津神社御田植祭の神事では修祓(しゅうふつ)、祝詞奏上、玉串奉奠が行われたのち、苗とり唄とお田植え唄が奉納されます。
神事が終ると拝殿前で身支度をして御神饌田に移ります。





cjs0188 at 00:59|PermalinkComments(0)
Profile

CJS常北システム

町の話題いろいろ