真壁白井座
2009年02月15日
真壁のひなまつり(4)真壁白井座
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
演技終了後人形浄瑠璃についての説明がありました。
太夫の佐藤さんから説明
太夫は天台に置かれた床本を基に義太夫節で物語を語り、登場人物の動作や心情などを表現します。
一人で老若男女を演じ分けます。
太夫の語りは、芝居全体の雰囲気を演出する重要な役目です。
三味線の富山さんから説明
太夫の語りに合わせた伴奏の役目ばかりでなく、人形の動きをリードしたり、その場の情感を巧みに表現します
人形遣いの柳田さんから説明
人形は3人の人形遣いが担当します。
人形の首、表情、右手を操作する「主遣い(おもづかい)」、
左腕を操作する「左遣い」、足を操作する「足遣い」です。
主遣いは他の2人の人形遣いより高い位置で操作するため舞台下駄をはきます。
細かい感情表現を出す場合は黒頭巾と黒衣に身を包みます。
子供の人形には足があるが大人の人形には足がない。
真壁白井座ではいっしょに活動する座員を広く募集しています。
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
演技終了後人形浄瑠璃についての説明がありました。
太夫の佐藤さんから説明
太夫は天台に置かれた床本を基に義太夫節で物語を語り、登場人物の動作や心情などを表現します。
一人で老若男女を演じ分けます。
太夫の語りは、芝居全体の雰囲気を演出する重要な役目です。
三味線の富山さんから説明
太夫の語りに合わせた伴奏の役目ばかりでなく、人形の動きをリードしたり、その場の情感を巧みに表現します
人形遣いの柳田さんから説明
人形は3人の人形遣いが担当します。
人形の首、表情、右手を操作する「主遣い(おもづかい)」、
左腕を操作する「左遣い」、足を操作する「足遣い」です。
主遣いは他の2人の人形遣いより高い位置で操作するため舞台下駄をはきます。
細かい感情表現を出す場合は黒頭巾と黒衣に身を包みます。
子供の人形には足があるが大人の人形には足がない。
真壁白井座ではいっしょに活動する座員を広く募集しています。
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2009年02月09日
真壁のひなまつり(1)真壁白井座
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
通常人形浄瑠璃は屋内の舞台で上演されることが多いものですが、今回は冬晴れの青空の下で行われました。
蔵や屋根を背景に、お鶴・お弓の白い顔が浮き出て情景が増幅されたように感じました。
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節で、親子の情愛と浮世の不条理が描かれ涙なくしては鑑賞できない演目です。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「巡礼に御報謝」・・・
「アイ、国は阿波の徳島でござります」・・・
「イエイエ、そのとと様やかか様に逢ひたさ故、それでわし一人、西国するのでござります」・・・
「アイ、どふしたわけじゃ知らぬが、三ツの年に、とと様やかか様も、わしをばば様に預けて、どこえやら行かしやんしたげな。それでわしは、ばば様の世話になって居たけれど、どふぞとと様やかか様に逢ひたい、顔が見たい。それで方々と、訪ねてあるくのでござります」
「シテ親達の名は、何といふぞいの」
「アイ、とと様の名は十郎兵衛、かか様はお弓と申します」・・・
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
通常人形浄瑠璃は屋内の舞台で上演されることが多いものですが、今回は冬晴れの青空の下で行われました。
蔵や屋根を背景に、お鶴・お弓の白い顔が浮き出て情景が増幅されたように感じました。
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節で、親子の情愛と浮世の不条理が描かれ涙なくしては鑑賞できない演目です。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「巡礼に御報謝」・・・
「アイ、国は阿波の徳島でござります」・・・
「イエイエ、そのとと様やかか様に逢ひたさ故、それでわし一人、西国するのでござります」・・・
「アイ、どふしたわけじゃ知らぬが、三ツの年に、とと様やかか様も、わしをばば様に預けて、どこえやら行かしやんしたげな。それでわしは、ばば様の世話になって居たけれど、どふぞとと様やかか様に逢ひたい、顔が見たい。それで方々と、訪ねてあるくのでござります」
「シテ親達の名は、何といふぞいの」
「アイ、とと様の名は十郎兵衛、かか様はお弓と申します」・・・
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2008年03月10日
人形浄瑠璃 真壁白井座 傾城阿波の鳴門
子ども民俗芸能交流会の賛助公演として真壁白井座の「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」が行われます。
泣けます!ハンカチをたくさん用意してお越しください
開催日:平成20年3月16日(日)午後2時から
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
桜川市羽田989−1
入場無料
「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節です。
「徳島藩のお家騒動に絡んで、盗まれた主君の刀を詮議するために阿波の十郎兵衛、お弓の夫婦は名を変え盗賊に身をやつし、大阪玉造に住んでいる。
そこへ巡礼姿の娘お鶴がはるばる阿波から父母を訪ねてくる。
我が子とわかるが、ここで名乗り出たのではお鶴にどんな災いがふりかかるとも限らない、涙をのんで別れるお弓。
しかし、お鶴の歌う巡礼歌にたまらず後を追ってしまう。押さえられない母の情けが切ないくだり。」
筆者の出身地は徳島ですが、帰省した折時間を見つけて「阿波の十郎兵衛屋敷」で何度か「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」を鑑賞しました。そのたびに涙があふれます。
(この記事を書きながらも目がしらがあつくなりました。写真は第1回公演04-03-14撮影のデータです。)
泣けます!ハンカチをたくさん用意してお越しください
開催日:平成20年3月16日(日)午後2時から
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
桜川市羽田989−1
入場無料
「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節です。
「徳島藩のお家騒動に絡んで、盗まれた主君の刀を詮議するために阿波の十郎兵衛、お弓の夫婦は名を変え盗賊に身をやつし、大阪玉造に住んでいる。
そこへ巡礼姿の娘お鶴がはるばる阿波から父母を訪ねてくる。
我が子とわかるが、ここで名乗り出たのではお鶴にどんな災いがふりかかるとも限らない、涙をのんで別れるお弓。
しかし、お鶴の歌う巡礼歌にたまらず後を追ってしまう。押さえられない母の情けが切ないくだり。」
筆者の出身地は徳島ですが、帰省した折時間を見つけて「阿波の十郎兵衛屋敷」で何度か「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」を鑑賞しました。そのたびに涙があふれます。
(この記事を書きながらも目がしらがあつくなりました。写真は第1回公演04-03-14撮影のデータです。)
cjs0188 at 13:17|Permalink│Comments(2)│