登録文化財
2008年03月05日
結城も雛まつり キヌヤ薬舗
キヌヤ薬舗ではお雛様の展示はありませんが、軒先の金文字看板がお見事なので掲載します。
キヌヤ薬舗の建物は明治20年頃の見世蔵で、自転車・和裁洋品店を経て、現在は薬屋店舗兼住宅です。登録文化財、切妻平入。
金文字看板は
「六神丸」・・・動悸・息切れ・めまいの良薬
「ロート目薬」・・・ロート博士が名づけた目薬
「健脳丸・・脳病良薬」・・・脳神経薬
「五臓圓」・・万治元年(1658)創業・五臓六腑の活動力を向上させる滋養強壮剤
「百毒下し」・・・室町時代からの便秘薬
いずれも歴史の古いお薬で現在も作られているといのが驚きです。
このような看板は常陸太田市の薬局と烏山の薬局にも保存されています。
キヌヤ薬舗の建物は明治20年頃の見世蔵で、自転車・和裁洋品店を経て、現在は薬屋店舗兼住宅です。登録文化財、切妻平入。
金文字看板は
「六神丸」・・・動悸・息切れ・めまいの良薬
「ロート目薬」・・・ロート博士が名づけた目薬
「健脳丸・・脳病良薬」・・・脳神経薬
「五臓圓」・・万治元年(1658)創業・五臓六腑の活動力を向上させる滋養強壮剤
「百毒下し」・・・室町時代からの便秘薬
いずれも歴史の古いお薬で現在も作られているといのが驚きです。
このような看板は常陸太田市の薬局と烏山の薬局にも保存されています。
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2008年03月04日
結城も雛まつり 鈴木新平商店
「結城も雛まつり」は終ってしまいましたが、取材データがあと少しあります。
関新 鈴木新平商店では大正時代の御殿雛と平成(現在中学生1年生の孫に買った7段飾り)のお雛様。上りがまちで日向ぼっこしていたおばあちゃんの話を聞きました。
結城で一番古い紬問屋で現在8代目、今は問屋はやめて、住宅に利用しています。
結城紬の産地問屋を「縞屋」、機屋が縞屋に紬を納入することを「縞売り」と呼んでいました。農家の主婦などが機屋として何ヶ月もかかって織り上げた結城紬の反物を買い上げるのですが、その資金繰りに頭を悩ましたそうです。
機屋としては一度に売上金が欲しい、問屋は分割であるいは掛けで支払いたい、そのはざ間で大変な葛藤があったとのこと。
はた目には大きな蔵で良い商売をしていたように見えますが、その内実は火の車の如し。
関新 鈴木新平商店では大正時代の御殿雛と平成(現在中学生1年生の孫に買った7段飾り)のお雛様。上りがまちで日向ぼっこしていたおばあちゃんの話を聞きました。
結城で一番古い紬問屋で現在8代目、今は問屋はやめて、住宅に利用しています。
結城紬の産地問屋を「縞屋」、機屋が縞屋に紬を納入することを「縞売り」と呼んでいました。農家の主婦などが機屋として何ヶ月もかかって織り上げた結城紬の反物を買い上げるのですが、その資金繰りに頭を悩ましたそうです。
機屋としては一度に売上金が欲しい、問屋は分割であるいは掛けで支払いたい、そのはざ間で大変な葛藤があったとのこと。
はた目には大きな蔵で良い商売をしていたように見えますが、その内実は火の車の如し。
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2008年03月03日
結城も雛まつり 奥順壱の蔵
ひとかた人形展
と き:平成20年2月3日〜3月3日(月)
ところ:ギャラリー&カフェ壱の蔵
さまざまの時代と産地の着物生地を自在に操る矢島けい子氏。今回は本場結城紬をまとった「ひとかた人形」2体も特別展示されています。
と き:平成20年2月3日〜3月3日(月)
ところ:ギャラリー&カフェ壱の蔵
さまざまの時代と産地の着物生地を自在に操る矢島けい子氏。今回は本場結城紬をまとった「ひとかた人形」2体も特別展示されています。
cjs0188 at 09:33|Permalink│Comments(0)│
結城も雛まつり 奥順弐の蔵
奥順弐の蔵で展示されているのは古今雛(内裏雛、随身、楽人)
「ここに展示する雛人形は、元禄13年(1700)、結城に転封し16年に結城藩主となった、水野家伝来のものと伝えられている。もともと水野氏は、徳川家康の生母の生家にあたり、幕府創業に巧多かった譜代門閥大名として知られていた。
内裏雛、随身、楽人を伴うこの雛は古今雛と呼ばれるものに分類され、江戸末期に作り出された雛の一つである。」
(真壁のひなまつり、高濱商店にも古今雛が展示されています。)
「ここに展示する雛人形は、元禄13年(1700)、結城に転封し16年に結城藩主となった、水野家伝来のものと伝えられている。もともと水野氏は、徳川家康の生母の生家にあたり、幕府創業に巧多かった譜代門閥大名として知られていた。
内裏雛、随身、楽人を伴うこの雛は古今雛と呼ばれるものに分類され、江戸末期に作り出された雛の一つである。」
(真壁のひなまつり、高濱商店にも古今雛が展示されています。)
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2008年03月02日
結城も雛まつり 結真紬
結城も雛まつり
現在中学生のお孫さんのために買い求めた7段飾りを見せていただきました。
また茨城県郷土工芸品の桂雛(小佐畑人形工房)・内裏雛も飾られています。
建物の梁の太さに圧倒され、土間、あがりがまち、階段箪笥、戸棚などに感動しました。
いろいろとお話を聞きながら甘酒をご馳走になりました。
「結真紬の建物は明治40年頃のの建築、呉服店を経て、現在は結城紬の問屋兼住宅として利用されています。」
階段箪笥
階段の下の空間を有効利用する目的で、抽斗や戸棚を取り付けた箪笥。
江戸時代の初め、狭い町屋に登場し、箱階段とも呼ばれた。
現在中学生のお孫さんのために買い求めた7段飾りを見せていただきました。
また茨城県郷土工芸品の桂雛(小佐畑人形工房)・内裏雛も飾られています。
建物の梁の太さに圧倒され、土間、あがりがまち、階段箪笥、戸棚などに感動しました。
いろいろとお話を聞きながら甘酒をご馳走になりました。
「結真紬の建物は明治40年頃のの建築、呉服店を経て、現在は結城紬の問屋兼住宅として利用されています。」
階段箪笥
階段の下の空間を有効利用する目的で、抽斗や戸棚を取り付けた箪笥。
江戸時代の初め、狭い町屋に登場し、箱階段とも呼ばれた。
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2008年03月01日
結城も雛まつり 小倉商店
結城も雛まつり
「小倉商店の建物は明治4年建築の登録文化財で、結城紬の問屋店舗の付属施設として利用されています。」
お雛様は大正11年のかわいいお雛様が座敷いっぱいに展示されています。
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「小倉商店の建物は明治4年建築の登録文化財で、結城紬の問屋店舗の付属施設として利用されています。」
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cjs0188 at 07:06|Permalink│Comments(0)│
結城も雛まつり 赤萩本店
第2回結城も雛まつり
と き:平成20年2月3日〜3月3日(月)
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
駐車場:市民情報センター地下駐車場(3時間まで無料)
北部市街地に3ヶ所あり
問い合わせ先:TMO結城・・・0296−33−0073
市民情報センター0296−34−0150
結城物産センター0296−34−0421
紬と歴史の町結城、蔵と雛祭りを見たくて出かけてきました。
ゆっくりと見られて、甘酒などいただきながらお店の人とお話をし、見世蔵の梁の立派さに驚愕、おすすめです。
以下そのレポートを致します。
赤萩本店の見世蔵は明治20年頃の建築の登録文化財、寄せ棟平入り。
赤萩家は5代目から名主の家柄で、現在で33代目お茶とお砂糖の販売をされている。15代目当主は下り松の新田開発を行ったそうです。
白髪のおばあちゃんの話を聞きながらお茶と氷砂糖をご馳走になりました。
お雛様は昭和30年代のお雛様が展示されています。
と き:平成20年2月3日〜3月3日(月)
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
駐車場:市民情報センター地下駐車場(3時間まで無料)
北部市街地に3ヶ所あり
問い合わせ先:TMO結城・・・0296−33−0073
市民情報センター0296−34−0150
結城物産センター0296−34−0421
紬と歴史の町結城、蔵と雛祭りを見たくて出かけてきました。
ゆっくりと見られて、甘酒などいただきながらお店の人とお話をし、見世蔵の梁の立派さに驚愕、おすすめです。
以下そのレポートを致します。
赤萩本店の見世蔵は明治20年頃の建築の登録文化財、寄せ棟平入り。
赤萩家は5代目から名主の家柄で、現在で33代目お茶とお砂糖の販売をされている。15代目当主は下り松の新田開発を行ったそうです。
白髪のおばあちゃんの話を聞きながらお茶と氷砂糖をご馳走になりました。
お雛様は昭和30年代のお雛様が展示されています。
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2008年02月29日
結城も雛まつり 小西金物店
結城も雛まつり
黒塗りのかなり重厚な見世蔵は明治初期に立てられた登録文化財です。二階建て切妻平入。
銅鉄商を経て、現在は建材関係事務所兼住宅として利用されています。
訪れたとき座敷の事務所で事務を執っていました。
お雛様は昭和30年代の7段飾り。
(切妻屋根とは、屋根の形状のひとつで、ふたつの傾斜面が山形に合わさった形の屋根で、もっとも一般的な形です。
屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、屋根の棟と直角な面を妻(つま)といいます。
町屋建築における「平入り」は建物の「平」の側に出入口があるものを指し、「妻入り」とは、「妻」側から出入りするものを妻入りといいます。
例:伊勢神宮は平入 出雲大社は妻入)
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黒塗りのかなり重厚な見世蔵は明治初期に立てられた登録文化財です。二階建て切妻平入。
銅鉄商を経て、現在は建材関係事務所兼住宅として利用されています。
訪れたとき座敷の事務所で事務を執っていました。
お雛様は昭和30年代の7段飾り。
(切妻屋根とは、屋根の形状のひとつで、ふたつの傾斜面が山形に合わさった形の屋根で、もっとも一般的な形です。
屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、屋根の棟と直角な面を妻(つま)といいます。
町屋建築における「平入り」は建物の「平」の側に出入口があるものを指し、「妻入り」とは、「妻」側から出入りするものを妻入りといいます。
例:伊勢神宮は平入 出雲大社は妻入)
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cjs0188 at 21:43|Permalink│Comments(0)│
結城も雛まつり 会津屋本店
結城も雛まつり
黒塗りのかなり重厚な見世蔵は明治41年に立てられた登録文化財です。二階建て切妻平入。
荒物商を経て、現在は建材関係事務所兼住宅として利用されています。
お雛様は昭和30年代の7段飾り。
(切妻屋根とは、屋根の形状のひとつで、ふたつの傾斜面が山形に合わさった形の屋根で、もっとも一般的な形です。
屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、屋根の棟と直角な面を妻(つま)といいます。
蔵の造りにおける「平入り」は建物の「平」の側に出入口があるものを指し、「妻入り」とは、「妻」側から出入りするものを妻入りといいます。
例:伊勢神宮は平入 出雲大社は妻入)
黒塗りのかなり重厚な見世蔵は明治41年に立てられた登録文化財です。二階建て切妻平入。
荒物商を経て、現在は建材関係事務所兼住宅として利用されています。
お雛様は昭和30年代の7段飾り。
(切妻屋根とは、屋根の形状のひとつで、ふたつの傾斜面が山形に合わさった形の屋根で、もっとも一般的な形です。
屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、屋根の棟と直角な面を妻(つま)といいます。
蔵の造りにおける「平入り」は建物の「平」の側に出入口があるものを指し、「妻入り」とは、「妻」側から出入りするものを妻入りといいます。
例:伊勢神宮は平入 出雲大社は妻入)
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2008年02月28日
結城も雛まつり 秋葉糀味噌醸造
結城も雛まつり
「建築年代:大正13年、二階建て寄棟妻入 登録文化財
代々、味噌屋店舗兼住宅及び醸造蔵として利用されている」
(寄棟・よせむね・屋根とは、屋根形状の一種で、四方向に傾斜がある屋根の形のこと
屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、屋根の棟と直角な面を妻(つま)といいます。
町屋建築における「平入り」は建物の「平」の側に出入口があるものを指し、「妻入り」とは、「妻」側から出入りするものを妻入りといいます。
例:伊勢神宮は平入 出雲大社は妻入)
「建築年代:大正13年、二階建て寄棟妻入 登録文化財
代々、味噌屋店舗兼住宅及び醸造蔵として利用されている」
(寄棟・よせむね・屋根とは、屋根形状の一種で、四方向に傾斜がある屋根の形のこと
屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、屋根の棟と直角な面を妻(つま)といいます。
町屋建築における「平入り」は建物の「平」の側に出入口があるものを指し、「妻入り」とは、「妻」側から出入りするものを妻入りといいます。
例:伊勢神宮は平入 出雲大社は妻入)
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2007年09月28日
石岡 蔵の街でビジネスヒント
石岡商工会議所でのセミナー聴講後、蔵の街並み調査。
まず蔵と「ギャラリー」とはアンマッチ?と思いながら香丸資料館&市民ギャラリーへ。
一階でオーナーが喫茶店を営業、二階が陶芸、工芸、手芸、着物などのギャラリーに利用されています。
ギャラリーの賃借料は無料だという。
但し喫茶店から任意でコーヒー券を購入し、ギャラリーのお客さんにコーヒー券をプレゼントして下の喫茶店でコーヒーを飲んでもらう。
喫茶店は営業しなくても、ギャラリー側で客寄せをしてくれて売り上げも上がるという仕組みです。しかもギャラリー展示の希望は切れ目なくひっきりなしにあるらしい。
このシステムは一つのビジネスヒントになりますね。
まず蔵と「ギャラリー」とはアンマッチ?と思いながら香丸資料館&市民ギャラリーへ。
一階でオーナーが喫茶店を営業、二階が陶芸、工芸、手芸、着物などのギャラリーに利用されています。
ギャラリーの賃借料は無料だという。
但し喫茶店から任意でコーヒー券を購入し、ギャラリーのお客さんにコーヒー券をプレゼントして下の喫茶店でコーヒーを飲んでもらう。
喫茶店は営業しなくても、ギャラリー側で客寄せをしてくれて売り上げも上がるという仕組みです。しかもギャラリー展示の希望は切れ目なくひっきりなしにあるらしい。
このシステムは一つのビジネスヒントになりますね。
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