河井獅子舞

2008年09月20日

河井獅子舞 茂木氏と佐竹氏

開催日:平成20年9月15日10時から
場 所:茂木町河井地区
八幡神社境内:午前10時から
長寿寺境内:午後2時から

長寿寺のガラス戸に見つけたもの、「日の丸扇」の家紋です。
戦国時代に常陸の国を支配していた佐竹氏と同じ家紋ですが何故なのか。
獅子舞の役員に聞いたところ、茂木を支配していた茂木氏は佐竹氏と合戦しているなどの歴史的事実があるらしい。
河井獅子舞08-09-15-53扇子河井獅子舞08-09-15-53扇子








佐竹氏の居城舞鶴城のあった常陸太田市、その法然寺の瓦と鉄鉢に佐竹氏の「日の丸扇」の紋が見えます。
法然寺は延元元年(670年前)に建てられ佐竹氏の保護を受けた浄土宗のお寺です。
法然寺法然寺










道の駅もてぎプラザ「城山公園」を参考にさせていただくと
茂木氏・茂木城・城山公園は
○建久3年(1192年)宇都宮宗綱の弟八田知家が築城し、茂木氏と称しました。
○永享12年(1440年)茂木氏は、足利尊氏、鎌倉公方に従い、鎌倉公方足利持氏の子春王丸、安王丸が茂木城に挙兵し、結城合戦の因となります。
○永禄9年(1556年)佐竹義重に攻められ落城。以後佐竹氏に従いました。
○天正13年(1585年)北条氏政に攻められ落城。
○慶長7年(1602年)佐竹氏が出羽に転封されると、茂木氏も随身して仙北郡横手に移りました

cjs0188 at 10:10|PermalinkComments(0)

2008年09月18日

中秋の名月と河井獅子舞

栃木県茂木町のお祭りですが、美しい姫様の哀れに引かれて、何度も撮影に行きます。
開催日:平成20年9月15日10時から
場 所:茂木町河井地区
八幡神社境内:午前10時から
長寿寺境内:午後2時から

獅子舞(ささら)の由来
 伝説によると、900年前「後三年の役」がおこり、源義家(八幡太郎義家)は奥州征伐の途中この河井に立ち寄り、源氏の守護神である八幡神を勧請し社殿を再建したと言われています。
 この時都から共に下ってきた長寿姫を、戦場に赴かせるのは忍びないとして、長寿寺を建立し、ここに長寿姫を残し東北へ出陣しましたが、中秋の名月の夜 別れの宴に神楽を舞わせ姫との別離を惜しみました。
 その後、長寿姫は義家の帰りを待ちわびながら、病を得て帰らぬ人となり、以来この哀れな姫を慰めるため、村人が獅子舞を舞うことになったといわれています。

ああ悲しいかな、伝説とはいえ華やかな都から遥か遠くはなれた東国に一人残されたわびしさ、愛しい人を待ちわびて不帰の人となり、果てた姫様の心情・・・。

河井獅子舞1河井獅子舞1







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河井獅子舞1河井獅子舞1







河井獅子舞1河井獅子舞1

cjs0188 at 00:54|PermalinkComments(0)
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