抜頭

2010年11月08日

西福寺十夜大法要(1)舞楽奉納 抜頭

西福寺十夜大法要(1)舞楽奉納 抜頭
◆開催日時:[2010]平成22年11月6(土)〜10日(水) 
◆開催場所:西福寺(さいふくじ) 東茨城郡大洗町磯浜町5298

十夜法要」とは全国の寺院で行なわれる念仏会(ねんぶつえ)で「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいわれ、旧暦の10月5日の夜から15日の朝まで、十日十夜に渡って法要が行われます。(西福寺では法要も5日間と短縮されています。)
「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれています。

舞楽奉納 抜頭11月8日午後7:00〜7:15
 ワシ鼻、黒赤色の恐ろしい顔の面をつけ、天に向かって両手で掻きむしるような仕草で舞う様は、歓喜の姿を表現したものか、嫉妬心を表現したものか、いずれにしてもすさまじい舞い姿です。楽曲もテンポが速く激しく嵐を表現した如く響きます。

鹿島神宮や笠間稲荷神社で行なわれる「舞楽祭」の折に見た、雅な舞を想像していたものとは対極にある舞でした。

「抜頭」とは天平年間(729〜749)に、唐から日本に伝えられた曲目です。
 猛獣に親を殺された胡人(こじん)の子が、山野にその猛獣をさがし求め、ついに親の仇を討ち、歓喜する姿を表現したものといわれています。
また、一説には嫉妬に狂った唐の妃が髪をかきむしる姿を舞にしたともいわれています。
(「楽曲解説(唐楽の部・太食調)」より)

西福寺大法要10-11-08抜頭西福寺大法要10-11-08抜頭







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cjs0188 at 17:29|PermalinkComments(0)
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