常行三昧会
2010年09月28日
西蓮寺の仏たて永代供養(2)常行三昧会
西蓮寺の仏たて永代供養(2)常行三昧会
◆開催日時:[2010]平成22年9月
24日(金)午前12闢時より 開闢(かいびゃく)法要
練り行列があります。
27日(月)午前12闢時より 中回向
練り行列があります。
30日(木)午前12闢時より 結願法要
◇開催場所:西蓮寺(さいれんじ) 常陸高野
行方市西蓮寺504
◇問合わせ:電話0299−56−0107
午前12時からの法要のあと、常行三昧会がはじまり、四人の若い僧侶が常行堂内の阿弥陀仏の周りをゆっくりと歩きながら読経し、阿弥陀仏の正面では拝礼してのち立行読経を続けます。2時間おきに後退しながら七日七夜途切れることなく読経が続けられます。
常行三昧会
西蓮寺の伝統行事である常行三昧会(じょうぎょうざんまいえ)は、寛治年間(1087〜94)に地元の長者が比叡山より移したものとされ、西蓮寺の末寺、門徒寺の僧侶が常行堂に集まり、9月24日〜30日の七日七夜・昼夜普段にわたって堂内を回りながら独特の節回しで立行読経する大法要である。
初日、中日、末日には、境内で学頭寺の名残を彷彿とさせる雅な籠(かご)行列が見られる。また「常陸高野」と呼ばれるように、この法要は「仏立て」と言われ、宗旨の別なく近郷近在はもとより遠隔地から新仏の供養に参詣人が訪れる。そしてこの期間には現在も市が開かれ賑わいを見せている。 玉造町指定無形民俗文化財 平成17年3月 玉造町教育委員会
(現地案内板による)旧玉造町→現行方市
「三昧」「常座三昧」「常行三昧」
「三昧」とは「心を静めて一つの対象に集中し心を散らさぬ状態、あるいはその状態に至る修練」をいい、正統的な仏教の三昧には「常座三昧」「常行三昧」という行がある。
現在も比叡山で行われている「常座三昧」とは、90日間、眠気を覚ますための歩行、食事、トイレ以外は結跏正座して堂に籠もる行であり、「常行三昧」とは90日間、堂に籠もり念仏を唱え、阿弥陀佛を廻り一日20時間以上歩き続ける。座臥することなく1メートル四方の縄床で2時間の仮眠のみ許される。
雅な籠(かご)行列・練り行列9月24日撮影
法要の開始時(12:00)本堂から常行堂へ行列、法要終了時(12:50)常行堂から本堂へ5分間ほどの雅な行列を見物することができます。
拍子木を先頭に役員、荷役、ホラ貝、末寺・門徒寺の僧侶、住職ののった籠が続きます。籠は前後2人づつで荷い赤い大きな番傘をかざしています。
僧侶の法衣は赤、紫、緑、しいにび色など様々カラフルであることに感心しました。
また奉仕者7人の白い衣装に黒い烏帽子は、金砂大祭礼の折の神輿の担ぎ役と同様で、平安時代の形式といわれています。






◆開催日時:[2010]平成22年9月
24日(金)午前12闢時より 開闢(かいびゃく)法要
練り行列があります。
27日(月)午前12闢時より 中回向
練り行列があります。
30日(木)午前12闢時より 結願法要
◇開催場所:西蓮寺(さいれんじ) 常陸高野
行方市西蓮寺504
◇問合わせ:電話0299−56−0107
午前12時からの法要のあと、常行三昧会がはじまり、四人の若い僧侶が常行堂内の阿弥陀仏の周りをゆっくりと歩きながら読経し、阿弥陀仏の正面では拝礼してのち立行読経を続けます。2時間おきに後退しながら七日七夜途切れることなく読経が続けられます。
常行三昧会
西蓮寺の伝統行事である常行三昧会(じょうぎょうざんまいえ)は、寛治年間(1087〜94)に地元の長者が比叡山より移したものとされ、西蓮寺の末寺、門徒寺の僧侶が常行堂に集まり、9月24日〜30日の七日七夜・昼夜普段にわたって堂内を回りながら独特の節回しで立行読経する大法要である。
初日、中日、末日には、境内で学頭寺の名残を彷彿とさせる雅な籠(かご)行列が見られる。また「常陸高野」と呼ばれるように、この法要は「仏立て」と言われ、宗旨の別なく近郷近在はもとより遠隔地から新仏の供養に参詣人が訪れる。そしてこの期間には現在も市が開かれ賑わいを見せている。 玉造町指定無形民俗文化財 平成17年3月 玉造町教育委員会
(現地案内板による)旧玉造町→現行方市
「三昧」「常座三昧」「常行三昧」
「三昧」とは「心を静めて一つの対象に集中し心を散らさぬ状態、あるいはその状態に至る修練」をいい、正統的な仏教の三昧には「常座三昧」「常行三昧」という行がある。
現在も比叡山で行われている「常座三昧」とは、90日間、眠気を覚ますための歩行、食事、トイレ以外は結跏正座して堂に籠もる行であり、「常行三昧」とは90日間、堂に籠もり念仏を唱え、阿弥陀佛を廻り一日20時間以上歩き続ける。座臥することなく1メートル四方の縄床で2時間の仮眠のみ許される。
雅な籠(かご)行列・練り行列9月24日撮影
法要の開始時(12:00)本堂から常行堂へ行列、法要終了時(12:50)常行堂から本堂へ5分間ほどの雅な行列を見物することができます。
拍子木を先頭に役員、荷役、ホラ貝、末寺・門徒寺の僧侶、住職ののった籠が続きます。籠は前後2人づつで荷い赤い大きな番傘をかざしています。
僧侶の法衣は赤、紫、緑、しいにび色など様々カラフルであることに感心しました。
また奉仕者7人の白い衣装に黒い烏帽子は、金砂大祭礼の折の神輿の担ぎ役と同様で、平安時代の形式といわれています。






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