二人三番叟

2008年03月17日

子ども民俗芸能交流会 人形浄瑠璃みらい座 二人三番叟

文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
第一回子ども民俗芸能交流会
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時50分から午後3時
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
     桜川市羽田989−1

真壁小学校 人形浄瑠璃みらい座「子ども二人三番叟」
 ・・・よろこびありやよろこびありや・・・めでたけれ・・・
人形遣いは主遣い、左遣い、足遣い3人の息があって芸の見せどころをうまくできました。
三味線は5人の調子がそろってお見事、太夫は台本を見ないで義太夫節を最後まで語り終えたことはすばらしい、しっかり勉強してきたことがうかがわれます。

二人三番叟
天下泰平、五穀豊穣を祈願するご祝儀の舞で、浄瑠璃の幕開けの舞として最初に行われます。
能の「翁」と狂言方が舞う「三番叟」を義太夫節にしたものです。
三番叟はまず四方と中央を清め、太夫の語りにのってにぎやかに舞います。
やがて鈴を持って四方に種を蒔く頃から舞に疲れて休む三番叟、それを無理矢理立たせる三番叟、ともにユーモラスに最後は揃ってめでたく舞納めます。

詳細写真データや「二人三番叟の床本」については「ぎゅうちゃんのお祭り写真帖」をご覧ください。

それ豊秋津洲の大日本
国常立の尊より天津神七世の後
地神の始め天照らす御神
おさえおさえ おお悦びありや悦びありや
わがこの所よりも他へはやらじぞと思う

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ式三の故実にて 
三日これを舞うとかや
柳は緑花は紅
数々や浜の真砂は尽きるとも
尽きせぬ和歌ぞ敷島の
神の教えの国津民
治まる御代こそめでたけれ

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