久慈漁港の秋シラス漁

2008年09月13日

久慈漁港の秋シラス漁

久慈浜漁港では秋シラスの水揚げが盛んに行われています。

 夜明け頃出漁、漁場は平潟港沖、午前10時30分頃には次々と帰港し水揚げ作業、11時から競りにかけられます。
水揚げ作業はかあちゃんたちの仕事、シラスの入った重さ25kgのカゴを船から引き揚げ、かぎの手で引っ張って市場に並べます。
一船で20カゴほど水揚げ、キロ単価600円とすると30万円の水揚げに額に計算されますが、燃料代高騰のおり、船や網の経費、手数料などを差し引くと手元に残る額はわずかだといいます。
 
 シラスはイワシ類の稚魚の総称で、主にカタクチイワシの稚魚でボウズシラスといいます。茨城沿岸漁業漁獲量の多くを占め、2月から7月に獲れるのを春シラス、8月から12月に獲れるものを秋シラスと呼んでいます。

 久慈漁港で水揚げされるシラスは日立市内の水産加工業者により加工され「久慈浜しらす」のブランド名で販売されます。日立おさかなセンターなどで取り扱っています。
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