下妻市
2010年09月14日
タバンカ祭(3)バタンバタン!
タバンカ祭(3)バタンバタン!
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756
火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。
神事
午後7時花火の合図とともに拝殿では氏子所役が着座したのち、宮司により祝詞奏上、お祓い、玉串奉奠、お神酒頂戴などの神事が行なわれます。
この祭りは別名「冬瓜まつり」とも言われ、神前に冬瓜の煮物と白いご飯を供えます。
さらに御神前に巴型に並べられた畳4枚とその中央の鍋蓋の上の素焼きの杯(カワラケ)に、ご飯と冬瓜の煮物を一つづつ盛り付け、玉串拝礼の後、太鼓の音に乗って祭りの所役である白装束の氏子青年7名が畳や鍋蓋ごとカワラケを拝殿前に放り投げます。
カワラケを拾った人は病気をしないといわれ、集まった人々が競って拾います。私も破片を2個拾いました、ご利益ご利益。
次にあらかじめ拝殿前に供えられた麦わら製の大松明に点火する動作に入ります。
神前の御灯明の火をロウソクに移し、さらに大王松の松葉の束に点火、所役二人が抱えた大松明を中央で交差させここに松葉の炎をかざすとたちまちのうちに火炎に包まれ、これを門前のかがり火が炊かれている位置まで抱えて運びます。
畳と鍋蓋
門前に投げられた大松明にさらにワラ束を投入すると火炎は渦を巻き、激しく燃え上がり、7人の所役(畳4名、鍋蓋1名、松明2名)は火炎を囲んで、火を消す動作を行ないます。
実際に火を消すのではなく、火の回りで畳(一畳の四分の一)を背負い投げの仕草で石畳を叩き付け、力いっぱい鍋蓋を打ち付けます。はずみで鍋蓋が見物人まではねる時があるので注意が必要です。
松明が燃え尽き祭りが終わるまでの一時間は八幡太鼓が勇壮な響きを境内に満たします。
「タバンカ祭」の名の起こり
「タバンカ祭」のその起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756
火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。
神事
午後7時花火の合図とともに拝殿では氏子所役が着座したのち、宮司により祝詞奏上、お祓い、玉串奉奠、お神酒頂戴などの神事が行なわれます。
この祭りは別名「冬瓜まつり」とも言われ、神前に冬瓜の煮物と白いご飯を供えます。
さらに御神前に巴型に並べられた畳4枚とその中央の鍋蓋の上の素焼きの杯(カワラケ)に、ご飯と冬瓜の煮物を一つづつ盛り付け、玉串拝礼の後、太鼓の音に乗って祭りの所役である白装束の氏子青年7名が畳や鍋蓋ごとカワラケを拝殿前に放り投げます。
カワラケを拾った人は病気をしないといわれ、集まった人々が競って拾います。私も破片を2個拾いました、ご利益ご利益。
次にあらかじめ拝殿前に供えられた麦わら製の大松明に点火する動作に入ります。
神前の御灯明の火をロウソクに移し、さらに大王松の松葉の束に点火、所役二人が抱えた大松明を中央で交差させここに松葉の炎をかざすとたちまちのうちに火炎に包まれ、これを門前のかがり火が炊かれている位置まで抱えて運びます。
畳と鍋蓋
門前に投げられた大松明にさらにワラ束を投入すると火炎は渦を巻き、激しく燃え上がり、7人の所役(畳4名、鍋蓋1名、松明2名)は火炎を囲んで、火を消す動作を行ないます。
実際に火を消すのではなく、火の回りで畳(一畳の四分の一)を背負い投げの仕草で石畳を叩き付け、力いっぱい鍋蓋を打ち付けます。はずみで鍋蓋が見物人まではねる時があるので注意が必要です。
松明が燃え尽き祭りが終わるまでの一時間は八幡太鼓が勇壮な響きを境内に満たします。
「タバンカ祭」の名の起こり
「タバンカ祭」のその起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
cjs0188 at 19:30|Permalink│Comments(0)│
2010年09月13日
タバンカ祭(2)神事 カワラケを投げる
タバンカ祭(2)神事 カワラケを投げる
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756
「タバンカ祭」の名が起こり
火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。
午後7時花火の合図とともに拝殿では氏子所役が着座したのち、宮司により祝詞奏上、お祓い、玉串奉奠、お神酒頂戴などの神事が行なわれます。
この祭りは別名「冬瓜まつり」とも言われ、神前に冬瓜の煮物と白いご飯を供えます。
さらに御神前に巴型に並べられた畳4枚とその中央の鍋蓋の上の素焼きの杯(カワラケ)に、ご飯と冬瓜の煮物を一つづつ盛り付け、玉串拝礼の後、太鼓の音に乗って祭りの所役である白装束の氏子青年7名が畳や鍋蓋ごとカワラケを拝殿前に放り投げます。
カワラケを拾った人は病気をしないといわれ、集まった人々が競って拾います。私も破片を2個拾いました、ご利益ご利益。
次にあらかじめ拝殿前に供えられた麦わら製の大松明に点火する動作に入ります。
神前の御灯明の火をロウソクに移し、さらに大王松の松葉の束に点火、所役二人が抱えた大松明を中央で交差させここに松葉の炎をかざすとたちまちのうちに火炎に包まれ、これを門前のかがり火が炊かれている位置まで抱えて運びます。
「タバンカ祭」のその起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756
「タバンカ祭」の名が起こり
火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。
午後7時花火の合図とともに拝殿では氏子所役が着座したのち、宮司により祝詞奏上、お祓い、玉串奉奠、お神酒頂戴などの神事が行なわれます。
この祭りは別名「冬瓜まつり」とも言われ、神前に冬瓜の煮物と白いご飯を供えます。
さらに御神前に巴型に並べられた畳4枚とその中央の鍋蓋の上の素焼きの杯(カワラケ)に、ご飯と冬瓜の煮物を一つづつ盛り付け、玉串拝礼の後、太鼓の音に乗って祭りの所役である白装束の氏子青年7名が畳や鍋蓋ごとカワラケを拝殿前に放り投げます。
カワラケを拾った人は病気をしないといわれ、集まった人々が競って拾います。私も破片を2個拾いました、ご利益ご利益。
次にあらかじめ拝殿前に供えられた麦わら製の大松明に点火する動作に入ります。
神前の御灯明の火をロウソクに移し、さらに大王松の松葉の束に点火、所役二人が抱えた大松明を中央で交差させここに松葉の炎をかざすとたちまちのうちに火炎に包まれ、これを門前のかがり火が炊かれている位置まで抱えて運びます。
「タバンカ祭」のその起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
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2010年09月12日
タバンカ祭(1)一つ目のワラ人形
タバンカ祭(1)一つ目のワラ人形
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756
「タバンカ祭」の名が起こり
火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。
その起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
「一つ目のワラ人形」の伝説
昔むかし大宝沼に大きな白蛇がすんでいていました。
秋になると白蛇が大宝近郊の家の屋根に白羽の矢を立てます。
その家では娘を白蛇に差し出さなければなりません。
差し出さなければ白蛇の怒りにふれ大嵐大洪水などにより農作物が獲れなくなります。
近郊の人たちが集まって考えた末、「一つ目のワラ人形」を作って白蛇に差し出しました。
白蛇はびっくりして大宝沼から姿を消してしまいました。その後村々は豊かな稔りが続いたとことです。
9月15日秋の大祭(大宝まち)の夜神事が行なわれ、ワラ人形に一つ目を入れて後、川に流す。
ワラ人形の足の指、手の指まで丁寧に作られています。
(左)タバンカ祭は別名「冬瓜まつり」とも呼ばれ、冬瓜の煮物と白ご飯を神前に献ずる。
(右)松明に御灯明から火を移す際に使われる大王松の松葉
◆開催日時:[2010]平成22年9月12日(日)・14日(火)午後7:00〜8:30
◇開催場所:大宝八幡宮
茨城県下妻市大宝667
◇問合わせ:0296-44-3756
「タバンカ祭」の名が起こり
火は、古代から神聖な存在とされ信仰の対象としてあがめられ、真壁の「かったて祭り」福島県須賀川の「松明あかし」など松明をテーマにした様々なお祭りが行なわれている中で、大宝八幡宮のタバンカ祭はまったくの奇祭といっていい、ここでしか見られない火祭です。
その起源は応安3年(1370年)に大宝寺別当の賢了院が出火した際に、畳と鍋蓋を使って火を消し止めたという故事に因んでいます。
この祭りでは燃え上がる御神火の周りを囲んだ氏子の若者7人が、畳や鍋蓋をバタンバタンと石畳に叩きつけるそのすさまじい音から「タバンカ祭」の名が起こったといわれています。
「一つ目のワラ人形」の伝説
昔むかし大宝沼に大きな白蛇がすんでいていました。
秋になると白蛇が大宝近郊の家の屋根に白羽の矢を立てます。
その家では娘を白蛇に差し出さなければなりません。
差し出さなければ白蛇の怒りにふれ大嵐大洪水などにより農作物が獲れなくなります。
近郊の人たちが集まって考えた末、「一つ目のワラ人形」を作って白蛇に差し出しました。
白蛇はびっくりして大宝沼から姿を消してしまいました。その後村々は豊かな稔りが続いたとことです。
9月15日秋の大祭(大宝まち)の夜神事が行なわれ、ワラ人形に一つ目を入れて後、川に流す。
ワラ人形の足の指、手の指まで丁寧に作られています。
(左)タバンカ祭は別名「冬瓜まつり」とも呼ばれ、冬瓜の煮物と白ご飯を神前に献ずる。
(右)松明に御灯明から火を移す際に使われる大王松の松葉
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