桜川市

2012年04月13日

雨引観音でマダラ鬼神祭が行われました。

祭り名;マダラ鬼神祭
寺院名;雨引山楽法寺(雨引観音)

場 所 :茨城県桜川市木本
開催日 :[2012]平成24年04月08日(日)午前11時〜午後12時00分
天 候 :晴れ 暖かい 桜ソメイヨシノはまだ未開花、河津桜が8分咲き

○マダラ鬼神登場
午前11時になると楼門から行列が石段を登りはじめます。

行列の順序
1.僧侶1人
2.金棒持ち2人
3.ほら貝1人
4.けん族といわれる白鬼、赤鬼、茶鬼、緑鬼、紫鬼が手に松明を持って石段をのぼり、結界を通過後本堂に上がります。
5.のぼり2本
6.稚児(女子)5人。かわいい稚児たちも無事に石段を登りきり、多宝塔前にお座りしました。
7.ドラと鉦2人
8.寺侍15人
9.カゴ4人
10.行列が登りきったあとマダラ鬼神が石段を登り、境内の結界に入ります。

○柴燈護摩供養 
 竹矢来の内側には、柴燈護摩壇がすえられ、そのまわりに檀家の人々や鬼神が並びます。
導師の続経の声、檀家代表のあいさつ、太鼓の響き、導師が抜刀してお祓い、護摩壇に点火、白煙もくもく、燃え盛る炎に塩をまいて供養、檀家の人々のお参り、護摩木を炊くなどの所作が行われました。
この所作には厄除け、悪魔祓い、招福の願いが込められています。

○鬼踊り
護摩祈祷が終ると、導師、僧侶は本堂へ。
摩多羅鬼神と赤鬼、白鬼など5人の眷属(けんぞく)は護摩壇の周りに位置取りし、手に持った松明に護摩壇の火を採火します。

この火のついた松明を振りかざしながら踊るわけですが、その動作は斧で木を切る動作を模しています。
摩多羅鬼神が「ドム」、鬼は「ホイ」と掛け声をかけながら、松明を振り上げ振り下ろし木を切る所作を行います。(「アバラーとも言っているようですが良くわからない鬼語です。)

1回の動作が終ると60度移動し、同じ動作を行います。
これを3回180度の動作で踊りは終わり、松明を消して本堂へあがります。

○破魔矢
この祭りのクライマックスはやはり朱塗りの本堂の回廊から摩多羅鬼神たちが放つ破魔矢。
四苦を意味する49本の破魔矢を観客の頭上高く弓を引き放ちます。
鬼が5人と摩多羅鬼神 合わせて6人×8本=48本。残る1本は摩多羅鬼神が最後に放ちます。
破魔矢を拾って持ち帰ると無病息災、家内安全に御利益があるとされ、人々は競い合ってこの破魔矢を拾うことに力を注ぎます。

マダラ鬼神祭12-04-08鬼の行列マダラ鬼神祭12-04-08鬼の行列






マダラ鬼神祭12-04-08鬼の行列マダラ鬼神祭り12-04-08ゴマ炊き






マダラ鬼神祭り12-04-08ゴマ炊きマダラ鬼神祭り12-04-08ゴマ炊き






マダラ鬼神祭り12-04-08ゴマ炊きマダラ鬼神祭り12-04-08ゴマ炊き

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2009年04月01日

4月12日雨引観音摩多羅鬼神祭

雨引観音摩多羅鬼神祭が開催されます。

開催日時:平成21年4月12日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木一番地(旧大和村)

 日本の二大摩鬼神祭の一つといわれる雨引観音の伝統の行事「摩多羅鬼神祭」が昨年8年ぶりに復活し、今年も開催されます。

マダラ鬼神祭の由緒については「ぎゅちゃんのお祭り写真帖・マダラ鬼神祭」をご覧ください。

摩多羅鬼神と赤鬼、白鬼など5人の眷属(けんぞく)は護摩壇の周りに位置取りし、手に持った松明に護摩壇の火を採火します。
この火のついた松明を振りかざしながら踊るわけですが、その動作は斧で木を割る動作を模しています。
摩多羅鬼神が「ドム」、鬼は「ホイ」と掛け声をかけながら、松明を振り上げ振り下ろし木を割る所作を行います。
1回の動作が終ると60度移動し、同じ動作を行います。これを3回180度の動作で踊りは終わり、松明を消して本堂へ上がります。

(2008-4-13撮影データ)
雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り






雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り






雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り

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2009年01月01日

1月3日鍬の祭り(桜川市)

1月3日鍬の祭り(桜川市)
桜川市(旧真壁郡大和村)大国玉 大国玉神社
問い合わせは太田宮司(0296・58・5436)

今年の豊作を神に祈願する伝統の神事が行われます。

1月3日昼過ぎ:鍬打祭(鍬の祭り)
 家内安全と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した田遊びの神事で芸能はありません。
境内に榊(さかき)の小枝を敷き、3・6メートル四方の斎場を設け、竹を四方に立ててしめ縄を張り、田圃とし翁(おきな)の面を着けた宮司が、枝分かれした榊を鍬に見立てて、田おこし、あぜつくり、種まき、苗とり、田植えなど言葉を唱えながら一連の農作業の仕草をし、今年の豊作を神に祈願する伝統の行事です。

1月4日早朝:さやど廻(めぐ)り祭
  宮司を先頭に榊にしめ飾りをしたご神体を数人でかつぎ、太鼓をたたきながら集落約8キロを巡ります。

(写真は2005-01-03撮影データ)
大和村鍬の祭05-01-03大和村鍬の祭05-01-03






大和村鍬の祭05-01-03大和村鍬の祭05-01-03






大和村鍬の祭05-01-03大和村鍬の祭05-01-03

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2008年12月19日

加波山本宮火渉祭

開催日:2008年12月21日(日)
    12:30〜15:00
場 所:加波山三枝祇神社
    桜川市真壁町長岡 
    電話0296−55−1012

加波山には「加波山神社」と「加波山三枝祇(かばさんさえなずみ)神社」の二つの神社がありますが、「加波山三枝祇神社」の祭りで冬至の日に行われます。
善男善女が、厄除け無病息災を祈願し素足で火渡りをします。

加波山火渉祭波山本宮火渉祭






加波山火渉祭加波山火渉祭






加波山火渉祭加波山火渉祭

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2008年12月05日

雨引の里と彫刻2008(4)ー木の果実ー

2008年9月28日(日)から11月30日(日)
桜川市の里山と田園にて

雨引の里と彫刻2008(4)安田正子・植物のかたちー木の果実ー 素材:欅 畑の中に設置
大きなかぼちゃが広い空間にゴロン、筑波山雨引山とのコラボレーションが良く似合う。
雨引観音の里と彫刻07木の果実雨引観音の里と彫刻07木の果実






雨引観音の里と彫刻07木の果実雨引観音の里と彫刻07木の果実






おまけ・・わら宝殿
神社の建物が見あたらないけど畑の中に鳥居が立つ。
右手の大樹の根元にはわら宝殿が祀られていました。
雨引観音の里と彫刻(11)わら宝殿雨引観音の里と彫刻(11)わら宝殿






わら宝殿は、藁と竹で作られ刻印のない石ころをご神体にした素朴な氏神様で、原始的な信仰の形かと思われます。
(常陸太田市金砂郷地区にも1ヶ所あります。)
雨引観音の里と彫刻(11)わら宝殿雨引観音の里と彫刻(11)わら宝殿

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2008年12月04日

雨引の里と彫刻2008(3)高梨裕理・水

2008年9月28日(日)から11月30日(日)
桜川市の里山と田園にて

雨引の里と彫刻2008(3)高梨裕理・水 素材:楠 畑の向こうに設置
いたずらか芸術か、きれいだった大木の肌が蜂の巣状になってしまった。
思いもつかないアイデアです。
雨引観音の里と彫刻高梨裕理・水雨引観音の里と彫刻高梨裕理・水






雨引観音の里と彫刻高梨裕理・水雨引観音の里と彫刻高梨裕理・水







おまけ・・・気になった自然の造形
大きなスズメバチの巣と大木の切り株
雨引観音の里と彫刻高梨裕理・水雨引観音の里と彫刻高梨裕理・水

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2008年12月03日

雨引の里と彫刻2008(2)ぼくたちのきおく

2008年9月28日(日)から11月30日(日)
桜川市の里山と田園にて

雨引の里と彫刻2008(2)いしばしめぐみ/ぼくたちのきおく 素材:FRP 公民館の庭に設置
かわいいのか不気味なのか、おもしろいのか異様なのか。
雨引観音の里と彫刻)06いしばしめぐみ雨引観音の里と彫刻)06いしばしめぐみ






雨引観音の里と彫刻)06いしばしめぐみ雨引観音の里と彫刻)06いしばしめぐみ







雨引観音の里と彫刻)06いしばしめぐみ雨引観音の里と彫刻)06いしばしめぐみ

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2008年12月02日

雨引の里と彫刻2008(1)Circle

2008年9月28日(日)から11月30日(日)
桜川市の里山と田園にて

雨引の里と彫刻2008(1)大月孝之・Circle 素材:鉄 河川敷に設置
 収穫の終わった田んぼが広がり、回りに筑波山や雨引山の山々が連なるその中心に置かれた直径3メートルの鉄管は、異質な空間を作っているにもかかわらず、破れた鉄管の中に筑波山を遠景に入れて撮りたくなるのは、この作品の力かと思われます。
雨引観音の里と彫刻08-10-25(10)10大月孝之・Circle雨引観音の里と彫刻08-10-25(10)10大月孝之・Circle





 この巨大なオブジェはどこで作られどのように運ばれてきたのでしょうか、芸術家とは不思議な発想ができいるんですね。
また、今まさに倒れそうなただ一点で支持された静と動のバランスをも表現しているようにも思われます。
雨引観音の里と彫刻08-10-25(10)10大月孝之・Circle雨引観音の里と彫刻08-10-25(10)10大月孝之・Circle

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2008年04月22日

名勝桜川のさくらまつり 岩瀬嫂舞会

名勝桜川のさくらまつり
平成20年4月13日(日)午前10時から
場所:磯部桜川公園
主催:桜川市観光協会 共催:桜川市・岩瀬商工会

一週間前のデータを後出しいたします。次回お出かけの参考にしてください。

名勝桜川のさくらまつりは和気あいあい、みんなが楽しんでいる雰囲気が感じられました。
ステージでは歌謡ショーやよさこいソーランが披露され、観客は手拍子で応援している様子が気心のしれた町内会の集まりのようでした。

岩瀬嫂舞会は楽しく踊って 美しく痩せちゃおう!をテーマによさこいソーランを踊っています。
桜川の桜まつり嫂舞会桜川の桜まつり嫂舞会






桜川の桜まつり嫂舞会桜川の桜まつり嫂舞会

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2008年04月19日

摩多羅鬼神祭 まき餅

雨引観音摩多羅鬼神祭
開催日時:平成20年4月13日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木(旧大和村)

 今回の摩多羅鬼神祭のデータ公開はこれで終りますが、興味を抱かれた方は来年ぜひ見にいって、破魔矢や餅拾いなどを体験されるとおもしろいと思います。

 祭りの締めはまき餅。
破魔弓は49本と数少なかったけれど、お餅はもっとたくさんの人に福を分けてあげられる、「こっち、こっち!」と手がのびます。
餅拾いの時の人々のエネルギーはすごいものがありまして、その形相を傑作におさめたいと思っていますがなかなかものにできません。
雨引観音マダラ鬼神祭餅まき雨引観音マダラ鬼神祭まき餅






お餅は直径5センチ重さ40グラム、紅1個、白2個がビニール袋に入って、福にドロがつかないようにとの配慮がなされています。
雨引観音マダラ鬼神祭まき餅雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊きの後






餅拾いの喧噪が静まると解散! なごりおしい人は健康を願って護摩壇の白煙を手でかざします。
多宝塔の回廊では稚児たちが鬼さんと記念撮影、よい思い出になることでしょう。
雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊きの後雨引観音マダラ鬼神祭稚児と鬼

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2008年04月18日

摩多羅鬼神祭 破魔矢

雨引観音摩多羅鬼神祭
開催日時:平成20年4月13日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木(旧大和村)

この祭りのクライマックスはやはり朱塗りの本堂の回廊から摩多羅鬼神たちが放つ破魔矢。
四苦を意味する49本の破魔矢を観客の頭上高く弓を引き放ちます。
鬼が5人と摩多羅鬼神 合わせて6人×8本=48本。残る1本は摩多羅鬼神が最後に放ちます。

破魔矢を拾って持ち帰ると無病息災、家内安全に御利益があるとされ、人々は競い合ってこの破魔矢を拾うことに力を注ぎます。
回廊のすぐ下の掲示板の影で幼い女の子二人が「わたしにもちょうだ〜い、こっちこっち。」と手を振っていましたが、ちょっとあぶないですね。

○四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における苦しみの分類。
根本的な苦しみを生・老・病・死の四苦とし、四苦に加え、愛別離苦(あいべつりく、愛するものと分かれなければならない苦しみ)、怨憎会苦(おんぞうえく、憎んでいる対象に出会う苦しみ)、求不得苦(ぐふとくく、欲しいものが得られない苦しみ)、五蘊盛苦(ごうんじょうく、心身の機能が活発なため起こる苦しみ)の四つを加えて八苦という。(ウィキペディアより)
雨引観音マダラ鬼神祭破魔矢雨引観音マダラ鬼神祭破魔矢






雨引観音マダラ鬼神祭破魔矢雨引観音マダラ鬼神祭破魔矢







雨引観音マダラ鬼神祭破魔矢雨引観音マダラ鬼神祭破魔矢

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2008年04月17日

摩多羅鬼神祭 鬼踊り

雨引観音摩多羅鬼神祭
開催日時:平成20年4月13日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木(旧大和村)

 日本の二大摩鬼神祭の一つといわれる雨引観音の伝統の行事「摩多羅鬼神祭」が8年ぶりに復活し、少雨寒冷な気温ながら行われました。


マダラ鬼神祭の由緒については「ぎゅちゃんのお祭り写真帖・マダラ鬼神祭」をご覧ください。

護摩祈祷が終ると、導師、僧侶は本堂へ。
摩多羅鬼神と赤鬼、白鬼など5人の眷属(けんぞく)は護摩壇の周りに位置取りし、手に持った松明に護摩壇の火を採火します。
この火のついた松明を振りかざしながら踊るわけですが、その動作は斧で木を切る動作を模しています。
摩多羅鬼神が「ドム」、鬼は「ホイ」と掛け声をかけながら、松明を振り上げ振り下ろし木を切る所作を行います。
1回の動作が終ると60度移動し、同じ動作を行います。これを3回180度の動作で踊りは終わり、松明を消して本堂へあがります。

実に簡単、6時間待っていた割りにはあっけなく、良いショットを撮る間なく展開していきます。

これは祭りではありますが護摩祈祷のうちのひとつの所作であって、庶民の祭りのような芸能ではないと考えられます。
(東金砂神社の田楽のうち「三鬼舞」というのがありますが、これも実に簡単、右に三回左に3回斧や鉄棒を振りかざすだけで終り、原初神事に近い形です。)
雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り






雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り






雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り雨引観音マダラ鬼神祭鬼踊り

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2008年04月16日

摩多羅鬼神祭 柴燈護摩供養

雨引観音マダラ鬼神祭
開催日時:平成20年4月13日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木(旧大和村)

 安産と子育て祈願で知られる雨引山楽法寺(雨引観音)でマダラ鬼神祭が8年ぶりに復活しました。
真壁町大和村岩瀬町の三町村が合併して桜川市が誕生し、マダラ鬼人祭の復活を願う声が高まったためです。

マダラ鬼神祭の由緒については「ぎゅちゃんのお祭り写真帖・マダラ鬼神祭」をご覧ください。

お祭りがはじまる頃には檀家に人々、観客、カメラマンと大勢の人で境内はあふれんばかりになりました。ごった返して思うように記録できませんでしたが、・・・

竹矢来の内側には、柴燈護摩壇がすえられ、そのまわりに檀家の人々や鬼神が並びます。
導師の続経の声、檀家代表のあいさつ、太鼓の響き、導師が抜刀してお祓い、護摩壇に点火、白煙もくもく、燃え盛る炎に塩をまいて供養、檀家の人々のお参り、護摩木を炊くなどの所作が行われました。
 この所作には厄除け、悪魔祓い、招福の願いが込められています。
雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊き鬼神雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊き鬼神






雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊き鬼神雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊き鬼神






雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊き鬼神雨引観音マダラ鬼神祭護摩炊き鬼神

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2008年04月15日

マダラ鬼神祭 マダラ鬼神登場

雨引観音マダラ鬼神祭
開催日時:平成20年4月13日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木(旧大和村)

 安産と子育て祈願で知られる雨引山楽法寺(雨引観音)でめずらしいマダラ鬼神祭が行われました。(取材結果を順次説明いたします。)

マダラ鬼神祭の由緒については「ぎゅちゃんのお祭り写真帖・マダラ鬼神祭」をご覧ください。

雨が降り気温が低く待っていても体が震える、ホッカイロで暖をとりながら待つこと5時間 午前11時になると楼門からマダラ鬼神を先頭に行列が石段を登りはじめます。

最初に境内に登場したのは真っ赤なマダラ鬼神、馬に乗っての登場です。
次にけん族といわれる白鬼、赤鬼、茶鬼、緑鬼、紫鬼が手に松明を持って石段をのぼり、結界を通過後本堂に上がります。
雨引観音マダラ鬼神祭マダラ鬼神雨引観音マダラ鬼神祭マダラ鬼神






雨引観音マダラ鬼神祭マダラ鬼神雨引観音マダラ鬼神祭マダラ鬼神






かわいい稚児たちも無事に石段を登りきり、多宝塔前にお座りしました。
雨引観音マダラ鬼神祭マダラ鬼神雨引観音マダラ鬼神祭マダラ鬼神







さらに寺侍といわれる役目の人々が人垣をかき分けて本堂にあがりました。
雨引観音マダラ鬼神祭寺侍雨引観音マダラ鬼神祭寺侍

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2008年04月14日

名勝桜川のさくらまつり(桜川市) 歌謡ショー

平成20年4月13日(日)午前10時から
場所:磯部桜川公園
主催:桜川市観光協会 共催:桜川市・岩瀬商工会

 桜川市岩瀬地区は日本最古の山桜の名所。
国道50号から眺めるとあちこちの山に山桜の桜色が浮かんで見えます。

公園の山桜は散り始めていますが、遅咲きの山桜や高峯山、富谷山など里山の山桜は15日頃が見頃、20日頃まで楽しめるということでした。

 桜川の桜は古くは紀貫之が歌を詠み、その句碑が桜川磯部稲村神社境内に建てられています。
また世阿弥元清の謡曲「桜川」の舞台にもなりました。
現在日本の桜の多くはソメイヨシノですが、このソメイヨシノが生まれる江戸末期までは、桜と言えば自生種の「山桜」であったわけで、古来「西の吉野」「東の桜川」と並び称される桜の名所でした。
平安時代室町時代にこの常陸の国まで貴族や歌人が牛車に乗って、花見にやってきたのでしょうか、ロマンですね。

 磯部桜川公園や桜川磯部稲村神社などには天然記念物に指定された11種類の桜など約1000本が植えられています。
笠間から岩瀬、真壁一帯は良質な花崗岩の産地ですが、この花崗岩の砂の土質が山桜の性質によく、一帯の里山に山桜が自生していると稲村神社宮司さんの説明でした。

山桜は垂直方向に背が高いので公園の中に入ると下から桜の花を見るようになります。高台から眺めると出葉の色と合わせて山桜の美しさが楽しめます。

下の写真は「長州緋桜」、山桜にも濃い色の品種があることを知りました。
桜川の桜まつり桜川の桜まつり






鈴木あつ子さんによる河内男節などの熱唱です。
桜川の桜まつり桜川の桜まつり

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雨引観音マダラ鬼神祭

開催日時:平成20年4月13日(日)11時から12時30分
場  所:雨引山楽法寺(雨引観音)
桜川市本木(旧大和村)

 安産と子育て祈願で知られる雨引山楽法寺(雨引観音)でめずらしいマダラ鬼神祭が行われました。
京都・広隆寺の摩多羅祭とともに日本二大鬼神祭の一つ雨引観音マダラ鬼神祭が八年ぶりに復活したものです。
(撮影場所を確保するため朝4時起床、水戸経由現地着6時、それでも2番のり。お祭りがはじまると大混雑し、過酷な一日でした。)

ソメイヨシノは散り急ぎ、八重桜は2,3分咲きでほのかな良い色に染まっています。
雨引観音マダラ鬼神祭雨引観音マダラ鬼神祭







多羅鬼神祭に先立ち護摩炊きがおこなわれました。
雨引観音マダラ鬼神祭雨引観音マダラ鬼神祭






四苦を払うという意味で49本の矢が放たれ、我先にと矢を拾う人々でごった返しています。
雨引観音マダラ鬼神祭雨引観音マダラ鬼神祭






鬼神と稚児の記念撮影。
たまにはカメラマンも餅拾い、御利益。
雨引観音マダラ鬼神祭雨引観音マダラ鬼神祭

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2008年03月19日

雨引山楽法寺の孔雀もお見事

桜川市本木(旧大和村)の雨引山楽法寺では河津桜の下で孔雀がその羽を広げてるときがあります。(平成20年3月16日撮影)

本堂周辺の境内に雄鶏2羽、雌鳥3羽が放し飼いにされていて、人馴れしています。
雌鳥が近づくとその羽を大きく広げ、シャラシャラッと揺さぶりながら踊ります。

(雨引山楽法寺では4月13日に,10年ぶりに摩多羅鬼人祭・マダラキジンサイが行なわれます。京都・広隆寺の摩多羅祭とともに日本二大鬼人祭として珍しいお祭りです。)


雨引観音08-03-16クジャク雨引観音08-03-16クジャク






雨引観音08-03-16クジャク雨引観音08-03-16クジャク

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2008年03月18日

雨引山楽法寺の桜咲く

桜川市本木(旧大和村)の雨引山楽法寺では早咲きの河津桜(カワヅサクラ)と修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)が8、9分咲きです。(平成20年3月16日撮影)
花の少ないこの時期にうれしい花見ができます。今週末も見頃かと予想されますのでおでかけください。

 雨引山楽法寺への昇りの県道脇にも咲いています。
鐘楼脇の桜は修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)でまっすぐ高く伸びた幹に花がついています。鐘楼を黒いバックにして撮影するとよい写真が撮れます。

 本堂脇の桜は河津桜(カワヅサクラ)で、朱塗りの本堂をバックにいい色をしています。
雨引観音08-03-16河津桜雨引観音08-03-16河津桜






雨引観音08-03-16河津桜雨引観音08-03-16河津桜






雨引観音08-03-16河津桜雨引観音08-03-16河津桜

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2008年03月17日

子ども民俗芸能交流会 人形浄瑠璃みらい座 二人三番叟

文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
第一回子ども民俗芸能交流会
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時50分から午後3時
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
     桜川市羽田989−1

真壁小学校 人形浄瑠璃みらい座「子ども二人三番叟」
 ・・・よろこびありやよろこびありや・・・めでたけれ・・・
人形遣いは主遣い、左遣い、足遣い3人の息があって芸の見せどころをうまくできました。
三味線は5人の調子がそろってお見事、太夫は台本を見ないで義太夫節を最後まで語り終えたことはすばらしい、しっかり勉強してきたことがうかがわれます。

二人三番叟
天下泰平、五穀豊穣を祈願するご祝儀の舞で、浄瑠璃の幕開けの舞として最初に行われます。
能の「翁」と狂言方が舞う「三番叟」を義太夫節にしたものです。
三番叟はまず四方と中央を清め、太夫の語りにのってにぎやかに舞います。
やがて鈴を持って四方に種を蒔く頃から舞に疲れて休む三番叟、それを無理矢理立たせる三番叟、ともにユーモラスに最後は揃ってめでたく舞納めます。

詳細写真データや「二人三番叟の床本」については「ぎゅうちゃんのお祭り写真帖」をご覧ください。

それ豊秋津洲の大日本
国常立の尊より天津神七世の後
地神の始め天照らす御神
おさえおさえ おお悦びありや悦びありや
わがこの所よりも他へはやらじぞと思う

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ式三の故実にて 
三日これを舞うとかや
柳は緑花は紅
数々や浜の真砂は尽きるとも
尽きせぬ和歌ぞ敷島の
神の教えの国津民
治まる御代こそめでたけれ

こども民族芸能交流会08-03-16(3)人形浄瑠璃みらい座こども民族芸能交流会08-03-16(3)人形浄瑠璃みらい座







こども民族芸能交流会08-03-16(3)人形浄瑠璃みらい座こども民族芸能交流会08-03-16(3)人形浄瑠璃みらい座






こども民族芸能交流会08-03-16(3)人形浄瑠璃みらい座こども民族芸能交流会08-03-16(3)人形浄瑠璃みらい座

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2008年03月10日

人形浄瑠璃 真壁白井座 傾城阿波の鳴門

子ども民俗芸能交流会の賛助公演として真壁白井座の「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」が行われます。
泣けます!ハンカチをたくさん用意してお越しください
開催日:平成20年3月16日(日)午後2時から
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
     桜川市羽田989−1
入場無料

「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節です。

「徳島藩のお家騒動に絡んで、盗まれた主君の刀を詮議するために阿波の十郎兵衛、お弓の夫婦は名を変え盗賊に身をやつし、大阪玉造に住んでいる。
そこへ巡礼姿の娘お鶴がはるばる阿波から父母を訪ねてくる。
我が子とわかるが、ここで名乗り出たのではお鶴にどんな災いがふりかかるとも限らない、涙をのんで別れるお弓。
しかし、お鶴の歌う巡礼歌にたまらず後を追ってしまう。押さえられない母の情けが切ないくだり。」

筆者の出身地は徳島ですが、帰省した折時間を見つけて「阿波の十郎兵衛屋敷」で何度か「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」を鑑賞しました。そのたびに涙があふれます。
(この記事を書きながらも目がしらがあつくなりました。写真は第1回公演04-03-14撮影のデータです。)
真壁白井座人形浄瑠璃040314真壁白井座人形浄瑠璃040314






真壁白井座人形浄瑠璃040314真壁白井座人形浄瑠璃040314






真壁白井座人形浄瑠璃040314真壁白井座人形浄瑠璃040314

cjs0188 at 13:17|PermalinkComments(2)

子ども民俗芸能交流会 大曽根加波山囃子

子ども民俗芸能交流会 
文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
子どもたちの演技をほめてください!
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時から午後2時
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
     桜川市羽田989−1
入場無料

大曽根加波山囃子
演目は「加波山囃子・三切・火男ばやし・屋台囃子・竜頭ばやし・はやし舞・族」

 桜川市大曽根地区の雷神社の夏祭りに演奏される祇園ばやし。
大太鼓、小太鼓、笛、鉦で構成されています。
戦後途絶えていましたが、昭和55年に保存会を結成し復活、平成14年に子ども連を結成しました。
 現在、地区の人たちの熱心な育成事業や支援のもと、たくさんの子どもたちが参加して、毎週稽古に励んでいます。
こ子供民俗芸能交流会

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2008年03月07日

子ども民俗芸能交流会 真壁小学校 お囃子グループ

子ども民俗芸能交流会 
文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
頑張っている子どもたちを応援しましょう!
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時から午後2時
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
     桜川市羽田989−1
入場無料

真壁祇園囃子 真壁小学校 お囃子グループ演目は「しっちょめ」「さんぎり」ほか
 桜川市真壁地区を舞台とする夏祭り真壁祇園祭典では、各町の山車ごとににぎやかなお囃子が演奏され祭りを盛り立てます。
 普段は町内ごとに練習していますが、真壁小学校6学年の総合学習では、このお囃子をとり入れてグループを結成し、大太鼓、小太鼓、笛、鉦で演奏を披露します。
 真壁祇園祭典は「五所駒瀧神社の祭事」として国選択無形民俗文化財となっています。

詳細データは「ぎゅちゃんのお祭り写真帖 真壁祇園囃子」をご覧ください。

こ子供民俗芸能交流会

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2008年03月06日

子ども民俗芸能交流会 真壁小学校 人形浄瑠璃みらい座

文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
子どもたちの民俗芸能をぜひ見にきてください。
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時から午後2時
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
     桜川市羽田989−1
入場無料

真壁小学校 人形浄瑠璃みらい座子ども二人三番叟
 桜川市真壁町白井地区には江戸時代末期に始まった人形芝居があります。
平成16年「人形浄瑠璃真壁白井座」として80年ぶりに再演されたのを機会に、真壁小学校でも6学年の総合学習の時間に「みらい座」を結成。
「二人三番叟」は五穀豊穣、天下泰平を祝うにぎやかな舞です。
1体の人形を3人で動かす人形遣い、太夫、三味線の3部門が心を一つにして演じます。
下の写真は「人形浄瑠璃真壁白井座」西塩子回り舞台での公演06−10−29撮影
この演目を子どもたちが見事に公演して、魅せてくれることでしょう。
西塩子回り舞台061029(24)人形浄瑠璃「二人三番叟西塩子回り舞台061029(24)人形浄瑠璃「二人三番叟







西塩子回り舞台061029(24)人形浄瑠璃「二人三番叟西塩子回り舞台061029(24)人形浄瑠璃「二人三番叟






西塩子回り舞台061029(24)人形浄瑠璃「二人三番叟西塩子回り舞台061029(24)人形浄瑠璃「二人三番叟

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2007年10月17日

常陸秋そばの白い花 真壁

桜川市真壁町塙世地区では、筑波山が見える広い畑にそばの花が広がっています。
この地区では一人の農家の人が畑を借り上げて、広く栽培しているそうです。
常陸秋そば07-10-13真壁塙世常陸秋そば07-10-13真壁塙世






常陸秋そば07-10-13真壁塙世常陸秋そば07-10-13真壁塙世

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常陸秋そば花盛り 岩瀬

茨城県北では常陸秋そばの収穫作業が始まりましたが、桜川市鍬田地区のそば畑では白い花が広がっています。
常陸秋そば岩瀬鍬田常陸秋そば岩瀬鍬田






遠景に見える山は石切山脈、御影石採掘場です。
常陸秋そば岩瀬鍬田常陸秋そば岩瀬鍬田

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2007年05月07日

笠間焼き「陶炎祭」:真壁石灯籠

陶炎祭の会場で「真壁石灯籠」の展示がありました。

展示では石灯籠の他に「盆栽鉢」「物置台」などが新しいデザインとして展示されていました。
真壁石灯籠2真壁石灯籠2






真壁石灯籠2真壁石灯籠2






真壁石灯籠2真壁石灯籠2

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笠間焼き「陶炎祭(ひまつり)」:真壁の石灯籠

陶炎祭の会場で「真壁石灯籠」の展示がありました。

真壁石灯籠(国指定伝統的工芸品)
高白度の色調を持つ真壁石灯籠は、堅牢さに加えて、詮索優雅な彫刻に優れ、また、重量感に溢れています。苔がつくことにより、一段とその持ち味が生かされ、日本庭園に一層の優雅さと趣を醸し出します。

展示では石灯籠の他に「フクロウ」「わらべ」などが新しいデザインとして展示せれていました。
真壁石真壁石灯籠






真壁石灯籠真壁石灯籠







真壁石灯籠真壁石灯籠

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2007年01月12日

”おはよう茨城”取材中;大飯祭り

岩瀬の大飯まつりを”おはよう茨城”のスタッフが取材していました。
この取材は フジテレビで01月14日(日)朝6:15〜6:30で放送されるそうです。
みなさん朝早く起きてみてください。

大飯祭りおはよう茨城大飯祭りおはよう茨城






レポーターの林家まる子さんがインタビュー中
大飯祭りおはよう茨城大飯祭りおはよう茨城

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2006年12月11日

おかわりもある”大飯祭り”が行われました。

茨城県にはここしかない”大飯祭り”の様子です。
桜川市本郷地区(旧岩瀬町)2006-12-10(日)pm1:00〜2:00

このお祭りの詳細は下記ブログをあわせて御覧ください。
「ぎゅうちゃんのお祭り写真帖」
大飯祭り本郷大飯祭り本郷







大飯祭り本郷大飯祭り本郷

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”大飯まつり:下泉地区”が行われました。

天下の奇祭”大飯祭り”の様子です。
桜川市今泉地区(旧岩瀬町)2006-12-10am11:30から12:30

このお祭りの詳細は下記ブログをあわせて御覧ください。
「ぎゅうちゃんのお祭り写真帖」
大飯祭り下泉大飯祭り下泉







大飯祭り下泉大飯祭り下泉

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