2017年02月28日

安波祭H29年(1)神事

●平成29年安波祭
開催日:平成29年2月19日(日)(2017)
会場 :笹谷東部応急仮設住宅
     福島市笹谷字片目清水36-4

福島県浪江町では、2011東日本大震災と福島第一原発事故により、6年後の今でも全町民の避難が続いています。

避難している人たちの心のよりどころとして、安波祭の神楽(獅子舞)と田植踊が披露されました。
300年続く地域伝統の安波祭は、五穀豊穣、海上安全豊漁を祈るお祭りです。
震災前までは請戸地区の苕野(くさの)神社で行われていました。

震災以降5年間はは福島市内の仮設住宅(4か所)や二本松市内の仮設住宅(2か所)で行われてきましたが、6年目の今年は福島市内笹谷東部仮設住宅でのみ行われました。近くに災害公営住宅ができ仮設住宅に住む人が少なくなったためです。

踊る子供たちは、福島県内と仙台や東京などに避難する4歳から19歳までの子どもたち11人で、強風と雪のちらつく寒い中でも、伝統の踊りを奉納してくれました。小さなこども達に「ふるさとの絆作り」を期待するのも、過酷なことだと思います。震災当時 小学生だったこどもが、この4月からは仙台の大学に進学し勉強するほどに、歳月のみ流れて、ふるさとは荒れたまま、帰還困難地域に指定されています。

(1)神事
笹谷東部応急仮設住宅の広場に祭壇を設置して、神職が神事を行い、ふるさとの復興を祈願した。
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cjs0188 at 13:08│Comments(0) 福島県浪江町のお祭り・イベント 

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