2012年02月03日
ふくしまの春(5)請戸の田植え踊り(浪江町)
ふくしまの春(5)請戸の田植え踊り(浪江町)
3・11東日本大震災から10ヶ月が経過しました。
震災と原発事故によって、開催を諦めていた伝統芸能を福島市内で復活させることにより、新たな希望をもち、地域のつながりを再認識し、新しい季節を迎えられるよう願ってイベントが開催されました。
「ふくしまの春」の一日を取材し、ここに記録します。
◆イベント名:絆つながる「ふくしまの春」
◆目的:絆つながる「ふくしまの春」は震災、原発事故で避難を余儀なくされている方々を少しでも元気付け、地域の絆を深め、さらに、仮設住宅受け入れ地域との交流を図ります。
◆日時:[2012]平成24年1月29日(日)11時から18時
◆会場:コラッセ福島多目的ホール、東口駅前広場〜駅前通り、JR福島駅東西連絡通路
●請戸の田植え踊り(浪江町)
*ネクストホールにて14:00より
江戸時代から浪江町請戸地区に伝承されている請戸の田植え踊りは、毎年2月20日頃、草野神社の例大祭で奉納され、安波祭りの華といえる手踊りです。
過去2回ほど現地撮影しており、すばらしい踊りに思い入れを強く抱いていたにも関わらず、3・11東日本大震災の津波により、草野神社も宮司さんも流され、漁港も酒蔵も、町並みもすべて流され何もないとそうです。
さらに福島原発事故により、ふるさとを追われ、幸せな人生を狂わされた悲しみはいかばかりか。
郡山市に避難している中学一年生の若菜さんは「小さい頃から踊りを覚えた。早く請戸に戻りたいけれど、家も学校もみんな流され何もない、田植え踊りだけ残った。これからもずっと伝えていきたい。」・・・・逆境の中にあってそのけなげさに涙があふれます。
3・11東日本大震災から10ヶ月が経過しました。
震災と原発事故によって、開催を諦めていた伝統芸能を福島市内で復活させることにより、新たな希望をもち、地域のつながりを再認識し、新しい季節を迎えられるよう願ってイベントが開催されました。
「ふくしまの春」の一日を取材し、ここに記録します。
◆イベント名:絆つながる「ふくしまの春」
◆目的:絆つながる「ふくしまの春」は震災、原発事故で避難を余儀なくされている方々を少しでも元気付け、地域の絆を深め、さらに、仮設住宅受け入れ地域との交流を図ります。
◆日時:[2012]平成24年1月29日(日)11時から18時
◆会場:コラッセ福島多目的ホール、東口駅前広場〜駅前通り、JR福島駅東西連絡通路
●請戸の田植え踊り(浪江町)
*ネクストホールにて14:00より
江戸時代から浪江町請戸地区に伝承されている請戸の田植え踊りは、毎年2月20日頃、草野神社の例大祭で奉納され、安波祭りの華といえる手踊りです。
過去2回ほど現地撮影しており、すばらしい踊りに思い入れを強く抱いていたにも関わらず、3・11東日本大震災の津波により、草野神社も宮司さんも流され、漁港も酒蔵も、町並みもすべて流され何もないとそうです。
さらに福島原発事故により、ふるさとを追われ、幸せな人生を狂わされた悲しみはいかばかりか。
郡山市に避難している中学一年生の若菜さんは「小さい頃から踊りを覚えた。早く請戸に戻りたいけれど、家も学校もみんな流され何もない、田植え踊りだけ残った。これからもずっと伝えていきたい。」・・・・逆境の中にあってそのけなげさに涙があふれます。
この記事へのコメント
1. Posted by 渡部 都の部 2012年02月07日 17:22
初めまして、田植え踊りをアップしていただき有り難う御座います、私は請戸芸能保存会の渡部と申します。子供たちは今月も舞を奉納いたします、2月19日は「安波祭」の日ですので、神社に仮社を設置する時間に合わせ、福島市の仮設住宅数カ所で田植え踊りを奉納する予定です。和佳奈をはじめ踊り子のほとんどが出席をしてくれます。出店もなく寂しいお祭りになるかも知れませんが、請戸の人たちと楽しみたいと思います。
2. Posted by 柳生 2012年02月07日 17:49
コメントいただきありがとうございます。大変な状況の中、田植踊りを披露されている努力に涙がうるみます。
26日二本松伝統芸能際には出向くつもりでいましたが、19日にも披露されるということであれば、駆けつけたいと思います。よろしくお願いします。
26日二本松伝統芸能際には出向くつもりでいましたが、19日にも披露されるということであれば、駆けつけたいと思います。よろしくお願いします。