2010年06月24日
辰ノロ堰親水公園のバラがまだ見頃(常陸大宮市)
辰ノロ堰親水公園のバラがまだ見頃
撮影日:[2010]平成22年6月23日朝 雨降り
場所:辰ノロ堰親水公園 そば処しんすい庵
辰ノロ堰親水公園には約350株のバラが植えられ、全盛期は過ぎたものの、鮮やかに咲き続け、訪れる人々の目を楽しませています。
バラ園は母なる川久慈川にかかる辰口堰の下流側東岸に位置するため、雄大な流れと奥久慈の緑を背景に、彩りを鑑賞することができます。
雨降りの朝訪れると、バラの花びらに水滴がとどまり、その背景には霧雨に煙る奥久慈の緑が望まれて、山水画の世界が広がっていました。
八溝山に源流がある久慈川は、奥久慈の山々の水を集めて瀬となり淵となり、大子町、常陸大宮市、常陸太田市、東海村、日立市と流れて太平洋にそそぎます。
その流域には人々が生活を営み、遊びがあり、豊かな自然があり、まさに「母なる川久慈川」です。
その久慈川がようやく、中流域の平野にさしかかるあたりに辰ノロ堰があります。
現在の辰ノロ堰は近代的なコンクリート構造物で、電動ゲートにより水量の制御が行われていますが、元の辰ノロ堰は水戸藩時代に永田円水親子が築いたもの。
永田家は水戸徳川家に仕え、辰ノ口堰、那珂川の小場江堰を築き、水戸の笠原水道や常陸太田の山寺水道などもつくり、流域の田畑に水を供給し、水戸藩の発展に大きく貢献しました。
堰の上流部は満々と水をたたえまるで湖のよう。
永田円水の当時はも少し小規模であったかもしれませんが、岩をうがち、モッコで土を運び水路や堰堤を造成したことが考えられます。






撮影日:[2010]平成22年6月23日朝 雨降り
場所:辰ノロ堰親水公園 そば処しんすい庵
辰ノロ堰親水公園には約350株のバラが植えられ、全盛期は過ぎたものの、鮮やかに咲き続け、訪れる人々の目を楽しませています。
バラ園は母なる川久慈川にかかる辰口堰の下流側東岸に位置するため、雄大な流れと奥久慈の緑を背景に、彩りを鑑賞することができます。
雨降りの朝訪れると、バラの花びらに水滴がとどまり、その背景には霧雨に煙る奥久慈の緑が望まれて、山水画の世界が広がっていました。
八溝山に源流がある久慈川は、奥久慈の山々の水を集めて瀬となり淵となり、大子町、常陸大宮市、常陸太田市、東海村、日立市と流れて太平洋にそそぎます。
その流域には人々が生活を営み、遊びがあり、豊かな自然があり、まさに「母なる川久慈川」です。
その久慈川がようやく、中流域の平野にさしかかるあたりに辰ノロ堰があります。
現在の辰ノロ堰は近代的なコンクリート構造物で、電動ゲートにより水量の制御が行われていますが、元の辰ノロ堰は水戸藩時代に永田円水親子が築いたもの。
永田家は水戸徳川家に仕え、辰ノ口堰、那珂川の小場江堰を築き、水戸の笠原水道や常陸太田の山寺水道などもつくり、流域の田畑に水を供給し、水戸藩の発展に大きく貢献しました。
堰の上流部は満々と水をたたえまるで湖のよう。
永田円水の当時はも少し小規模であったかもしれませんが、岩をうがち、モッコで土を運び水路や堰堤を造成したことが考えられます。






cjs0188 at 19:07│Comments(0)│
│常陸大宮市