2010年01月26日

菅生沼の野焼き(2)オギ原に火入れ

菅生沼の野焼き(2)オギ原に火入れ
◆日時:[2010]平成22年1月24日(日)9:00〜12:00
◆場所:常総市菅生町無量寺下菅生沼
◆集合:菅生大橋下空き地
◆目印:法師戸水門(こげ茶色の巨大な建造物)
◆問合:坂東市大崎ミュージアムパーク茨城県自然博物館
◆目的:絶滅が心配される植物の生育環境を守る

★野焼きとは
草原に火を入れることを「野焼き」と呼び、湿地のヨシ群落を焼くことを「葦焼き」とも呼んでいます。また山のススキを焼くのを「山焼き」といいます。
「野焼き」はダイオキシン問題とは無縁であり、またCO2排出量も問題ありません。
(カーボンユートラルという考え方・・・植物が成長のため取り込んだCO2が野焼きで排出されるだけ。)

★点火・11:00頃
防火帯が完成するといよいよ、枯れ草に点火することになります。
柳の防火帯の下手はオギの原、約4haの広さがありここを先に焼きます。
カセットボンベ式のガスバーナーで風上から風下に向かって数か所に点火していきます。
オギの原は燃えやすく、またたく間に赤い炎が渦巻き、黒煙があがり、火炎地獄を目の当たりにみるようです。

★野焼きの効果
・灰や炭が落ちて、植物の栄養となる。
・地表面に直接日の光がさすことになり、地温が上昇し植物がよく育つ。
・熱により、種が発芽しやすくなり、植物群落が活性化する。


 かつて農村では土手や畔の草を焼き害虫退治が行われていましたが、農家の野焼きも消防署に事前届けが必要な自治体が多く面倒なので、「畦焼き」もあまり見られなくなりました。
我が家の家庭菜園の周りでは耕作放棄地が増えて、枯れ草でニジュウヤホシテントウムシダマシなどの害虫の卵が越冬しているらしく、6月以降ジャガイモや茄子の作物の葉を食い荒らし手を焼いています。
草を焼きたいのですが野火が怖くて躊躇しています。

菅生沼の野焼き点火菅生沼の野焼き点火







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cjs0188 at 00:06│Comments(0) 常総市 | たのしいイベント

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