2011年12月
2011年12月05日
木幡の幡祭り(1) 青空に映える五色の五反幡
◆日時:[2011]平成23年12月4日(日)9時から15時30分
◆場所:旧木幡第一小学校(現木幡住民センター)〜木幡山〜羽山神社〜隠津島神社
福島県二本松市木幡(旧東和町)叺内65
旧東和町は福島県中通り北部の阿武隈山系西斜面に位置し桑畑と田畑が広がり、自然豊かな里山の恵みにあふれ、大きな赤い屋根をバックに赤い柿がたわわに実る様は里山の原風景を連想させます。
茨城から常磐道で〜いわき市から磐越道で阿武隈高原SAまで登り、北西の強風に車体をあおられながら船引三春IC(東日本大震災被災地高速無料)までくだり北進、山間や盆地の集落をいくつか越えて到着、3年ぶりの撮影です。
◆木幡の幡祭りの由来
この祭りは、天喜3年(1055年)前九年の役に由来するものと言い伝えられています。戦いに敗れた源氏の軍勢がわずか数騎で木幡山に立て籠もったところ、一夜にして降り積もった雪で全山が白くなった様を追走してきた安倍の軍勢が、源氏の白旗に見間違え戦わずして敗走した故事により現在「幡祭り」として伝承されています。
現代では、白旗を先達に色とりどりの旗が行列し「日本三大旗祭り」の一つとも言われています。また、古より伝わる儀礼を色濃く残していることから、平成16年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
◆祭りの見どころ
白幡を先頭に赤、青、黄、緑の5色の五反幡が120本余りも冬枯れの山野を行く様子は初冬の青空に映え、故事でなくても驚きをもって目を見張ります。年により雪の降った山道を登る群れ幡は撮影の絶好のモチーフになり、茨城県芸術祭にも入選作品が展示されます。
◆「祈復興二本松」「祈復興浪江町」
3・11東日本大震災と福島原発による甚大な被害・放射能汚染に見舞われたにもかかわらず、950年の伝統を絶やすことなく、一日も早い復興を願い地域の絆を守るべく、5色の五反幡が羽山を登りました。
◆場所:旧木幡第一小学校(現木幡住民センター)〜木幡山〜羽山神社〜隠津島神社
福島県二本松市木幡(旧東和町)叺内65
旧東和町は福島県中通り北部の阿武隈山系西斜面に位置し桑畑と田畑が広がり、自然豊かな里山の恵みにあふれ、大きな赤い屋根をバックに赤い柿がたわわに実る様は里山の原風景を連想させます。
茨城から常磐道で〜いわき市から磐越道で阿武隈高原SAまで登り、北西の強風に車体をあおられながら船引三春IC(東日本大震災被災地高速無料)までくだり北進、山間や盆地の集落をいくつか越えて到着、3年ぶりの撮影です。
◆木幡の幡祭りの由来
この祭りは、天喜3年(1055年)前九年の役に由来するものと言い伝えられています。戦いに敗れた源氏の軍勢がわずか数騎で木幡山に立て籠もったところ、一夜にして降り積もった雪で全山が白くなった様を追走してきた安倍の軍勢が、源氏の白旗に見間違え戦わずして敗走した故事により現在「幡祭り」として伝承されています。
現代では、白旗を先達に色とりどりの旗が行列し「日本三大旗祭り」の一つとも言われています。また、古より伝わる儀礼を色濃く残していることから、平成16年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
◆祭りの見どころ
白幡を先頭に赤、青、黄、緑の5色の五反幡が120本余りも冬枯れの山野を行く様子は初冬の青空に映え、故事でなくても驚きをもって目を見張ります。年により雪の降った山道を登る群れ幡は撮影の絶好のモチーフになり、茨城県芸術祭にも入選作品が展示されます。
◆「祈復興二本松」「祈復興浪江町」
3・11東日本大震災と福島原発による甚大な被害・放射能汚染に見舞われたにもかかわらず、950年の伝統を絶やすことなく、一日も早い復興を願い地域の絆を守るべく、5色の五反幡が羽山を登りました。