2011年08月
2011年08月14日
南須釜念仏踊り
3・11東日本大震災により犠牲になった多くの人々が新盆を迎えるにあたり、鎮魂・慰霊の祈りを込めて念仏踊りを舞い供養を行いました。
南須釜念仏踊り
開催日:[2011]平成23年8月14日(日)
開催場所:東福寺境内および村内
福島県石川郡玉川村南須釜久保宿70
主催:南須釜念仏保存会
福島県重要無形民俗文化財
かわいくも悲しい念仏踊り
8月14日午前9:00〜11:00取材
福島空港(福島県須賀川市と玉川村)近く、南須釜地区に伝承されている念仏踊りで、あでやかな浴衣裾からあげ姿の少女たちが毎年8月14日に新盆の家を回って先祖供養の踊りを舞います。
すがま幼稚園と須釜小の22人ほどの子供たちはおしろいで化粧し、鮮やかな赤い蹴出しと脚絆をのぞかせ、花や切り紙で彩られた綺麗な妻折笠をかぶり、 手には白扇子と綾竹をもち、踊る姿が濃き緑との対比で印象的な情景です。孫娘たちが踊る姿にご先祖も喜ばれることでしょう。
南須釜念仏踊保存会の大野勝雄会長らが演奏する笛や鐘の音色に合わせ、扇子や「綾竹」を操り、「さよの中山」、「ねづみ」など十二曲を演じました。
8月の暑い最中とあって幼い子供たちは東福寺のみで踊り、高学年の10人が新盆のうちを回りました。
南須釜の念仏踊りは、約350年以上前に、仏の供養として新盆を迎える家々を訪れ、踊りを供えたのが始まりと伝えられている。1度途絶えたが昭和27年に復活し、現在は地区の子どもたちが毎年4月3日と8月14日に東福寺境内および村内で披露されています。
南須釜念仏踊り
開催日:[2011]平成23年8月14日(日)
開催場所:東福寺境内および村内
福島県石川郡玉川村南須釜久保宿70
主催:南須釜念仏保存会
福島県重要無形民俗文化財
かわいくも悲しい念仏踊り
8月14日午前9:00〜11:00取材
福島空港(福島県須賀川市と玉川村)近く、南須釜地区に伝承されている念仏踊りで、あでやかな浴衣裾からあげ姿の少女たちが毎年8月14日に新盆の家を回って先祖供養の踊りを舞います。
すがま幼稚園と須釜小の22人ほどの子供たちはおしろいで化粧し、鮮やかな赤い蹴出しと脚絆をのぞかせ、花や切り紙で彩られた綺麗な妻折笠をかぶり、 手には白扇子と綾竹をもち、踊る姿が濃き緑との対比で印象的な情景です。孫娘たちが踊る姿にご先祖も喜ばれることでしょう。
南須釜念仏踊保存会の大野勝雄会長らが演奏する笛や鐘の音色に合わせ、扇子や「綾竹」を操り、「さよの中山」、「ねづみ」など十二曲を演じました。
8月の暑い最中とあって幼い子供たちは東福寺のみで踊り、高学年の10人が新盆のうちを回りました。
南須釜の念仏踊りは、約350年以上前に、仏の供養として新盆を迎える家々を訪れ、踊りを供えたのが始まりと伝えられている。1度途絶えたが昭和27年に復活し、現在は地区の子どもたちが毎年4月3日と8月14日に東福寺境内および村内で披露されています。
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2011年08月13日
駒形ジャンガラ念仏踊り
3・11東日本大震災により犠牲になった多くの人々が新盆を迎えるにあたり、鎮魂・慰霊の祈りを込めて念仏踊りを舞い供養を行いました。
駒形ジャンガラ念仏踊り
開催日:[2011]平成23年8月13日(土)
開催場所:福島県平田村駒形地区「十文辻の桜」および平田村村内およびいわき市
主催:駒形念仏保存会
激しい念仏踊り8月13日午後1:00〜3:00取材
踊りの流れとしては提灯もちを先頭に太鼓3人、鉦10人が庭先に繰り込みます。
太鼓3人が前、鉦10人が後列に並び2拍子のリズムが始まります。
やがて、鉦の10人が太鼓の周りを後ろ向きに何度か周ったのち、さらに最初の横の位置に戻り、今度は太鼓二人が前進後退をくり返したのち、太鼓二人の周りを鉦10人が小さな輪をつくり、唄を唱えながら回ります。
最後に横の位置に戻り激しく踊って供養を終了します。
以下うつくしま電子事典より
駒形(こまがた)の念仏講(ねんぶつこう)は「ジャンガラ念仏(ねんぶつ)」として、村の無形文化財(むけいぶんかざい)に指定されています。駒形念仏(こまがたねんぶつ)は、お寺を信仰(しんこう)する人たちにより、十文辻(じゅうもんつじ)サクラの下にある無縁供養塔(むえんくようとう)を供養したものがはじまりとされています。
この念仏踊り(ねんぶつおどり)ができた時期などは、くわしくは分かっていませんが、岩城地方(いわきちほう)のものが平田村の方にもひろがり、各地で念仏踊りが行われたと伝えられています。駒形地区ではこのおどりが定着し、現在も行われています
駒形念仏講(こまがたねんぶつこう)は、昭和45年から行政区(ぎょうせいく)の行事として、本格的に行われるようになりました。毎年8月13日に十文辻のサクラの下で念仏供養(ねんぶつくよう)をしたあと、駒形の行政区内(ぎょうせいくない)の新盆(にいぼん)の家を供養してまわります。
昔、念仏は正月16日、春のお彼岸(ひがん)、土用天道(どようてんどう)、秋のお彼岸(ひがん)、十月の虫供養(むしくよう)と、年5回行われていました。しかし、だんだん少なくなり、7月13日(旧7月7日)の回向念仏(えこうねんぶつ)だけとなり、新盆供養(にいぼんくよう)へと変わりました。
駒形ジャンガラ念仏踊り
開催日:[2011]平成23年8月13日(土)
開催場所:福島県平田村駒形地区「十文辻の桜」および平田村村内およびいわき市
主催:駒形念仏保存会
激しい念仏踊り8月13日午後1:00〜3:00取材
踊りの流れとしては提灯もちを先頭に太鼓3人、鉦10人が庭先に繰り込みます。
太鼓3人が前、鉦10人が後列に並び2拍子のリズムが始まります。
やがて、鉦の10人が太鼓の周りを後ろ向きに何度か周ったのち、さらに最初の横の位置に戻り、今度は太鼓二人が前進後退をくり返したのち、太鼓二人の周りを鉦10人が小さな輪をつくり、唄を唱えながら回ります。
最後に横の位置に戻り激しく踊って供養を終了します。
以下うつくしま電子事典より
駒形(こまがた)の念仏講(ねんぶつこう)は「ジャンガラ念仏(ねんぶつ)」として、村の無形文化財(むけいぶんかざい)に指定されています。駒形念仏(こまがたねんぶつ)は、お寺を信仰(しんこう)する人たちにより、十文辻(じゅうもんつじ)サクラの下にある無縁供養塔(むえんくようとう)を供養したものがはじまりとされています。
この念仏踊り(ねんぶつおどり)ができた時期などは、くわしくは分かっていませんが、岩城地方(いわきちほう)のものが平田村の方にもひろがり、各地で念仏踊りが行われたと伝えられています。駒形地区ではこのおどりが定着し、現在も行われています
駒形念仏講(こまがたねんぶつこう)は、昭和45年から行政区(ぎょうせいく)の行事として、本格的に行われるようになりました。毎年8月13日に十文辻のサクラの下で念仏供養(ねんぶつくよう)をしたあと、駒形の行政区内(ぎょうせいくない)の新盆(にいぼん)の家を供養してまわります。
昔、念仏は正月16日、春のお彼岸(ひがん)、土用天道(どようてんどう)、秋のお彼岸(ひがん)、十月の虫供養(むしくよう)と、年5回行われていました。しかし、だんだん少なくなり、7月13日(旧7月7日)の回向念仏(えこうねんぶつ)だけとなり、新盆供養(にいぼんくよう)へと変わりました。