2009年02月
2009年02月28日
江戸崎の雛まつり(3)大日苑
第4回江戸崎の雛まつり(3)大日苑
期日:平成21年2月14日(日)〜3月3日(火)
会場:江戸崎商店街周辺
稲敷市江戸崎2711
問合せ:えどさき笑遊館TEL029-892-2117
大日苑は、植竹庄兵衛氏の居住として昭和14年に建てた住宅で、戦後は「大日苑」として結婚式場や宴会場としても利用されていました。
この邸の構造は、洋風建築と和風建築を折衷した木造2階建で、東側の建物がアール・デコ風の洋館であり、西側の部分は伝統的和風建築となっています。
明治の近代を進めるなかで、和と洋を折衷させた典型的な住宅ですが、茨城県内では他に例をみない貴重な住宅です。
お雛様は昭和56年と昭和30年のお雛様が展示されていなす。
天井を見上げると丸みをもった洋風の建築様式でステンドグラスがきれいに輝やいています。
すぐ隣の部屋は純和風になっています。
期日:平成21年2月14日(日)〜3月3日(火)
会場:江戸崎商店街周辺
稲敷市江戸崎2711
問合せ:えどさき笑遊館TEL029-892-2117
大日苑は、植竹庄兵衛氏の居住として昭和14年に建てた住宅で、戦後は「大日苑」として結婚式場や宴会場としても利用されていました。
この邸の構造は、洋風建築と和風建築を折衷した木造2階建で、東側の建物がアール・デコ風の洋館であり、西側の部分は伝統的和風建築となっています。
明治の近代を進めるなかで、和と洋を折衷させた典型的な住宅ですが、茨城県内では他に例をみない貴重な住宅です。
お雛様は昭和56年と昭和30年のお雛様が展示されていなす。
天井を見上げると丸みをもった洋風の建築様式でステンドグラスがきれいに輝やいています。
すぐ隣の部屋は純和風になっています。
2009年02月27日
2009年02月26日
江戸崎の雛まつり(2)吊るし雛
第4回江戸崎の雛まつり(2)吊るし雛
期日:平成21年2月14日(日)〜3月3日(火)
会場:江戸崎商店街周辺
稲敷市江戸崎2711
問合せ:えどさき笑遊館TEL029-892-2117
えどさき笑遊館には雛のつるし雛がいっぱい、その数800個、稲敷市商工会女性部の13人が5年がかりで作った労作です。
座敷いっぱい所狭しとお雛様・吊るし雛が飾られた様は華やか、訪れる人が絶えません。
玄関にも高さ2メートルのつるし雛が展示されています。
ひとつの傘福に奇数組のつるし雛を下げ、一本の紐には奇数個の人形をつけて飾ります。
偶数個だと『割れる』ということで嫌われます。
それぞれの雛には次のような願いがこめられています。
☆桃
桃の実には霊力があるとされ、邪気、悪霊をはらい、延命長寿を祈る。女の子の厄払い。
桃は早くから花が咲き実が多いことから多産を意味する。
同じ稲敷市内の大杉神社では節分追儺式のおり、桃のレプリカを投げなすが、やはり厄払いの意味が込められています。
☆草履
早く「あんよ」ができるように。
☆かぼちゃ
日本一の江戸崎かぼちゃ、シンデレラの馬車のように幸せを運んでね。
期日:平成21年2月14日(日)〜3月3日(火)
会場:江戸崎商店街周辺
稲敷市江戸崎2711
問合せ:えどさき笑遊館TEL029-892-2117
えどさき笑遊館には雛のつるし雛がいっぱい、その数800個、稲敷市商工会女性部の13人が5年がかりで作った労作です。
座敷いっぱい所狭しとお雛様・吊るし雛が飾られた様は華やか、訪れる人が絶えません。
玄関にも高さ2メートルのつるし雛が展示されています。
ひとつの傘福に奇数組のつるし雛を下げ、一本の紐には奇数個の人形をつけて飾ります。
偶数個だと『割れる』ということで嫌われます。
それぞれの雛には次のような願いがこめられています。
☆桃
桃の実には霊力があるとされ、邪気、悪霊をはらい、延命長寿を祈る。女の子の厄払い。
桃は早くから花が咲き実が多いことから多産を意味する。
同じ稲敷市内の大杉神社では節分追儺式のおり、桃のレプリカを投げなすが、やはり厄払いの意味が込められています。
☆草履
早く「あんよ」ができるように。
☆かぼちゃ
日本一の江戸崎かぼちゃ、シンデレラの馬車のように幸せを運んでね。
2009年02月25日
石岡のひな巡り(1)筑波嶺の春とひな祭りコンサート:コルーチェ
第3回石岡のひな巡り(1)まちかど情報センター
日時:平成21年2月21日(土)〜3月29日(日)[2009]
場所:石岡市中心市街地(御幸通り、金丸寿通り、金丸通り、香丸通り)の商店など
「石岡のひな巡り」期間中は石岡の町並み、歴史的建造物を観察できる絶好のチャンス。でさっそくでかけてきました。
登録文化財11棟のうち9棟は昭和初期の建物で、イオニア式やコリント式を取り入れた当時としては斬新なデザインを鑑賞し、結城市や真壁町の見世蔵の町並みとは異なった町の風景が楽しめます。
過去2回のひな巡りは2月初旬の開始でしたが、今年は旧暦に合わせたようで、「真壁の雛まつり」、「結城もひな祭り」が終わった後に、「石岡のひな巡り」と「おおたひなまつり(常陸太田)」を楽しむことできます。
2月4日から3月29日まで茨城の春は雛人形でにぎわいます。
石岡まちかど情報センターでの今年の展示はご覧のように、お雛様が楽しそうに宴の会を催している様子を表現しているようにも思われる「筑波嶺の春」をテーマに飾りつけられています。
筑波山を詠んだ万葉集の歌23首すべてが掲示されています。
2月22日(日)ひな祭りコンサート:Colluce〜コルーチェ〜
女流演奏家コルーチェによるピアノとバイオリンのミニコンサートが行われ、小野瀬はるかさんのバイオリンと田原優子さんのピアノの音色が響き、心静かな時間をすごすことができました。
「トゥーランドット」や春を愛でる曲目が演奏されました。
日時:平成21年2月21日(土)〜3月29日(日)[2009]
場所:石岡市中心市街地(御幸通り、金丸寿通り、金丸通り、香丸通り)の商店など
「石岡のひな巡り」期間中は石岡の町並み、歴史的建造物を観察できる絶好のチャンス。でさっそくでかけてきました。
登録文化財11棟のうち9棟は昭和初期の建物で、イオニア式やコリント式を取り入れた当時としては斬新なデザインを鑑賞し、結城市や真壁町の見世蔵の町並みとは異なった町の風景が楽しめます。
過去2回のひな巡りは2月初旬の開始でしたが、今年は旧暦に合わせたようで、「真壁の雛まつり」、「結城もひな祭り」が終わった後に、「石岡のひな巡り」と「おおたひなまつり(常陸太田)」を楽しむことできます。
2月4日から3月29日まで茨城の春は雛人形でにぎわいます。
石岡まちかど情報センターでの今年の展示はご覧のように、お雛様が楽しそうに宴の会を催している様子を表現しているようにも思われる「筑波嶺の春」をテーマに飾りつけられています。
筑波山を詠んだ万葉集の歌23首すべてが掲示されています。
2月22日(日)ひな祭りコンサート:Colluce〜コルーチェ〜
女流演奏家コルーチェによるピアノとバイオリンのミニコンサートが行われ、小野瀬はるかさんのバイオリンと田原優子さんのピアノの音色が響き、心静かな時間をすごすことができました。
「トゥーランドット」や春を愛でる曲目が演奏されました。
2009年02月24日
2009年02月23日
江戸崎の雛まつり(1)えどさき笑遊館
第4回江戸崎の雛まつり(1)えどさき笑遊館
期日:平成21年2月14日(日)〜3月3日(火)
会場:江戸崎商店街周辺
稲敷市江戸崎2711
問合せ:えどさき笑遊館TEL029-892-2117
えどさき笑遊館は、昭和5年に材木屋の建物としてヒノキ材を多用した建築で,梁に厚みがあり重厚な様式がうかがえる構造になっています。
昭和7年より鈴木屋旅館として営業後、現在は「まちかど情報センター」として利用されています。
江戸崎ひな街道はこの笑遊館を中心に商店や銀行など66店舗で段飾りやつるしびなが飾られ、大勢の見物人で賑わっていました。
段飾りは昭和14年のお雛様、昭和48年のお雛様、昭和51年のお雛様が華やかに展示されています。
また、神殿つくり・晴れ着などのほかに市松人形もかわいい顔をしています。
期日:平成21年2月14日(日)〜3月3日(火)
会場:江戸崎商店街周辺
稲敷市江戸崎2711
問合せ:えどさき笑遊館TEL029-892-2117
えどさき笑遊館は、昭和5年に材木屋の建物としてヒノキ材を多用した建築で,梁に厚みがあり重厚な様式がうかがえる構造になっています。
昭和7年より鈴木屋旅館として営業後、現在は「まちかど情報センター」として利用されています。
江戸崎ひな街道はこの笑遊館を中心に商店や銀行など66店舗で段飾りやつるしびなが飾られ、大勢の見物人で賑わっていました。
段飾りは昭和14年のお雛様、昭和48年のお雛様、昭和51年のお雛様が華やかに展示されています。
また、神殿つくり・晴れ着などのほかに市松人形もかわいい顔をしています。
2009年02月22日
おおたのひなまつり(3)大和田時計店
とき:平成21年2月28日(土)〜3月29日(日)[2009]
場所:常陸太田市鯨が丘商店街
明治時代の太田町の繁盛
江戸時代から太田町は棚倉・天下野・大宮・笠間・久慈浜の各街道の集まる交通の中心地であり、明治40年代まで県北の商業中心地でもあった。
太田町では毎月6回、二と七の日に東町と西町で市が開かれていた。
明治10年代にはたばこ・和紙・コンニャクの売上が80%を占め、とりわけたばこの売買が多く、「水府煙草」の名は全国的に知られていた。
太田町では呉服・太物や荒物・小間物・清酒なども盛んに売買された。
市の日にはたばこ・紙・コンニャクを大量に買い付ける商人、近郷から出荷のため、荷馬車や大八車をひいてきた人たちや、買い物客で大混雑、この人出を当て込んで旅屋・料理屋・食べ物屋などもたいそうにぎわった。
こうした商工業の隆盛を基礎にして、県下最初の近代的金融機関である太田銀行が明治6年に開業し、また太田鉄道株式会社によって明治32年に太田ー水戸間の鉄道も開通した。
太田を繁栄させたたばこの売買に大打撃を与えたのは、明治31年施行の葉煙草専売法である」(舞鶴叢書(1)市史余談百話集より)
今は昔、かつての隆盛は影をひそめ、シャッター通りとなり駐車場化した鯨が丘商店街に賑わいをとりもどそうとして、歴史と蔵の町常陸太田市で「おおたのひなまつり」が開催されることになりました。
第一回おおたのひなまつり(3)大和田時計店
大和田時計店ではたくさんのお雛様がお雛様が飾られています。
昭和3年頃のお雛様
昭和10年頃の神殿作りのお雛様
調和39年のお雛様
昭和45年の7段飾り
大和田時計店で一番古いのは109年前の柱時計。明治33年創業当時購入したもので日本中で10台のみ製造された内の一台で、現存しているのはこの一台だけと言われています。
しかも現在もちゃんと時を刻み続けているということに驚かされます。
場所:常陸太田市鯨が丘商店街
明治時代の太田町の繁盛
江戸時代から太田町は棚倉・天下野・大宮・笠間・久慈浜の各街道の集まる交通の中心地であり、明治40年代まで県北の商業中心地でもあった。
太田町では毎月6回、二と七の日に東町と西町で市が開かれていた。
明治10年代にはたばこ・和紙・コンニャクの売上が80%を占め、とりわけたばこの売買が多く、「水府煙草」の名は全国的に知られていた。
太田町では呉服・太物や荒物・小間物・清酒なども盛んに売買された。
市の日にはたばこ・紙・コンニャクを大量に買い付ける商人、近郷から出荷のため、荷馬車や大八車をひいてきた人たちや、買い物客で大混雑、この人出を当て込んで旅屋・料理屋・食べ物屋などもたいそうにぎわった。
こうした商工業の隆盛を基礎にして、県下最初の近代的金融機関である太田銀行が明治6年に開業し、また太田鉄道株式会社によって明治32年に太田ー水戸間の鉄道も開通した。
太田を繁栄させたたばこの売買に大打撃を与えたのは、明治31年施行の葉煙草専売法である」(舞鶴叢書(1)市史余談百話集より)
今は昔、かつての隆盛は影をひそめ、シャッター通りとなり駐車場化した鯨が丘商店街に賑わいをとりもどそうとして、歴史と蔵の町常陸太田市で「おおたのひなまつり」が開催されることになりました。
第一回おおたのひなまつり(3)大和田時計店
大和田時計店ではたくさんのお雛様がお雛様が飾られています。
昭和3年頃のお雛様
昭和10年頃の神殿作りのお雛様
調和39年のお雛様
昭和45年の7段飾り
大和田時計店で一番古いのは109年前の柱時計。明治33年創業当時購入したもので日本中で10台のみ製造された内の一台で、現存しているのはこの一台だけと言われています。
しかも現在もちゃんと時を刻み続けているということに驚かされます。
2009年02月21日
真壁のひなまつり(6)西岡商店
真壁のひなまつり(6)西岡商店
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
登録文化財の建物内部とお雛様が同時に見せてもらえるのがうれしい「真壁のひなまつり」です。
西岡商店の雛人形は昭和初期の七段飾り、神殿作り雛など、たくさんのお雛様が展示されています。
当主のご兄弟や親戚筋から預かったお雛様だそうです。
かつて醤油の醸造を行っていた蔵には、煉瓦造りの焙煎機とカマドが暗闇の中に鎮座し往時盛んに小麦を焙煎したことがうかがわれます。
常陸太田の米菱醤油では現在も煉瓦造りの焙煎機が活躍しています。
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
登録文化財の建物内部とお雛様が同時に見せてもらえるのがうれしい「真壁のひなまつり」です。
西岡商店の雛人形は昭和初期の七段飾り、神殿作り雛など、たくさんのお雛様が展示されています。
当主のご兄弟や親戚筋から預かったお雛様だそうです。
かつて醤油の醸造を行っていた蔵には、煉瓦造りの焙煎機とカマドが暗闇の中に鎮座し往時盛んに小麦を焙煎したことがうかがわれます。
常陸太田の米菱醤油では現在も煉瓦造りの焙煎機が活躍しています。
2009年02月20日
結城も雛まつり(5)奥順の古今雛
第3回結城も雛まつり(5)奥順の古今雛
と き:平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)[2009]
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
奥順の蔵は明治19年の建築で、結城紬の問屋店舗兼住宅として利用されています。
見上げる天井の梁の壮大さに驚愕し、白い碍子がなつかしい。
奥順弐の蔵で展示されているのは古今雛(内裏雛、随身、楽人)
「ここに展示する雛人形は、元禄13年(1700)、結城に転封し16年に結城藩主となった、水野家伝来のものと伝えられている。もともと水野氏は、徳川家康の生母の生家にあたり、幕府創業に巧多かった譜代門閥大名として知られていた。
内裏雛、随身、楽人を伴うこの雛は古今雛と呼ばれるものに分類され、江戸末期に作り出された雛の一つである。」
と き:平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)[2009]
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
奥順の蔵は明治19年の建築で、結城紬の問屋店舗兼住宅として利用されています。
見上げる天井の梁の壮大さに驚愕し、白い碍子がなつかしい。
奥順弐の蔵で展示されているのは古今雛(内裏雛、随身、楽人)
「ここに展示する雛人形は、元禄13年(1700)、結城に転封し16年に結城藩主となった、水野家伝来のものと伝えられている。もともと水野氏は、徳川家康の生母の生家にあたり、幕府創業に巧多かった譜代門閥大名として知られていた。
内裏雛、随身、楽人を伴うこの雛は古今雛と呼ばれるものに分類され、江戸末期に作り出された雛の一つである。」
2009年02月19日
おおたのひなまつり(2)山形屋
とき:平成21年2月28日(土)〜3月29日(日)[2009]
場所:常陸太田市鯨が丘商店街
歴史と蔵の町常陸太田市で「おおたのひなまつり」が開催されることになりました。
お雛様には桃の花を飾りたい、それには桃の花の咲く3月下旬にひなまつりを開催すればよいということで、旧暦の3月3日にあわせて「おおたのひなまつり」が行われます。
(新暦3月29日は旧暦3月3日 大安)
第一回おおたのひなまつり(2)山形屋
山形屋は日用品・雑貨を扱うお店です。
大正、昭和、平成時代のお雛様が飾られています。
平成のお雛様は現在小学6年生のお嬢さんのお雛様で、桃色の柔らかい雰囲気のお雛様です。
場所:常陸太田市鯨が丘商店街
歴史と蔵の町常陸太田市で「おおたのひなまつり」が開催されることになりました。
お雛様には桃の花を飾りたい、それには桃の花の咲く3月下旬にひなまつりを開催すればよいということで、旧暦の3月3日にあわせて「おおたのひなまつり」が行われます。
(新暦3月29日は旧暦3月3日 大安)
第一回おおたのひなまつり(2)山形屋
山形屋は日用品・雑貨を扱うお店です。
大正、昭和、平成時代のお雛様が飾られています。
平成のお雛様は現在小学6年生のお嬢さんのお雛様で、桃色の柔らかい雰囲気のお雛様です。
2009年02月18日
真壁のひなまつり(5)旅籠ふるかわ
真壁のひなまつり(5)旅籠ふるかわ
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
登録文化財の建物内部とお雛様が同時に見せてもらえるのがうれしい「真壁のひなまつり」です。
最初に訪れた時(2003年1月13日)には建物の外観を見てまわり、2004年2月のひなまつりでは建物の内部とお雛様を見せてもらい、その後のひなまつりの時期には毎年訪れています。
お店の人に建物の由来やお雛様のことなどを聞くのがたのしみでした。
ところが最近、通りや店先には訪れる人の波で埋まっている有様で、うれしい悲鳴ではありますが、なかなか店の中にはいることもあたわず、外観のみの見学になる場合があります。
旅籠ふるかわ
座敷に囲炉裏、風呂は五右衛門風呂、庭に手押しポンプを発見。
子どものころの風呂はまさに五右衛門風呂、小学校の中庭に手押しポンプがあったことが思い出されます。
五右衛門風呂につかって昔日の事柄を思い出したいけれど、旅籠ふるかわでは女性限定一日一組の宿泊をうけているとのことでした。
宿泊される方は五右衛門風呂の底板を踏み外さぬよう、釜に直接体が触れないように気をつけてください、熱いですから。
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
登録文化財の建物内部とお雛様が同時に見せてもらえるのがうれしい「真壁のひなまつり」です。
最初に訪れた時(2003年1月13日)には建物の外観を見てまわり、2004年2月のひなまつりでは建物の内部とお雛様を見せてもらい、その後のひなまつりの時期には毎年訪れています。
お店の人に建物の由来やお雛様のことなどを聞くのがたのしみでした。
ところが最近、通りや店先には訪れる人の波で埋まっている有様で、うれしい悲鳴ではありますが、なかなか店の中にはいることもあたわず、外観のみの見学になる場合があります。
旅籠ふるかわ
座敷に囲炉裏、風呂は五右衛門風呂、庭に手押しポンプを発見。
子どものころの風呂はまさに五右衛門風呂、小学校の中庭に手押しポンプがあったことが思い出されます。
五右衛門風呂につかって昔日の事柄を思い出したいけれど、旅籠ふるかわでは女性限定一日一組の宿泊をうけているとのことでした。
宿泊される方は五右衛門風呂の底板を踏み外さぬよう、釜に直接体が触れないように気をつけてください、熱いですから。
2009年02月17日
2009年02月16日
おおたのひなまつり(1)宝月堂
とき:平成21年2月28日(土)〜3月29日(日)[2009]
場所:常陸太田市鯨が丘商店街
常陸太田市は平安末期から約470年間北関東の豪族佐竹氏の拠点として発展し、その後水戸徳川家の要地とされ、棚倉街道の宿場としてまた水戸藩有数の商業地として栄えてきました。
明治から昭和初期にかけて、常陸太田市周辺ではたばこが盛んに栽培され、「水府煙草」の集積地として栄えた鯨が丘には築50年以上の歴史的建造物が299棟確認されています。
歴史と蔵の町で「おおたのひなまつり」が開催されることになりました。
飾り付けがはじまったばかりですがその一部を紹介します。
第一回おおたのひなまつり(1)宝月堂
宝月堂は東町にある洋菓子屋さん、おいしお菓子やケーキを作っています。
冬季限定究極の口どけ生チョコ、卵と牛乳にこだわった焼きプリンが大好評です。
昨年の秋まつりではオムレットが実演販売されました。
2009年02月15日
真壁のひなまつり(4)真壁白井座
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
演技終了後人形浄瑠璃についての説明がありました。
太夫の佐藤さんから説明
太夫は天台に置かれた床本を基に義太夫節で物語を語り、登場人物の動作や心情などを表現します。
一人で老若男女を演じ分けます。
太夫の語りは、芝居全体の雰囲気を演出する重要な役目です。
三味線の富山さんから説明
太夫の語りに合わせた伴奏の役目ばかりでなく、人形の動きをリードしたり、その場の情感を巧みに表現します
人形遣いの柳田さんから説明
人形は3人の人形遣いが担当します。
人形の首、表情、右手を操作する「主遣い(おもづかい)」、
左腕を操作する「左遣い」、足を操作する「足遣い」です。
主遣いは他の2人の人形遣いより高い位置で操作するため舞台下駄をはきます。
細かい感情表現を出す場合は黒頭巾と黒衣に身を包みます。
子供の人形には足があるが大人の人形には足がない。
真壁白井座ではいっしょに活動する座員を広く募集しています。
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
演技終了後人形浄瑠璃についての説明がありました。
太夫の佐藤さんから説明
太夫は天台に置かれた床本を基に義太夫節で物語を語り、登場人物の動作や心情などを表現します。
一人で老若男女を演じ分けます。
太夫の語りは、芝居全体の雰囲気を演出する重要な役目です。
三味線の富山さんから説明
太夫の語りに合わせた伴奏の役目ばかりでなく、人形の動きをリードしたり、その場の情感を巧みに表現します
人形遣いの柳田さんから説明
人形は3人の人形遣いが担当します。
人形の首、表情、右手を操作する「主遣い(おもづかい)」、
左腕を操作する「左遣い」、足を操作する「足遣い」です。
主遣いは他の2人の人形遣いより高い位置で操作するため舞台下駄をはきます。
細かい感情表現を出す場合は黒頭巾と黒衣に身を包みます。
子供の人形には足があるが大人の人形には足がない。
真壁白井座ではいっしょに活動する座員を広く募集しています。
2009年02月14日
2009年02月13日
真壁のひなまつり(3)傾城阿波の鳴門
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
ふるさと徳島に帰省した折、阿波の十郎衛兵屋敷で毎日公演しているこの演目を数回見たことがあります。
真壁白井座の公演も第1回公演から欠かさず見て、西塩子の回り舞台でも数回見ました。
同じ演目を都合10回ほど鑑賞しましたが、それでも飽きないでそのたびに泣いてしまいます。
表情の変わらない人形にこれほどまでに引き込まれるのは何故なのか。
人形使いの巧みなさばき方、悲しいまでの太夫のせりふ、盛り上げる三味線の音がコラボレートして、見る者を引きこんでやまない素晴らしさがあります。
上演床本は関西弁で書かれ阿波弁に近いので、「ふるさとの訛り聞きたし・・・」の思いで鑑賞しています。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「イエイエ、恋しいとと様やかか様、たとへいつまでかかってなと、尋ねふと思ふけれど、悲しい事は一人旅じゃて、どこの宿でも泊めてはくれず、野に寝たり、山に寝たり、人の軒の下に寝てはたたかれたり、こはい事や悲しい事も、とと様やかか様と一所に居たりゃ、こんな目には逢ふまいものを。
どこにどうして居やししゃんすぞ。
あいたい事じゃあいたいことじゃ、逢いたい」と、わっと泣き出す娘いり、見る母はたまりかね・・・
「アイアイ、かたじけなふござります。
お前がそのようにいふて、泣いて下さりますによって、どふやらかか様の様に思われて、わしゃここがいむとむない。
どんな事なと致しませふ程に、申しお家様、お前のお傍にいつまでも、私を置いて下さりませ。」・・・・
泣く泣く立つを引きとどめ・・・
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
ふるさと徳島に帰省した折、阿波の十郎衛兵屋敷で毎日公演しているこの演目を数回見たことがあります。
真壁白井座の公演も第1回公演から欠かさず見て、西塩子の回り舞台でも数回見ました。
同じ演目を都合10回ほど鑑賞しましたが、それでも飽きないでそのたびに泣いてしまいます。
表情の変わらない人形にこれほどまでに引き込まれるのは何故なのか。
人形使いの巧みなさばき方、悲しいまでの太夫のせりふ、盛り上げる三味線の音がコラボレートして、見る者を引きこんでやまない素晴らしさがあります。
上演床本は関西弁で書かれ阿波弁に近いので、「ふるさとの訛り聞きたし・・・」の思いで鑑賞しています。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「イエイエ、恋しいとと様やかか様、たとへいつまでかかってなと、尋ねふと思ふけれど、悲しい事は一人旅じゃて、どこの宿でも泊めてはくれず、野に寝たり、山に寝たり、人の軒の下に寝てはたたかれたり、こはい事や悲しい事も、とと様やかか様と一所に居たりゃ、こんな目には逢ふまいものを。
どこにどうして居やししゃんすぞ。
あいたい事じゃあいたいことじゃ、逢いたい」と、わっと泣き出す娘いり、見る母はたまりかね・・・
「アイアイ、かたじけなふござります。
お前がそのようにいふて、泣いて下さりますによって、どふやらかか様の様に思われて、わしゃここがいむとむない。
どんな事なと致しませふ程に、申しお家様、お前のお傍にいつまでも、私を置いて下さりませ。」・・・・
泣く泣く立つを引きとどめ・・・
2009年02月12日
結城も雛まつり(2)富士峰菓子舗
第3回結城も雛まつり(2)富士峰菓子舗
と き:平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)[2009]
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
駐車場:市民情報センター地下駐車場
北部市街地に3ヶ所あり
問合先:TMO結城・・・0296−33−0073
市民情報センター0296−34−0150
結城観光物産センター0296−34−0421
昨年度「第2回結城も雛祭り」で探訪し、地域の人たちのこころ温まるもてなしによい思い出があり、前回まわりきれなかった展示を中心に見てきました。
紬と蔵の町結城、町並みを探訪しながら同時にお雛様を鑑賞できます。
ゆっくりと見られて、甘酒などいただきながらお店の人とお話をし、見世蔵の梁の立派さに驚愕、おすすめです。
富士峰菓子舗の雛人形は「絵美嬢 昭和57年3月3日 御雛人形店佐七調整」とある七段飾りです。
富士峰菓子舗のゆでまんじゅう
ひな祭りでは雛人形と蔵を見ながら、結城の名物を探すのもたのしみの一つです。
伝統の素朴な味「ゆでまんじゅう」と最近売り出している「桑」関連で「桑の葉まんじゅう」をいただきながら、気さくな奥さんから雛人形のこと、ゆでまんじゅうのことなどを聞きました。
「結城名物ゆでまんじゅうは 江戸末期、はやり病が蔓延したとき、当時の殿様が病払いに民衆にふるまったのが始まりといわれています。
今でも浦町の健田須賀神社の夏の大祭の日には、各家庭でお供えし、無病息災と五穀豊穣を願っています。
当店のゆでまんじゅうは昔ながらの製法で、ひとつひとつ真心込めて手造りしておりますが、添加物等一切使用しておりませんのでお早めに御賞味下さいませ」富士峰菓子舗のHPより」
北海道産小豆をつかった無添加なまんじゅうであることが安心です。
(分子生物学的には、人の細胞を構成する分子は絶えず食物の分子と置き換わっていて、安全であるといわれている食品添加物も、その分子が自分の体に取り込まれていることを考えると、できるだけ無添加の食品を選んだほうが安心です。)
と き:平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)[2009]
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
駐車場:市民情報センター地下駐車場
北部市街地に3ヶ所あり
問合先:TMO結城・・・0296−33−0073
市民情報センター0296−34−0150
結城観光物産センター0296−34−0421
昨年度「第2回結城も雛祭り」で探訪し、地域の人たちのこころ温まるもてなしによい思い出があり、前回まわりきれなかった展示を中心に見てきました。
紬と蔵の町結城、町並みを探訪しながら同時にお雛様を鑑賞できます。
ゆっくりと見られて、甘酒などいただきながらお店の人とお話をし、見世蔵の梁の立派さに驚愕、おすすめです。
富士峰菓子舗の雛人形は「絵美嬢 昭和57年3月3日 御雛人形店佐七調整」とある七段飾りです。
富士峰菓子舗のゆでまんじゅう
ひな祭りでは雛人形と蔵を見ながら、結城の名物を探すのもたのしみの一つです。
伝統の素朴な味「ゆでまんじゅう」と最近売り出している「桑」関連で「桑の葉まんじゅう」をいただきながら、気さくな奥さんから雛人形のこと、ゆでまんじゅうのことなどを聞きました。
「結城名物ゆでまんじゅうは 江戸末期、はやり病が蔓延したとき、当時の殿様が病払いに民衆にふるまったのが始まりといわれています。
今でも浦町の健田須賀神社の夏の大祭の日には、各家庭でお供えし、無病息災と五穀豊穣を願っています。
当店のゆでまんじゅうは昔ながらの製法で、ひとつひとつ真心込めて手造りしておりますが、添加物等一切使用しておりませんのでお早めに御賞味下さいませ」富士峰菓子舗のHPより」
北海道産小豆をつかった無添加なまんじゅうであることが安心です。
(分子生物学的には、人の細胞を構成する分子は絶えず食物の分子と置き換わっていて、安全であるといわれている食品添加物も、その分子が自分の体に取り込まれていることを考えると、できるだけ無添加の食品を選んだほうが安心です。)
2009年02月11日
真壁のひなまつり(2)傾城阿波の鳴門
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
「トザイトーザイ 本日演じまするは、太夫佐藤・・、三味線富山・・、人形真壁白井座・・トザイトーザイ」
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
親子の情愛と浮世の不条理が描かれ涙無くしては鑑賞できない演目です。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「イエイエ勿体ない、何のうらみませふ。
恨みる事はないけれど、小さい時別れたれば、とと様やかか様の顔も覚えず、余所の子供衆が、かか様に髪結ふて貰ふたり、夜は抱かれて寝やしやんすを見ると、わしもかか様があるなら、あの様に髪結ふて、貰ふものと羨ましうござんす。
どふぞ早ふ訪ねて逢いたい。
ひょっと逢はれまいかと思へば、そらが悲しうござんす。」・・・
太夫の佐藤さんがこのくだりに差し掛かると悲しげな雰囲気になり、富山さんの三味線の音が哀れを誘い、見ている者はウルウルと涙がにじんできます。
今回の上演では、人形使いが黒子頭巾をかぶって、舞台が低く近いのでよけいに情感が伝わってきました。
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
「トザイトーザイ 本日演じまするは、太夫佐藤・・、三味線富山・・、人形真壁白井座・・トザイトーザイ」
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
親子の情愛と浮世の不条理が描かれ涙無くしては鑑賞できない演目です。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「イエイエ勿体ない、何のうらみませふ。
恨みる事はないけれど、小さい時別れたれば、とと様やかか様の顔も覚えず、余所の子供衆が、かか様に髪結ふて貰ふたり、夜は抱かれて寝やしやんすを見ると、わしもかか様があるなら、あの様に髪結ふて、貰ふものと羨ましうござんす。
どふぞ早ふ訪ねて逢いたい。
ひょっと逢はれまいかと思へば、そらが悲しうござんす。」・・・
太夫の佐藤さんがこのくだりに差し掛かると悲しげな雰囲気になり、富山さんの三味線の音が哀れを誘い、見ている者はウルウルと涙がにじんできます。
今回の上演では、人形使いが黒子頭巾をかぶって、舞台が低く近いのでよけいに情感が伝わってきました。
2009年02月10日
結城も雛まつり(1)奥庄
第3回結城も雛まつり(1)奥庄
と き:平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)[2009]
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
駐車場:市民情報センター地下駐車場
北部市街地に3ヶ所あり
問合先:TMO結城・・・0296−33−0073
市民情報センター0296−34−0150
結城観光物産センター0296−34−0421
昨年度「第2回結城も雛祭り」で探訪し、地域の人たちのこころ温まるもてなしによい思い出があり、前回まわりきれなかった展示を中心に見てきました。
紬と蔵の町結城、町並みを探訪しながら同時にお雛様を鑑賞できます。
見世蔵の見学は普段では外観だけの見学になりますが、ひな祭り期間中はお店の中に入れてもらい、お話を聞きながら梁や柱の太さ、構造を見ることができます。
奥庄の蔵
昭和10年建築の2階建て・切妻平入形式の蔵です。
代々、結城紬の問屋店舗兼住宅として利用されています。
店先には結城紬の反物や札入れなどが展示販売されています。
お雛様の傍でおばあちゃんと孫のこうちゃんがお話をしながら迎えてくれました。
「お年はいくつ?」「みっつ!」
「孫はかわいいですね」と自分の孫のことも思いながら孫談義、近くに医院を開業している若奥さんからお茶をいただきながら雛人形、見世蔵、結城の歴史などの話を聞きました。
那珂湊の湊公園内に銅像を建立されている那珂湊市元市長宮原庄助翁や、常陸太田市の西山公園に銅像が建っている武藤常介翁とは親戚筋にあたるそうです。
特別に見せてもらった看板には、「特別大演習結城町事務所>明治40年11月14日」「侍従武官長旅館」「樺山文部大臣御旅館」などと書かてれていました。
これは明治40年(1907)に秋季陸軍特別大演習が実施された時、結城小学校に大本営が設置され、明治天皇をはじめ、内閣総理大臣以下の政府高官が結城に滞在し、奥庄など大きな見世蔵を持った問屋さんが宿泊所になったことの証しです。
意外な人のつながりと歴史の一コマを知ることができました。
と き:平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)[2009]
ところ:結城駅北部市街地の商店、見世蔵、公共施設など
駐車場:市民情報センター地下駐車場
北部市街地に3ヶ所あり
問合先:TMO結城・・・0296−33−0073
市民情報センター0296−34−0150
結城観光物産センター0296−34−0421
昨年度「第2回結城も雛祭り」で探訪し、地域の人たちのこころ温まるもてなしによい思い出があり、前回まわりきれなかった展示を中心に見てきました。
紬と蔵の町結城、町並みを探訪しながら同時にお雛様を鑑賞できます。
見世蔵の見学は普段では外観だけの見学になりますが、ひな祭り期間中はお店の中に入れてもらい、お話を聞きながら梁や柱の太さ、構造を見ることができます。
奥庄の蔵
昭和10年建築の2階建て・切妻平入形式の蔵です。
代々、結城紬の問屋店舗兼住宅として利用されています。
店先には結城紬の反物や札入れなどが展示販売されています。
お雛様の傍でおばあちゃんと孫のこうちゃんがお話をしながら迎えてくれました。
「お年はいくつ?」「みっつ!」
「孫はかわいいですね」と自分の孫のことも思いながら孫談義、近くに医院を開業している若奥さんからお茶をいただきながら雛人形、見世蔵、結城の歴史などの話を聞きました。
那珂湊の湊公園内に銅像を建立されている那珂湊市元市長宮原庄助翁や、常陸太田市の西山公園に銅像が建っている武藤常介翁とは親戚筋にあたるそうです。
特別に見せてもらった看板には、「特別大演習結城町事務所>明治40年11月14日」「侍従武官長旅館」「樺山文部大臣御旅館」などと書かてれていました。
これは明治40年(1907)に秋季陸軍特別大演習が実施された時、結城小学校に大本営が設置され、明治天皇をはじめ、内閣総理大臣以下の政府高官が結城に滞在し、奥庄など大きな見世蔵を持った問屋さんが宿泊所になったことの証しです。
意外な人のつながりと歴史の一コマを知ることができました。
2009年02月09日
真壁のひなまつり(1)真壁白井座
真壁のひなまつりー和の風第七章ー
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
通常人形浄瑠璃は屋内の舞台で上演されることが多いものですが、今回は冬晴れの青空の下で行われました。
蔵や屋根を背景に、お鶴・お弓の白い顔が浮き出て情景が増幅されたように感じました。
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節で、親子の情愛と浮世の不条理が描かれ涙なくしては鑑賞できない演目です。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「巡礼に御報謝」・・・
「アイ、国は阿波の徳島でござります」・・・
「イエイエ、そのとと様やかか様に逢ひたさ故、それでわし一人、西国するのでござります」・・・
「アイ、どふしたわけじゃ知らぬが、三ツの年に、とと様やかか様も、わしをばば様に預けて、どこえやら行かしやんしたげな。それでわしは、ばば様の世話になって居たけれど、どふぞとと様やかか様に逢ひたい、顔が見たい。それで方々と、訪ねてあるくのでござります」
「シテ親達の名は、何といふぞいの」
「アイ、とと様の名は十郎兵衛、かか様はお弓と申します」・・・
平成21年2月4日(水)〜3月3日(火)
会 場:真壁の街並み
問合せ:桜川市観光協会電話0296-55-1111
人形浄瑠璃 真壁白井座鑑賞会
演目:傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
とき:平成21年2月8日(日)
第一部11:00〜 第二部13:30〜
会場:村井醸造正面広場
真壁白井座が発足して大勢の人々にささえられ活動を続けて7年、真壁のひなまつりに訪れるみなさんに感謝の意味をこめて上演されました。
通常人形浄瑠璃は屋内の舞台で上演されることが多いものですが、今回は冬晴れの青空の下で行われました。
蔵や屋根を背景に、お鶴・お弓の白い顔が浮き出て情景が増幅されたように感じました。
傾城阿波の鳴門「巡礼歌の段」
「父(とと)さまの名は阿波の十郎兵衛、母(かか)さまはお弓と申します」
両親を探し歩く巡礼姿のお鶴、お弓は話を聞いて実の娘と気づきますが、名のってはかえってお鶴に難儀がかかると、髪を直して泣く泣く追い返すお弓。
でも、思い返してあとを追うのでした。
阿波人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の有名な一節で、親子の情愛と浮世の不条理が描かれ涙なくしては鑑賞できない演目です。
人形浄瑠璃 真壁白井座第2回公演(平成17年3月13日)上演床本より
「巡礼に御報謝」・・・
「アイ、国は阿波の徳島でござります」・・・
「イエイエ、そのとと様やかか様に逢ひたさ故、それでわし一人、西国するのでござります」・・・
「アイ、どふしたわけじゃ知らぬが、三ツの年に、とと様やかか様も、わしをばば様に預けて、どこえやら行かしやんしたげな。それでわしは、ばば様の世話になって居たけれど、どふぞとと様やかか様に逢ひたい、顔が見たい。それで方々と、訪ねてあるくのでござります」
「シテ親達の名は、何といふぞいの」
「アイ、とと様の名は十郎兵衛、かか様はお弓と申します」・・・
2009年02月08日
雪まつり 幸の実園(2)朝市
さちのみ雪まつり
雪のゲレンデと野菜海産物、手作り豆腐などの販売で大賑わいです。
場所:障がい者支援施設 幸の実園
茨城県那珂郡東海村石神内宿1213
電話:029−282−0644
開催日:平成21年2月7日(土)から8日(日)
子どもたちは雪の滑り台で大喜び。
お母さんたちは朝市で大喜び。
新鮮な野菜・果物が品揃え豊富に格安で販売されています。
栃木産いちご「とちおとめ」がワンパック¥100(一人ワンパック)には長い行列ができていました。
早春の花 南房総直送のストック・キンセンカなど
ファーストフードも豊富で安い、やきそば、フランクフルト、赤飯、アユの塩焼き、おにぎりなど
雪のゲレンデと野菜海産物、手作り豆腐などの販売で大賑わいです。
場所:障がい者支援施設 幸の実園
茨城県那珂郡東海村石神内宿1213
電話:029−282−0644
開催日:平成21年2月7日(土)から8日(日)
子どもたちは雪の滑り台で大喜び。
お母さんたちは朝市で大喜び。
新鮮な野菜・果物が品揃え豊富に格安で販売されています。
栃木産いちご「とちおとめ」がワンパック¥100(一人ワンパック)には長い行列ができていました。
早春の花 南房総直送のストック・キンセンカなど
ファーストフードも豊富で安い、やきそば、フランクフルト、赤飯、アユの塩焼き、おにぎりなど
2009年02月07日
2009年02月06日
2009年02月05日
豆まき村松虚空蔵尊
節分追儺式 平成21年2月3日(火)
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮 午後1時
境内には福を求める大勢の人々(およそ300人?)が満ち満ちて、”福”がまかれるのを待っていました。
裃姿の年男年女は本堂内で豆まきが終わった順に渡り廊下に出て、用意された”福”を威勢よくまき、お菓子は中に舞い、大きくひろげた無数の手が空高く伸びて福を受け止めます。すごいエネルギーです。
みかん、駄菓子、福札などがまかれ、福札は景品と交換してもらえます。
福マスには豆と金平糖が入っていましたがこれはなぜかまかない。
子供の頃からこの豆まきを楽しみに来ている女性に聞いた40年前の話では
25年間年男年女を務めると大黒様を描いた絵マスがもらえる。
昔はもっと多くの人々が集まって、押しつぶされてあぶない状況もあった。
お餅、お金やタオルなどあらゆるものが大量にまかれた。
一日ねばって大神宮の豆まきも含めて3回参加すると、背負って持ち帰るほどの福を拾うことができたとか。
あっぱれあっぱれ!原子力エネルギー並み。
(取材している分には何も拾えない、次回にはカメラを捨てて袋を持っていこう。)
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮 午後1時
境内には福を求める大勢の人々(およそ300人?)が満ち満ちて、”福”がまかれるのを待っていました。
裃姿の年男年女は本堂内で豆まきが終わった順に渡り廊下に出て、用意された”福”を威勢よくまき、お菓子は中に舞い、大きくひろげた無数の手が空高く伸びて福を受け止めます。すごいエネルギーです。
みかん、駄菓子、福札などがまかれ、福札は景品と交換してもらえます。
福マスには豆と金平糖が入っていましたがこれはなぜかまかない。
子供の頃からこの豆まきを楽しみに来ている女性に聞いた40年前の話では
25年間年男年女を務めると大黒様を描いた絵マスがもらえる。
昔はもっと多くの人々が集まって、押しつぶされてあぶない状況もあった。
お餅、お金やタオルなどあらゆるものが大量にまかれた。
一日ねばって大神宮の豆まきも含めて3回参加すると、背負って持ち帰るほどの福を拾うことができたとか。
あっぱれあっぱれ!原子力エネルギー並み。
(取材している分には何も拾えない、次回にはカメラを捨てて袋を持っていこう。)
2009年02月04日
節分追儺式村松虚空蔵尊
節分追儺式 平成21年2月3日
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮 午後1時
東海村村松には、“十三詣り(まいり)”で知られる村松山虚空蔵堂(こくうぞうどう)があり、「村松の虚空蔵(こくぞう)さん」の名で親しまれています。
ひたちなか市の磯崎・阿字ヶ浦から長砂、東海村の照沼・村松一帯は、現在原子力発電所や常陸那珂港の礎になってしまいましたが、江戸時代前期まで揚げ浜式とよばれる方法で塩作りが盛んに行われていたところで、活気づいていた村々が存在していました。
「ヤンサマチ」という祭りでは村松から阿字ヶ浦までの砂浜を駆ける超長距離競馬が人気を集めていたといわれています。「栄枯盛衰常ならむ」
当時から多くの人々の暮らしがあり、塩づくりの重労働に明け暮れる人々の信仰の対象となり、安らぎを得ていたであろうと考えられるのが「こくぞうさん」です。
うちのこどもたちも「十三詣り」でご祈祷をうけ、その時のお札をいまだに神棚に祀ってあります。
その「こくぞうさん」で豆まき節分追儺式が行われました。
境内には紅梅が八分咲き、露店ではだるまや縁起物、村松名物「福俵」や大判焼きが売られています。
楼門前に並んだ年男年女80人僧侶20人は、花火の合図とともに金棒持ちに先導され鐘楼でゴーンゴーンと鐘が打ち鳴らされる中を行列し本堂に向かいます。
本堂の回廊を一周したのち本堂内でほかの厄払いの参拝者とともにご祈祷を受け、ご祈祷の最後では7人づつ台の上にあがって「福は内」を三唱し豆をまきます。「鬼は外」は一回唱えていたようでした。
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮 午後1時
東海村村松には、“十三詣り(まいり)”で知られる村松山虚空蔵堂(こくうぞうどう)があり、「村松の虚空蔵(こくぞう)さん」の名で親しまれています。
ひたちなか市の磯崎・阿字ヶ浦から長砂、東海村の照沼・村松一帯は、現在原子力発電所や常陸那珂港の礎になってしまいましたが、江戸時代前期まで揚げ浜式とよばれる方法で塩作りが盛んに行われていたところで、活気づいていた村々が存在していました。
「ヤンサマチ」という祭りでは村松から阿字ヶ浦までの砂浜を駆ける超長距離競馬が人気を集めていたといわれています。「栄枯盛衰常ならむ」
当時から多くの人々の暮らしがあり、塩づくりの重労働に明け暮れる人々の信仰の対象となり、安らぎを得ていたであろうと考えられるのが「こくぞうさん」です。
うちのこどもたちも「十三詣り」でご祈祷をうけ、その時のお札をいまだに神棚に祀ってあります。
その「こくぞうさん」で豆まき節分追儺式が行われました。
境内には紅梅が八分咲き、露店ではだるまや縁起物、村松名物「福俵」や大判焼きが売られています。
楼門前に並んだ年男年女80人僧侶20人は、花火の合図とともに金棒持ちに先導され鐘楼でゴーンゴーンと鐘が打ち鳴らされる中を行列し本堂に向かいます。
本堂の回廊を一周したのち本堂内でほかの厄払いの参拝者とともにご祈祷を受け、ご祈祷の最後では7人づつ台の上にあがって「福は内」を三唱し豆をまきます。「鬼は外」は一回唱えていたようでした。