2015年03月03日
第199回西金砂神社小祭礼(2)上宮河内町行事様式
第199回西金砂神社小祭礼(2)上宮河内町行事様式
(2015)平成27年3月1日〜3月30日まで
3月1日(日)事務所開き 正式名称:西金砂神社小祭礼宮本事務所
上宮河内ふるさとセンターにて
3月14日(土)四か村会議
お囃子練習
3月27日(金)笠揃
9:30頃 菊蓮寺にて笠揃行列出発祈願式
10:00菊蓮寺 笠揃行列出発
10:40 包石
11:20 大草
12:00 ふるさとセンター
(実際は13:00頃までかかったようです。)
3月28日(土)西金砂神社大祭場に花纏繰込準備
3月29日(日)西金砂神社大祭場に花纏繰込
13:00花纏繰込開始
15:00花纏繰込終了
3月30日(月)笠抜
10:00 ふるさとセンター
10:40 大草
11:20 包石
12:00 ふるさとセンター
(実際は13:00頃までかかったようです。)
(2015)平成27年3月1日〜3月30日まで
3月1日(日)事務所開き 正式名称:西金砂神社小祭礼宮本事務所
上宮河内ふるさとセンターにて
3月14日(土)四か村会議
お囃子練習
3月27日(金)笠揃
9:30頃 菊蓮寺にて笠揃行列出発祈願式
10:00菊蓮寺 笠揃行列出発
10:40 包石
11:20 大草
12:00 ふるさとセンター
(実際は13:00頃までかかったようです。)
3月28日(土)西金砂神社大祭場に花纏繰込準備
3月29日(日)西金砂神社大祭場に花纏繰込
13:00花纏繰込開始
15:00花纏繰込終了
3月30日(月)笠抜
10:00 ふるさとセンター
10:40 大草
11:20 包石
12:00 ふるさとセンター
(実際は13:00頃までかかったようです。)
2015年03月01日
第199回西金砂神社小祭礼(1)伝承組織
第199回西金砂神社小祭礼(1)伝承組織
開催日時:(2015)平成27年3月26日(木)〜29日(日)
西金砂神社小祭礼行列の日程順路は常陸太田市観光物産協会のページをご覧下さい。
常陸太田市の広報誌「広報ひたちおおた 2015年3月号」もご覧下さい。
西金砂神社小祭礼は茨城県山間部16町内の広大な地域で行われる歴史絵巻です。
渡卸行列と渡卸行列に伴なう式典・田楽以外に、町内毎に行われる祭礼行事も面白く見ものです。
「わくわく茨城」では氏子町内で行われる行事について調査中です。
☆まず、「西金砂神社小祭礼」について次の資料から勝手ながらコピペさせてもらいました。
「無形文化財 由緒と田楽」西金砂神社社務所 昭和56年7月15日発行
「「小祭礼
この祭は大祭礼に対して小祭礼と称せられる。
嵯峨天皇弘仁6年乙未三月(815年)始められ未、丑年7ヵ年目毎に行うを永例とする祭礼である。
平成9年丁丑(1997年)で196回目をかぞえる。
神輿を中心に百数十人の行列を組み常陸太田市馬場町の仮殿まで出社する。
期間は3泊4日を要し、途中三ヶ所で田楽舞を奉奏するのである。
また町田部落から大名火消し行列が前駆供奉として参加し祭りらしい情景を添えるのである。
この火消し行列は、昭和30年県の無形民俗文化財に指定されている。
行列の中に下がり派と称する笛、太鼓の囃子方が二十数人加わり一段と華やかさを添えてくれるのである。
和田地区では手踊り屋台が七台出揃い、神輿の繰込みに合わせて囃したて祭は最高潮に達するのである。
四日目境内大祭場到着後四個の花纏の繰込みあり、御神馬が拝殿へ向かって百段の石段をかけ上り行事を済ませ祭事田楽奉奏火消し行列の繰込み等すべての行事執行、最後に水木浜から組んできた塩水にて御神体を浄めて、神殿奥深く鎮座して七年目毎に行われる小祭礼は滞りなく終了するのである」」
☆「伝承組織」について、次の資料から勝手ながらアレンジさせてもらいました。
「常陸大宮市のたからもの 西金砂神社小祭礼―常陸大宮市ふるさと文化で人と地域を元気にする事業」常陸大宮市歴史民俗資料館
「「伝承組織21地区がかかわる壮大なお祭です。
●西4か村…西金砂神社を支える氏子地区…常陸太田市赤土町、上宮河内町、下宮河内町、常陸大宮市諸沢地区…花纏の繰込みを行う
●東3か村…常陸太田市天下野(けがの)町(祭事)、中染町(祭典・田楽舞)、町田町(火消し行列)…渡卸行列を迎える。□町田火消し行列…今回は奉納できないとの報道がありあました。
●和田7か村…常陸太田市和久(わぐ)町、国安町、松平町、和田町(祭典・田楽舞・余興の七台屋台で手踊り)、棚谷町、東蓮地(とうれんじ)町、芦間町(祭事)…七台屋台を繰込む
●馬場7か村…常陸太田市上大門(おおかど)町、下大門町(祭事)、増井町、新宿(あらじゅく)町、真淵町、馬場上町(祭典・田楽舞)、馬場下町
●日立市水木町…潮水汲みを行う。
開催日時:(2015)平成27年3月26日(木)〜29日(日)
西金砂神社小祭礼行列の日程順路は常陸太田市観光物産協会のページをご覧下さい。
常陸太田市の広報誌「広報ひたちおおた 2015年3月号」もご覧下さい。
西金砂神社小祭礼は茨城県山間部16町内の広大な地域で行われる歴史絵巻です。
渡卸行列と渡卸行列に伴なう式典・田楽以外に、町内毎に行われる祭礼行事も面白く見ものです。
「わくわく茨城」では氏子町内で行われる行事について調査中です。
☆まず、「西金砂神社小祭礼」について次の資料から勝手ながらコピペさせてもらいました。
「無形文化財 由緒と田楽」西金砂神社社務所 昭和56年7月15日発行
「「小祭礼
この祭は大祭礼に対して小祭礼と称せられる。
嵯峨天皇弘仁6年乙未三月(815年)始められ未、丑年7ヵ年目毎に行うを永例とする祭礼である。
平成9年丁丑(1997年)で196回目をかぞえる。
神輿を中心に百数十人の行列を組み常陸太田市馬場町の仮殿まで出社する。
期間は3泊4日を要し、途中三ヶ所で田楽舞を奉奏するのである。
また町田部落から大名火消し行列が前駆供奉として参加し祭りらしい情景を添えるのである。
この火消し行列は、昭和30年県の無形民俗文化財に指定されている。
行列の中に下がり派と称する笛、太鼓の囃子方が二十数人加わり一段と華やかさを添えてくれるのである。
和田地区では手踊り屋台が七台出揃い、神輿の繰込みに合わせて囃したて祭は最高潮に達するのである。
四日目境内大祭場到着後四個の花纏の繰込みあり、御神馬が拝殿へ向かって百段の石段をかけ上り行事を済ませ祭事田楽奉奏火消し行列の繰込み等すべての行事執行、最後に水木浜から組んできた塩水にて御神体を浄めて、神殿奥深く鎮座して七年目毎に行われる小祭礼は滞りなく終了するのである」」
☆「伝承組織」について、次の資料から勝手ながらアレンジさせてもらいました。
「常陸大宮市のたからもの 西金砂神社小祭礼―常陸大宮市ふるさと文化で人と地域を元気にする事業」常陸大宮市歴史民俗資料館
「「伝承組織21地区がかかわる壮大なお祭です。
●西4か村…西金砂神社を支える氏子地区…常陸太田市赤土町、上宮河内町、下宮河内町、常陸大宮市諸沢地区…花纏の繰込みを行う
●東3か村…常陸太田市天下野(けがの)町(祭事)、中染町(祭典・田楽舞)、町田町(火消し行列)…渡卸行列を迎える。□町田火消し行列…今回は奉納できないとの報道がありあました。
●和田7か村…常陸太田市和久(わぐ)町、国安町、松平町、和田町(祭典・田楽舞・余興の七台屋台で手踊り)、棚谷町、東蓮地(とうれんじ)町、芦間町(祭事)…七台屋台を繰込む
●馬場7か村…常陸太田市上大門(おおかど)町、下大門町(祭事)、増井町、新宿(あらじゅく)町、真淵町、馬場上町(祭典・田楽舞)、馬場下町
●日立市水木町…潮水汲みを行う。
2015年02月28日
第199回西金砂神社小祭礼
第199回西金砂神社小祭礼
開催日時:(2015)平成27年3月26日(木)〜29日(日)
渡卸行列の日程順路は常陸太田市観光物産協会のページをご覧下さい。
「わくわく茨城」では氏子町内で行われる行事について調査してきました。民俗学的には興味深い事柄ですが、細かいことなので興味があれがクリックしてください。
花纏、(花纏い)(花纏え)の奉納…赤土町、上宮河内町、下宮河内町、常陸大宮市諸沢地区が奉納します。
山車の奉納……和田町、松平町、和久町、国安町、芦間町、棚谷町、東蓮寺町が奉納します。
町田火消し行列…・今回は奉納できないとの新聞報道がありました。
・渡卸行列とは別に町内で行われる花纏行列と山車の巡行の2重構造になっている意味がわからない。
・3月29日西金砂神社大祭場に花纏が繰込むが、3月28日和田祭場には繰込まない
山車は3月28日和田祭場には繰込むが、3月29日西金砂神社大祭場には繰込まない。
行事様式が逆になっている意味がわからない。
View-Hitachi管理人より貴重な情報をいただいたので追記します。
コピペ始「「何故、7町の山車が渡御行列に先行して和田祭場に繰り込むのかと言いますと、
各町の山車は渡御行列に先行して和田祭場に繰り込んで、西金砂様ををお迎えする意ではないかと思われます(私見)。
また、御神輿が到着後に7町の山車で芸妓衆が手踊りが行われるのは、西金砂様に奉納するためはないかと思われます(私見)。
和久町に山車がないのは、火事で焼失したので小祭礼のたびに借用しています。
現在は、各町の山車はトラックの荷台に乗せられて山車を引いて和田祭場に繰り込んでいますが、その昔トラックがない時代は、木の車(タイヤ)で各地区の方々が山車を引いて和田祭場を往復しなければならないので、その苦労はいかばかりかと推察されます。
まして、現在のようにアスファルトの道路ではなく、砂利道で、坂を上るにも・下るにも体力を相当使ったのではないかと思われます。
今後、少子高齢化で山車の引手が不在になる可能性がありますし、経済的な負担も多大となるのでやり方が変わるのではないかと思われます。
次回の第200回(2021年)の小祭礼までは現行のやり方で行い、第201回(2027年)は、やり方が変わるのではないかと思われます(私見)。」」コピペ終
・下河内町は山車を所有しているにも関わらず、花纏繰込みには参加するが、山車の繰込みには参加せず他町に貸し出している…
View-Hitachi管理人より「和久町の山車は、天下野(けがの)2区町より借用している」との情報をいただき、この項を訂正しました。
開催日時:(2015)平成27年3月26日(木)〜29日(日)
渡卸行列の日程順路は常陸太田市観光物産協会のページをご覧下さい。
「わくわく茨城」では氏子町内で行われる行事について調査してきました。民俗学的には興味深い事柄ですが、細かいことなので興味があれがクリックしてください。
花纏、(花纏い)(花纏え)の奉納…赤土町、上宮河内町、下宮河内町、常陸大宮市諸沢地区が奉納します。
山車の奉納……和田町、松平町、和久町、国安町、芦間町、棚谷町、東蓮寺町が奉納します。
町田火消し行列…・今回は奉納できないとの新聞報道がありました。
・渡卸行列とは別に町内で行われる花纏行列と山車の巡行の2重構造になっている意味がわからない。
・3月29日西金砂神社大祭場に花纏が繰込むが、3月28日和田祭場には繰込まない
山車は3月28日和田祭場には繰込むが、3月29日西金砂神社大祭場には繰込まない。
行事様式が逆になっている意味がわからない。
View-Hitachi管理人より貴重な情報をいただいたので追記します。
コピペ始「「何故、7町の山車が渡御行列に先行して和田祭場に繰り込むのかと言いますと、
各町の山車は渡御行列に先行して和田祭場に繰り込んで、西金砂様ををお迎えする意ではないかと思われます(私見)。
また、御神輿が到着後に7町の山車で芸妓衆が手踊りが行われるのは、西金砂様に奉納するためはないかと思われます(私見)。
和久町に山車がないのは、火事で焼失したので小祭礼のたびに借用しています。
現在は、各町の山車はトラックの荷台に乗せられて山車を引いて和田祭場に繰り込んでいますが、その昔トラックがない時代は、木の車(タイヤ)で各地区の方々が山車を引いて和田祭場を往復しなければならないので、その苦労はいかばかりかと推察されます。
まして、現在のようにアスファルトの道路ではなく、砂利道で、坂を上るにも・下るにも体力を相当使ったのではないかと思われます。
今後、少子高齢化で山車の引手が不在になる可能性がありますし、経済的な負担も多大となるのでやり方が変わるのではないかと思われます。
次回の第200回(2021年)の小祭礼までは現行のやり方で行い、第201回(2027年)は、やり方が変わるのではないかと思われます(私見)。」」コピペ終
・下河内町は山車を所有しているにも関わらず、花纏繰込みには参加するが、山車の繰込みには参加せず他町に貸し出している…
View-Hitachi管理人より「和久町の山車は、天下野(けがの)2区町より借用している」との情報をいただき、この項を訂正しました。
2014年12月26日
●請戸の田植踊〜田植え踊り
●元気になろう!浜通りの民俗芸能
開催日:平成26年12月23日火(天皇誕生日)午後1:00〜4:00
会場 :福島県新地町農村環境改善センター大集会室
主催 :一般財団法人 國學院大學院友会
平成26年度東日本大震災被災地支援事業
解説 :民俗芸能学会福島調査団長 懸田弘訓先生
●請戸の田植踊〜田植え踊り
子供たちは福島県内他、仙台、新潟、東京などに避難していて、一同に集まって練習する時間がなかなか取れません。でも体が覚えていて、お師匠さんの謡いにあわせて上手に踊ることができます。
田植えの所作を取り入れて踊ります。
才蔵は監督役で、太鼓を打ちながら右へ左へと早乙女を元気づけ、田植えがはかどるように踊ります。
開催日:平成26年12月23日火(天皇誕生日)午後1:00〜4:00
会場 :福島県新地町農村環境改善センター大集会室
主催 :一般財団法人 國學院大學院友会
平成26年度東日本大震災被災地支援事業
解説 :民俗芸能学会福島調査団長 懸田弘訓先生
●請戸の田植踊〜田植え踊り
子供たちは福島県内他、仙台、新潟、東京などに避難していて、一同に集まって練習する時間がなかなか取れません。でも体が覚えていて、お師匠さんの謡いにあわせて上手に踊ることができます。
田植えの所作を取り入れて踊ります。
才蔵は監督役で、太鼓を打ちながら右へ左へと早乙女を元気づけ、田植えがはかどるように踊ります。
2014年12月25日
●請戸の田植踊〜相馬流山
●元気になろう!浜通りの民俗芸能
開催日:平成26年12月23日火(天皇誕生日)午後1:00〜4:00
会場 :福島県新地町農村環境改善センター大集会室
主催 :一般財団法人 國學院大學院友会
平成26年度東日本大震災被災地支援事業
解説 :民俗芸能学会福島調査団長 懸田弘訓先生
●請戸の田植踊
福島県双葉郡浪江町
(請戸芸能保存会)
漁港として知られる浪江町請戸地区の田植踊は、福島県内で最も芸能化が進み洗練された踊りです。苕野(くさの)神社の安波祭(あんばさま)で、花笠を被った小中学生の早乙女(さおとめ)が大船主の家々を回り、また、神社では豊漁・海上安全・豊作を祈って田植踊や神楽が奉納されてきました。
福島県内には田植え踊りが250ヶ所に伝承されており、浜通り地方には170ヶ所も保存されているうち、もっとも華やかな踊りです。
会津地方から伝えられ300年の伝統があります。
演目は4曲
「相馬流れ山」・北の相馬地方から伝承
「田植え踊り」・会津地方から当初伝承さた曲かな(調査中)
「大漁節」・・・南のいわき地方から伝承
「伊勢音頭」・・伊勢神宮遷宮時の木遣り歌
大太鼓1が3拍子のリズムを奏し、謡いに合わせて子供たちが踊ります。
古くは成年男子が女装して踊りましたが、現在は幼児〜高校生が参加しています。
東日本大震災の津波により、請戸地区はすべて流され壊滅的被害を被り、多くの犠牲者を出し、福島原発事故により町民21,000人全員が避難を余儀なくされ、全国散り散りとなりました。
困難な状況にもかかわらず「300年の伝統を絶やしてはいけない、何もしないではいられない」という思いから、被災前2月の安波祭で踊った子どもたちを集め、練習し、みごと復活し、全国に呼ばれて踊りを披露しています。
平成23年8月いわき市アクアマリンふくしまで復活公演
・・
平成24年7月東京明治神宮〜明治天皇百年祭
・・
平成25年5月島根県出雲大社〜出雲大社鎮座祭
・・
平成26年4月東京明治神宮〜昭憲皇太后百年祭
・・
平成26年12月元気になろう!浜通りの民俗芸能
(30回目の公演)
●請戸の田植踊〜相馬流山
1曲目・入場の踊り
才蔵を先頭に踊りながら、早乙女が左から前列に、漁師役が右から入場して後列に並び手踊りを披露します。
開催日:平成26年12月23日火(天皇誕生日)午後1:00〜4:00
会場 :福島県新地町農村環境改善センター大集会室
主催 :一般財団法人 國學院大學院友会
平成26年度東日本大震災被災地支援事業
解説 :民俗芸能学会福島調査団長 懸田弘訓先生
●請戸の田植踊
福島県双葉郡浪江町
(請戸芸能保存会)
漁港として知られる浪江町請戸地区の田植踊は、福島県内で最も芸能化が進み洗練された踊りです。苕野(くさの)神社の安波祭(あんばさま)で、花笠を被った小中学生の早乙女(さおとめ)が大船主の家々を回り、また、神社では豊漁・海上安全・豊作を祈って田植踊や神楽が奉納されてきました。
福島県内には田植え踊りが250ヶ所に伝承されており、浜通り地方には170ヶ所も保存されているうち、もっとも華やかな踊りです。
会津地方から伝えられ300年の伝統があります。
演目は4曲
「相馬流れ山」・北の相馬地方から伝承
「田植え踊り」・会津地方から当初伝承さた曲かな(調査中)
「大漁節」・・・南のいわき地方から伝承
「伊勢音頭」・・伊勢神宮遷宮時の木遣り歌
大太鼓1が3拍子のリズムを奏し、謡いに合わせて子供たちが踊ります。
古くは成年男子が女装して踊りましたが、現在は幼児〜高校生が参加しています。
東日本大震災の津波により、請戸地区はすべて流され壊滅的被害を被り、多くの犠牲者を出し、福島原発事故により町民21,000人全員が避難を余儀なくされ、全国散り散りとなりました。
困難な状況にもかかわらず「300年の伝統を絶やしてはいけない、何もしないではいられない」という思いから、被災前2月の安波祭で踊った子どもたちを集め、練習し、みごと復活し、全国に呼ばれて踊りを披露しています。
平成23年8月いわき市アクアマリンふくしまで復活公演
・・
平成24年7月東京明治神宮〜明治天皇百年祭
・・
平成25年5月島根県出雲大社〜出雲大社鎮座祭
・・
平成26年4月東京明治神宮〜昭憲皇太后百年祭
・・
平成26年12月元気になろう!浜通りの民俗芸能
(30回目の公演)
●請戸の田植踊〜相馬流山
1曲目・入場の踊り
才蔵を先頭に踊りながら、早乙女が左から前列に、漁師役が右から入場して後列に並び手踊りを披露します。
2014年12月24日
●元気になろう!浜通りの民俗芸能
●元気になろう!浜通りの民俗芸能
開催日:平成26年12月23日火(天皇誕生日)午後1:00〜4:00
会場 :福島県新地町農村環境改善センター大集会室
主催 :一般財団法人 國學院大學院友会
平成26年度東日本大震災被災地支援事業
解説 :民俗芸能学会福島調査団長 懸田弘訓先生
目的 :東日本大震災では多くの方が今もなお避難生活を余儀なくされ。かつて経験したことのないつらい思いをされています。
みなさんに地元の伝統芸能を見ていただくことは、一番の元気の源になります。
また被災したにもかかわらず、伝統芸能を復活しがんばって公演されている方々の元気をわけていただきましょう。
茨城県北から6号国道を190Km北上取材してきました。往復10時間の強行軍。
天気晴朗にして強風注意。積雪はなく幸いでした。
途中大熊町、浪江町、小高町あたりは帰還困難地区を通過するにあたり、痛ましく荒涼たる町並みをノンストップで走りぬけます。
新地町駒ヶ嶺 高田神楽
新地町福田 十二神楽
浪江町 請戸の田植踊
復活後30回目の公演をするかわいいこどもたち
福島県立いわき海星高校のじゃんがら念仏踊り
平成25年度50回の公演
平成26年度11月現在40回の公演をこなす元気さ。
開催日:平成26年12月23日火(天皇誕生日)午後1:00〜4:00
会場 :福島県新地町農村環境改善センター大集会室
主催 :一般財団法人 國學院大學院友会
平成26年度東日本大震災被災地支援事業
解説 :民俗芸能学会福島調査団長 懸田弘訓先生
目的 :東日本大震災では多くの方が今もなお避難生活を余儀なくされ。かつて経験したことのないつらい思いをされています。
みなさんに地元の伝統芸能を見ていただくことは、一番の元気の源になります。
また被災したにもかかわらず、伝統芸能を復活しがんばって公演されている方々の元気をわけていただきましょう。
茨城県北から6号国道を190Km北上取材してきました。往復10時間の強行軍。
天気晴朗にして強風注意。積雪はなく幸いでした。
途中大熊町、浪江町、小高町あたりは帰還困難地区を通過するにあたり、痛ましく荒涼たる町並みをノンストップで走りぬけます。
新地町駒ヶ嶺 高田神楽
新地町福田 十二神楽
浪江町 請戸の田植踊
復活後30回目の公演をするかわいいこどもたち
福島県立いわき海星高校のじゃんがら念仏踊り
平成25年度50回の公演
平成26年度11月現在40回の公演をこなす元気さ。
2014年04月07日
請戸の田植踊〜明治神宮昭憲法皇太后百年祭にて
請戸の田植踊〜明治神宮昭憲法皇太后百年祭にて
[日時][2014]平成26年4月5日(土)〜6日(日)
[場所]明治神宮御社殿前、原宿口
[主催](公社)全日本郷土芸能協会
日本伝統の心を絶やすまいと、福島、岩手、宮城の郷土芸能7団体が奉納演舞を行いました。
請戸(うけど)の田植踊(請戸芸能保存会)
福島県双葉郡浪江町
毎年2月20日頃のくさの神社の安波祭では、花笠をかぶった早乙女が集落の家々を回り、豊漁、海上安全・豊作を祈って田植踊と神楽(獅子舞)が奉納されてきました。
300年の伝統があります。
東日本大震災の津波により集落400戸は壊滅、福島原発事故によりすべての人々は散りじりに非難を余儀なくされたものの、2013-8月には早くも復活公演を果たしました。
その後福島県内にとどまらず、東京都、出雲市などでも奉納公演し、26回目の公演になります。
福島県内の仮設住宅では、避難者の絆つくりに喜ばれています。
踊る演目は
相馬流れ山、田植え踊り、大漁節、伊勢音頭
最年少の子供は2歳の女の子、自分から踊りたいと参加しただけあって覚えが早いです。
[日時][2014]平成26年4月5日(土)〜6日(日)
[場所]明治神宮御社殿前、原宿口
[主催](公社)全日本郷土芸能協会
日本伝統の心を絶やすまいと、福島、岩手、宮城の郷土芸能7団体が奉納演舞を行いました。
請戸(うけど)の田植踊(請戸芸能保存会)
福島県双葉郡浪江町
毎年2月20日頃のくさの神社の安波祭では、花笠をかぶった早乙女が集落の家々を回り、豊漁、海上安全・豊作を祈って田植踊と神楽(獅子舞)が奉納されてきました。
300年の伝統があります。
東日本大震災の津波により集落400戸は壊滅、福島原発事故によりすべての人々は散りじりに非難を余儀なくされたものの、2013-8月には早くも復活公演を果たしました。
その後福島県内にとどまらず、東京都、出雲市などでも奉納公演し、26回目の公演になります。
福島県内の仮設住宅では、避難者の絆つくりに喜ばれています。
踊る演目は
相馬流れ山、田植え踊り、大漁節、伊勢音頭
最年少の子供は2歳の女の子、自分から踊りたいと参加しただけあって覚えが早いです。
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2014年03月13日
ふるさとの祭り2012(3)寺崎のはねこ踊
ふるさとの祭り2012(3)寺崎のはねこ踊
第12回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会ふくしま
地域伝統芸能全国大会 福島大会
まつりが結ぶふるさとの絆
[日時][2012]平成24年10月27日(土)・28日
[場所]会津総合運動公園
[主催]第12回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会ふくしま実行委員会
はねこ踊りは、今から300年ほど前に度重なる凶作に見舞われていた農村が、地元の八幡様に豊作祈願を続けたところ、ある年に大豊作に恵まれたため、八幡様に豊作のお礼参りをし、喜びのあまり、踊りやお囃子をしながら村中を練り歩いたことが始まりと言い伝えられています。
かつては各地区ごとにはねこ踊りがつたえれていましたが、現在は寺崎地区のはねこ踊りのみが伝承されています。
●絆エピソード
会員の中には、東日本大震災で家族を失い、自宅が全壊したものもいますが、現在、活動を再開し、避難所の訪問や仮設住宅の復興イベント等での公演を行っています。
第12回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会ふくしま
地域伝統芸能全国大会 福島大会
まつりが結ぶふるさとの絆
[日時][2012]平成24年10月27日(土)・28日
[場所]会津総合運動公園
[主催]第12回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会ふくしま実行委員会
はねこ踊りは、今から300年ほど前に度重なる凶作に見舞われていた農村が、地元の八幡様に豊作祈願を続けたところ、ある年に大豊作に恵まれたため、八幡様に豊作のお礼参りをし、喜びのあまり、踊りやお囃子をしながら村中を練り歩いたことが始まりと言い伝えられています。
かつては各地区ごとにはねこ踊りがつたえれていましたが、現在は寺崎地区のはねこ踊りのみが伝承されています。
●絆エピソード
会員の中には、東日本大震災で家族を失い、自宅が全壊したものもいますが、現在、活動を再開し、避難所の訪問や仮設住宅の復興イベント等での公演を行っています。
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2014年02月18日
請戸の田植踊り奉納・明治天皇100年祭
請戸の田植踊り奉納・明治天皇百年祭
[日時][2012]平成24年7月28日(土)〜30日(月)
[場所]明治神宮御社殿前、原宿口
[主催](公社)全日本郷土芸能協会
東日本大震災で被災しながらも、祖先から受け継いできた日本の心を絶やすまいと、活動を再開した郷土芸能が明治神宮に集まり奉納しました。
「大槌の虎舞」・岩手県上閉伊郡大槌町
「金津流獅子躍」・岩手県奥州市、大船渡市
「本吉法印神楽」・宮城県本吉郡南三陸町
「下増田麦搗き踊」・宮城県名取市
「閖上太鼓」・宮城県名取市閖上地区
「相馬宇多郷の神楽」・福島県相馬市
「請戸の田植踊り」・福島県双葉郡浪江町
(請戸芸能保存会)
漁港として知られる浪江町請戸地区の田植踊は、福島県内で最も芸能化が進み洗練された踊です。苕野(くさの)神社の安波祭(あんばさま)で、花笠を被った小中学生の早乙女(さおとめ)が大船主の家々を回り、また、神社では豊漁・海上安全・豊作を祈って田植踊や神楽が奉納されてきました。
東日本大震災の津波により、請戸地区はすべて流され壊滅的被害を被り、多くの犠牲者を出し、福島原発事故により町民21,000人全員が避難を余儀なくされ、全国散り散りとなりました。
困難な状況にもかかわらず「300年の伝統を絶やしてはいけない、何もしないではいられない」という思いから、被災前2月の安波祭で踊った子どもたちを集め、練習し、みごと復活し、全国に呼ばれて踊を披露しています。
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[日時][2012]平成24年7月28日(土)〜30日(月)
[場所]明治神宮御社殿前、原宿口
[主催](公社)全日本郷土芸能協会
東日本大震災で被災しながらも、祖先から受け継いできた日本の心を絶やすまいと、活動を再開した郷土芸能が明治神宮に集まり奉納しました。
「大槌の虎舞」・岩手県上閉伊郡大槌町
「金津流獅子躍」・岩手県奥州市、大船渡市
「本吉法印神楽」・宮城県本吉郡南三陸町
「下増田麦搗き踊」・宮城県名取市
「閖上太鼓」・宮城県名取市閖上地区
「相馬宇多郷の神楽」・福島県相馬市
「請戸の田植踊り」・福島県双葉郡浪江町
(請戸芸能保存会)
漁港として知られる浪江町請戸地区の田植踊は、福島県内で最も芸能化が進み洗練された踊です。苕野(くさの)神社の安波祭(あんばさま)で、花笠を被った小中学生の早乙女(さおとめ)が大船主の家々を回り、また、神社では豊漁・海上安全・豊作を祈って田植踊や神楽が奉納されてきました。
東日本大震災の津波により、請戸地区はすべて流され壊滅的被害を被り、多くの犠牲者を出し、福島原発事故により町民21,000人全員が避難を余儀なくされ、全国散り散りとなりました。
困難な状況にもかかわらず「300年の伝統を絶やしてはいけない、何もしないではいられない」という思いから、被災前2月の安波祭で踊った子どもたちを集め、練習し、みごと復活し、全国に呼ばれて踊を披露しています。
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2013年12月12日
2013年12月10日
●請戸の田植踊り〜復興なみえ町十日市祭
請戸の田植踊り〜復興なみえ町十日市祭
日時:(2013)平成25年11月23日(土)〜24日(日)
会場:JR二本松駅前周辺
ステージ:二本松市民交流センター
・十日市とは
十日市(とおかいち)は、明治6年(1873年)に出羽権現(現在の浪江神社)の祭日として浪江町権現堂地区に「市」を立てたことに始まります。
今でいう「町おこし」の走りです。
十日市の名前は、旧暦10月10日を中日(なかび)として三日間行われたことに由来するもので、収穫を終えた人々が豊年を祝い、冬に向けて生活用品を揃えるための市として始まったものです。
隣の幾世橋地区でも同じような「六日市」が行われており、こちらの方がより賑わっていたと言われております。
しかし、明治31年に鉄道が開通し(常磐線)、権現堂に浪江駅ができると十日市の方がにぎやかになり、六日市は行われなくなりました。
十日市の三日間は、中心である新町通りは完全な歩行者天国となり、およそ300店ほどの露店が建ち並び、相双地域をはじめ、いわき地方からも人出があり身動きのできないほどのにぎわいを見せます。
祭りの期間中小学生による町内ごとの御神輿が練り歩き、近年は地区対抗の「おみこしワッショイ大会」や、中・高校生による吹奏楽の演奏や作品展、芸能発表や大道芸など様々な催しが行われ、祭りはさらに賑わいを見せます。
十日市が終わると季節は一変し、双葉地方も冬の装いを見せます。
*請戸の田植踊り
11月23日正午〜午後12時30分に公演
請戸の田植踊りは約300年前から、請戸地区の「くさ野神社」に伝わる伝統芸能であり、毎年2月の第三日曜日の例大祭で奉納され、豊作を祈願してきました。
現在も、震災で犠牲になられた方々への追悼と地元の絆を絶やさない思いを込め、披露を続けています。
メンバーも少しづつ交代していますが、才蔵役の男子2人と、2歳の早乙女が入会したことは、継承に明るい話題となっています。
日時:(2013)平成25年11月23日(土)〜24日(日)
会場:JR二本松駅前周辺
ステージ:二本松市民交流センター
・十日市とは
十日市(とおかいち)は、明治6年(1873年)に出羽権現(現在の浪江神社)の祭日として浪江町権現堂地区に「市」を立てたことに始まります。
今でいう「町おこし」の走りです。
十日市の名前は、旧暦10月10日を中日(なかび)として三日間行われたことに由来するもので、収穫を終えた人々が豊年を祝い、冬に向けて生活用品を揃えるための市として始まったものです。
隣の幾世橋地区でも同じような「六日市」が行われており、こちらの方がより賑わっていたと言われております。
しかし、明治31年に鉄道が開通し(常磐線)、権現堂に浪江駅ができると十日市の方がにぎやかになり、六日市は行われなくなりました。
十日市の三日間は、中心である新町通りは完全な歩行者天国となり、およそ300店ほどの露店が建ち並び、相双地域をはじめ、いわき地方からも人出があり身動きのできないほどのにぎわいを見せます。
祭りの期間中小学生による町内ごとの御神輿が練り歩き、近年は地区対抗の「おみこしワッショイ大会」や、中・高校生による吹奏楽の演奏や作品展、芸能発表や大道芸など様々な催しが行われ、祭りはさらに賑わいを見せます。
十日市が終わると季節は一変し、双葉地方も冬の装いを見せます。
*請戸の田植踊り
11月23日正午〜午後12時30分に公演
請戸の田植踊りは約300年前から、請戸地区の「くさ野神社」に伝わる伝統芸能であり、毎年2月の第三日曜日の例大祭で奉納され、豊作を祈願してきました。
現在も、震災で犠牲になられた方々への追悼と地元の絆を絶やさない思いを込め、披露を続けています。
メンバーも少しづつ交代していますが、才蔵役の男子2人と、2歳の早乙女が入会したことは、継承に明るい話題となっています。
2013年10月28日
●西塩子の回り舞台 地芝居「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」
●西塩子の回り舞台 地芝居「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
地芝居「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」(いちのたに ふたば ぐんき)
出演:柳橋歌舞伎保存会
特別出演:柳橋歌舞伎保存会(郡山市指定重要無形文化財)
江戸時代に天領であった福島県郡山市中田町柳橋は、他領に比べて規制がゆるやかで、芸事が盛んな土地柄でした。
そのような環境の中で地芝居の一座が組まれ、江戸時代の末には盛んに他領での興行も行いましたが、戊辰戦争後は興行が禁じられて、地元の菅布弥神社の祭礼のみで奉納されるようになりました。
明治時代中頃には一時中断しますが、大正5年に「柳橋歌舞伎研究会」が結成されて復活、その後も伝承の危機がありましたが、昭和55年に地区全戸で「柳橋歌舞伎保存会」を結成、現在まで毎年の祭礼で地芝居の奉納を行っています。
■地芝居「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」
ご存知源平合戦の有名な物語を、歌舞伎らしく荒唐無稽に脚色した人気の一幕
平経盛の子 敦盛は、まだ少年の面影を残す平家の公達。
しかし実は、経盛の妻 藤の方が宮仕えしていた時、法皇の寵愛を得て身ごもった皇統を引く皇子でした。
それを知る義経は、一の谷に出陣する熊谷次朗直実に敦盛の助命を暗示。
そこで熊谷は年恰好の同じわが子 小次郎直家を敦盛の身代わりに戦場で討ち取ります。
舞台は、義経が敦盛の首実検を行う熊谷の陣屋。
熊谷の女房で小次郎の母 相模、敦盛の母 藤の方、一の谷に敦盛を供養する石塔を建てたかどで捕縛された石屋の弥陀六を引き立てた梶原らが訪れます。
熊谷は、敦盛の敵を討とうと迫る藤の方をなだめ、相模と藤の方に敦盛を討ち取った様子を語り、小次郎の首を義経の前に差し出します。
首を見て「あっ」と驚く二人の女。
物陰で様子を見ていた義経の裏切りを知り、鎌倉に告げようと駆け出した梶原は、弥陀六の投げた石ノミで落命。
弥陀六を幼少時の恩人平胸清と見破った義経は、敦盛を忍ばせた鎧びつを弥陀六に託します。
世の無常を観じた熊谷は出家して蓮生坊と名を改め、陣屋を後にするのでした。
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
地芝居「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」(いちのたに ふたば ぐんき)
出演:柳橋歌舞伎保存会
特別出演:柳橋歌舞伎保存会(郡山市指定重要無形文化財)
江戸時代に天領であった福島県郡山市中田町柳橋は、他領に比べて規制がゆるやかで、芸事が盛んな土地柄でした。
そのような環境の中で地芝居の一座が組まれ、江戸時代の末には盛んに他領での興行も行いましたが、戊辰戦争後は興行が禁じられて、地元の菅布弥神社の祭礼のみで奉納されるようになりました。
明治時代中頃には一時中断しますが、大正5年に「柳橋歌舞伎研究会」が結成されて復活、その後も伝承の危機がありましたが、昭和55年に地区全戸で「柳橋歌舞伎保存会」を結成、現在まで毎年の祭礼で地芝居の奉納を行っています。
■地芝居「一の谷嫩軍記 熊谷陣屋の場」
ご存知源平合戦の有名な物語を、歌舞伎らしく荒唐無稽に脚色した人気の一幕
平経盛の子 敦盛は、まだ少年の面影を残す平家の公達。
しかし実は、経盛の妻 藤の方が宮仕えしていた時、法皇の寵愛を得て身ごもった皇統を引く皇子でした。
それを知る義経は、一の谷に出陣する熊谷次朗直実に敦盛の助命を暗示。
そこで熊谷は年恰好の同じわが子 小次郎直家を敦盛の身代わりに戦場で討ち取ります。
舞台は、義経が敦盛の首実検を行う熊谷の陣屋。
熊谷の女房で小次郎の母 相模、敦盛の母 藤の方、一の谷に敦盛を供養する石塔を建てたかどで捕縛された石屋の弥陀六を引き立てた梶原らが訪れます。
熊谷は、敦盛の敵を討とうと迫る藤の方をなだめ、相模と藤の方に敦盛を討ち取った様子を語り、小次郎の首を義経の前に差し出します。
首を見て「あっ」と驚く二人の女。
物陰で様子を見ていた義経の裏切りを知り、鎌倉に告げようと駆け出した梶原は、弥陀六の投げた石ノミで落命。
弥陀六を幼少時の恩人平胸清と見破った義経は、敦盛を忍ばせた鎧びつを弥陀六に託します。
世の無常を観じた熊谷は出家して蓮生坊と名を改め、陣屋を後にするのでした。
2013年10月24日
●西塩子の回り舞台 子ども歌舞伎「白浪五人男 稲瀬川勢ぞろいの場」
●西塩子の回り舞台 子ども歌舞伎「白浪五人男 稲瀬川勢ぞろいの場」
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
子ども歌舞伎「白浪五人男 稲瀬川勢ぞろいの場」
出演:大宮北小学校4年生
正式な題名は「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)。
”白浪とは盗賊のことで、日本駄右衛門を首領とする、弁天小僧菊之助、南郷力丸、忠信利平、赤星十三郎の五人の盗賊団の物語。
五人は策を巡らし裕福な呉服商浜松屋に押し入って大金を奪おうとしますが、ひょんな事から浜松屋の主人幸兵衛が菊之助の実父、浜松屋の養子として育てられている宗之助が駄右衛門の実子ということが判明し、一同は何も盗らずに桜満開の稲瀬川堤に落ちのびます。
捕り手を前に五人がそれぞれ、自分の来歴を七五調の名セリフで語る場面が見どころ。
小学校での授業の成果をご覧あれ。
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
子ども歌舞伎「白浪五人男 稲瀬川勢ぞろいの場」
出演:大宮北小学校4年生
正式な題名は「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)。
”白浪とは盗賊のことで、日本駄右衛門を首領とする、弁天小僧菊之助、南郷力丸、忠信利平、赤星十三郎の五人の盗賊団の物語。
五人は策を巡らし裕福な呉服商浜松屋に押し入って大金を奪おうとしますが、ひょんな事から浜松屋の主人幸兵衛が菊之助の実父、浜松屋の養子として育てられている宗之助が駄右衛門の実子ということが判明し、一同は何も盗らずに桜満開の稲瀬川堤に落ちのびます。
捕り手を前に五人がそれぞれ、自分の来歴を七五調の名セリフで語る場面が見どころ。
小学校での授業の成果をご覧あれ。
2013年10月22日
●西塩子の回り舞台 地芝居「時津風日に出の松 鴫山城内の段
●西塩子の回り舞台 地芝居「時津風日に出の松 鴫山城内の段
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
特別出演 南会津町 田島祇園屋台歌舞伎保存会
田島の老舗医院の先々代院長 馬場翠園氏が作った、戦国時代の会津田島の領主 長沼氏の居城「鴫山城」を舞台としたオリジナル歌舞伎。
戦国時代の末期会津を納める芦名家は、仙台の伊達政宗との戦で敗北しました。
芦名家に味方していた鴫山城主長沼盛秀は、伊達ににらまれる立場となっています。
一方、盛秀は、領地を接する久川城主、河原田大膳とも、領地をめぐる戦を繰り返していました。
この日も河原田軍との戦いがあり、出陣していた長沼家の家老 隼人乃助が放った矢が相手の侍大将に命中、みごと勝ち戦となりました。
隼人乃助が鴫山城へと引き上げてきた場面から物語は始まります。
勝利に酔う長沼盛秀に対し、家老の隼人乃助は戦を続けることに疑問を感じています。
そこへ、伊達の軍勢が鴫山城をめがけて押し寄せてきました。
伊達の使いとして盛秀に面会した片倉小十郎は和睦を進めますが、盛秀は怒って話を聞きません。
「戦になっては長沼家は滅びる」と隼人乃助は自分の命をなげうって盛秀をいさめるのでした。
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
特別出演 南会津町 田島祇園屋台歌舞伎保存会
田島の老舗医院の先々代院長 馬場翠園氏が作った、戦国時代の会津田島の領主 長沼氏の居城「鴫山城」を舞台としたオリジナル歌舞伎。
戦国時代の末期会津を納める芦名家は、仙台の伊達政宗との戦で敗北しました。
芦名家に味方していた鴫山城主長沼盛秀は、伊達ににらまれる立場となっています。
一方、盛秀は、領地を接する久川城主、河原田大膳とも、領地をめぐる戦を繰り返していました。
この日も河原田軍との戦いがあり、出陣していた長沼家の家老 隼人乃助が放った矢が相手の侍大将に命中、みごと勝ち戦となりました。
隼人乃助が鴫山城へと引き上げてきた場面から物語は始まります。
勝利に酔う長沼盛秀に対し、家老の隼人乃助は戦を続けることに疑問を感じています。
そこへ、伊達の軍勢が鴫山城をめがけて押し寄せてきました。
伊達の使いとして盛秀に面会した片倉小十郎は和睦を進めますが、盛秀は怒って話を聞きません。
「戦になっては長沼家は滅びる」と隼人乃助は自分の命をなげうって盛秀をいさめるのでした。
2013年10月21日
●西塩子の回り舞台 口上と常磐津「子宝三番叟」
●西塩子の回り舞台 口上と常磐津「子宝三番叟」
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演:子どもたちの熱演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
口上と常磐津「子宝三番叟」
出演:大宮北小学校4年生
「三番叟」は老人の姿をした神が天下泰平・五穀豊穣等を祝して舞う姿を芸能化した、能の「翁」を歌舞伎舞踏に取り入れたもので、様々な趣向で多くの曲が作られました。
この曲は12人の子を持つ子福者が、四季の遊びのおもしろさを物語る内容で仕立てられた常磐津です。
幕開きなどに演ずるおめでたい曲です。
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演:子どもたちの熱演
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
口上と常磐津「子宝三番叟」
出演:大宮北小学校4年生
「三番叟」は老人の姿をした神が天下泰平・五穀豊穣等を祝して舞う姿を芸能化した、能の「翁」を歌舞伎舞踏に取り入れたもので、様々な趣向で多くの曲が作られました。
この曲は12人の子を持つ子福者が、四季の遊びのおもしろさを物語る内容で仕立てられた常磐津です。
幕開きなどに演ずるおめでたい曲です。
2013年10月18日
●西塩子の回り舞台 舞台稽古の様子10月17日
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演が成されます。
第23回国民文化祭いばらき2008(グリーンふるさと文化フェスティバル)平成20年11月9日(日)以来5年ぶりです。楽しみです。
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
雨天の場合は翌日に順延
舞台稽古の様子10月17日(木)午後6時〜9時
演目は「太閤記 十段目 尼崎閑居の場」です。
幕やフスマの敷居などセットされて、徐々に舞台が整いつつあります。
稽古も進み、役者、謡、三味線の三者のコラボレーションも整いつつあります。
魅せてもらった台本、さっぱりわかりませんが、あらかじめインターネットよりプリントした筋書きを読みながら観ると理解できました。
第23回国民文化祭いばらき2008(グリーンふるさと文化フェスティバル)平成20年11月9日(日)以来5年ぶりです。楽しみです。
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
雨天の場合は翌日に順延
舞台稽古の様子10月17日(木)午後6時〜9時
演目は「太閤記 十段目 尼崎閑居の場」です。
幕やフスマの敷居などセットされて、徐々に舞台が整いつつあります。
稽古も進み、役者、謡、三味線の三者のコラボレーションも整いつつあります。
魅せてもらった台本、さっぱりわかりませんが、あらかじめインターネットよりプリントした筋書きを読みながら観ると理解できました。
2013年10月17日
●西塩子の回り舞台 舞台稽古の様子10月16日
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演が成されます。
第23回国民文化祭いばらき2008(グリーンふるさと文化フェスティバル)平成20年11月9日(日)以来5年ぶりです。楽しみです。
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
雨天の場合は翌日に順延
舞台稽古の様子10月16日(水)午後6時〜9時
勤めから帰宅して午後6時頃から練習しています。
台風26号一過、寒風が吹くなかで、情熱をもって練習に取り組んでいます。
みなさんのイキも合うようになってきました。
演目は「太閤記 十段目 尼崎閑居の場」です。
第23回国民文化祭いばらき2008(グリーンふるさと文化フェスティバル)平成20年11月9日(日)以来5年ぶりです。楽しみです。
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
雨天の場合は翌日に順延
舞台稽古の様子10月16日(水)午後6時〜9時
勤めから帰宅して午後6時頃から練習しています。
台風26号一過、寒風が吹くなかで、情熱をもって練習に取り組んでいます。
みなさんのイキも合うようになってきました。
演目は「太閤記 十段目 尼崎閑居の場」です。
2013年10月16日
●西塩子の回り舞台 台風の被害10月16日
西塩子の回り舞台で歌舞伎公演が成されます。
第23回国民文化祭いばらき2008(グリーンふるさと文化フェスティバル)平成20年11月9日(日)以来5年ぶりです。楽しみです。
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
雨天の場合は翌日に順延
西塩子の回り舞台 台風の被害10月16日(水)午後1時頃
10年に一度といわれる大型で強い台風26号が房総沖〜三陸沖を北上、各地に大きな被害を出しました。
西塩子の回り舞台も被害を被っています。
屋根のビニールがはがれ、コモがめくれています。
ロードローラにワイヤで固定していたので、本体は大丈夫のようです。
明日風がおさまってから、地域の人たちが補修にかかります。
第23回国民文化祭いばらき2008(グリーンふるさと文化フェスティバル)平成20年11月9日(日)以来5年ぶりです。楽しみです。
日時:(2013)平成25年10月19日(土)午前10時〜午後6時
会場:塩田公民館グランド
住所:茨城県塩田公民館グラウンド
入場無料
雨天の場合は翌日に順延
西塩子の回り舞台 台風の被害10月16日(水)午後1時頃
10年に一度といわれる大型で強い台風26号が房総沖〜三陸沖を北上、各地に大きな被害を出しました。
西塩子の回り舞台も被害を被っています。
屋根のビニールがはがれ、コモがめくれています。
ロードローラにワイヤで固定していたので、本体は大丈夫のようです。
明日風がおさまってから、地域の人たちが補修にかかります。