関城桐下駄

2008年12月16日

小栗判官まつり(8)関城桐下駄

小栗判官まつり(8)関城桐下駄
日時:平成20年12月7日(日)
   9:00〜16:00
会場:筑西市立新治小学校

関城桐下駄:猪ノ原桐材木工所
各地のイベントでは地域の伝統工芸品のお店が出店することあり、匠の技を見て聞いて歩くのも楽しみの一つです。
小栗判官まつりでは旧関城町の猪ノ原桐材木工所が出店し、新発売のミニ桐下駄のストラップ・ブローチを実演販売していました。
小さな半田ゴテで模様や名前を入れる作業、自分の名前を入れてもらうといい記念になりそうです。

関城桐下駄の歴史
関城桐下駄は結城の職人が移り住んだことから始まります。

結城桐箪笥・結城桐下駄の歴史
東山時代(室町時代中期)将軍足利義政が茶の湯を好み茶箪笥が作られるようになり、のち書類箪笥や刀箪笥、衣類箪笥が作られ、この上方文化が結城領領主の結城家に寄って移入され、小袖箪笥と呼ばれた衣類収納調度品が作られます。
 室町時代末期には結城領で城下町が発生し城郭内の調度品を作る御用職人が住む「番匠町」が形作られました。

その後結城家が越前福井に移封(1601年)され、番匠町の職人は周辺町村に移り住み民間の家具調度品の需要に応じ、さらに水野家が結城領主となって(1700年)からは御用箪笥などを作りました。

結城の桐下駄は、江戸中期以降に現在の下駄の種類が確立され下駄づくりが専門的に職業化され周辺町村にも伝わったものと考えれます。
小栗判官祭08-12-07(7)猪之原桐材木工所小栗判官祭08-12-07(7)猪之原桐材木工所






小栗判官祭08-12-07(7)猪之原桐材木工所小栗判官祭08-12-07(7)猪之原桐材木工所






小栗判官祭08-12-07(7)猪之原桐材木工所小栗判官祭08-12-07(7)猪之原桐材木工所

cjs0188 at 06:35|PermalinkComments(0)
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