農村歌舞伎「門井の舞台」公開

2008年10月02日

農村歌舞伎「門井の舞台」公開(2)フスマ

公開日:平成20年9月27日(土)
場所:常陸大宮市御前山総合支所体育館
 このたび、御前山地域門井地区で結成された門井民俗資料保存会により、地域に残る倉の中にあった芝居に関連する全ての道具を運び出し、詳しい調査を行うとともに一般公開されました。

フスマ(襖)・ランマ(欄間)
 どちらも舞台背景で、木製の骨組みの表裏に紙を貼り、さまざまな背景が描かれ、12枚一組で使われました。
素人目で判断して描かれている絵柄で分類すると次ぎの9枚が確認されました。
○大広間 ○白壁のお屋敷 ○お城 ○櫻 ○菊 ○鳳凰 ○牡丹花と獅子 ○風景 ○格子模様

大広間の背景
 狭い舞台を広く見せるため奥行きが感じられるように遠近法的技法で描かれていますが、これを「遠目」というそうです。
西洋絵画史上ルネッサンス期に発見発明された遠近法と同じものか、日本独自のものか専門家の鑑定を待ちたいものです。
 
 歌舞伎の背景は通常平面的なフスマが使われます。事実「西塩子の回り舞台」では「遠目」のものは1枚もありません。
真壁白井座の人形浄瑠璃の背景で「遠目」の背景をみた覚えがあり、これは人形浄瑠璃の背景だった可能性があります。

門井の舞台公開08-09-27(3)フスマ2門井の舞台公開08-09-27(3)フスマ2






裏側
門井の舞台公開08-09-27(3)フスマ2門井の舞台公開08-09-27(3)フスマ2







鳳凰が描かれています。
門井の舞台公開08-09-27(8)フスマ6鳳門井の舞台公開08-09-27(8)フスマ6鳳






裏側
門井の舞台公開08-09-27(8)フスマ6鳳門井の舞台公開08-09-27(8)フスマ6鳳

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