節分追儺式

2009年02月04日

節分追儺式村松虚空蔵尊

節分追儺式 平成21年2月3日
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮    午後1時

 東海村村松には、“十三詣り(まいり)”で知られる村松山虚空蔵堂(こくうぞうどう)があり、「村松の虚空蔵(こくぞう)さん」の名で親しまれています。

 ひたちなか市の磯崎・阿字ヶ浦から長砂、東海村の照沼・村松一帯は、現在原子力発電所や常陸那珂港の礎になってしまいましたが、江戸時代前期まで揚げ浜式とよばれる方法で塩作りが盛んに行われていたところで、活気づいていた村々が存在していました。

「ヤンサマチ」という祭りでは村松から阿字ヶ浦までの砂浜を駆ける超長距離競馬が人気を集めていたといわれています。「栄枯盛衰常ならむ」

 当時から多くの人々の暮らしがあり、塩づくりの重労働に明け暮れる人々の信仰の対象となり、安らぎを得ていたであろうと考えられるのが「こくぞうさん」です。

うちのこどもたちも「十三詣り」でご祈祷をうけ、その時のお札をいまだに神棚に祀ってあります。

その「こくぞうさん」で豆まき節分追儺式が行われました。
境内には紅梅が八分咲き、露店ではだるまや縁起物、村松名物「福俵」や大判焼きが売られています。

楼門前に並んだ年男年女80人僧侶20人は、花火の合図とともに金棒持ちに先導され鐘楼でゴーンゴーンと鐘が打ち鳴らされる中を行列し本堂に向かいます。

本堂の回廊を一周したのち本堂内でほかの厄払いの参拝者とともにご祈祷を受け、ご祈祷の最後では7人づつ台の上にあがって「福は内」を三唱し豆をまきます。「鬼は外」は一回唱えていたようでした。



節分村松虚空増尊09-02-03(1)節分村松虚空蔵尊09-02-03(1)






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