村松虚空蔵尊

2009年02月05日

豆まき村松虚空蔵尊

節分追儺式 平成21年2月3日(火)
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮    午後1時

 境内には福を求める大勢の人々(およそ300人?)が満ち満ちて、”福”がまかれるのを待っていました。
裃姿の年男年女は本堂内で豆まきが終わった順に渡り廊下に出て、用意された”福”を威勢よくまき、お菓子は中に舞い、大きくひろげた無数の手が空高く伸びて福を受け止めます。すごいエネルギーです。
 
 みかん、駄菓子、福札などがまかれ、福札は景品と交換してもらえます。
福マスには豆と金平糖が入っていましたがこれはなぜかまかない。

 子供の頃からこの豆まきを楽しみに来ている女性に聞いた40年前の話では
25年間年男年女を務めると大黒様を描いた絵マスがもらえる。
昔はもっと多くの人々が集まって、押しつぶされてあぶない状況もあった。
お餅、お金やタオルなどあらゆるものが大量にまかれた。
一日ねばって大神宮の豆まきも含めて3回参加すると、背負って持ち帰るほどの福を拾うことができたとか。
あっぱれあっぱれ!原子力エネルギー並み。
(取材している分には何も拾えない、次回にはカメラを捨てて袋を持っていこう。)
節分村松虚空増尊09-02-03(2)節分村松虚空増尊09-02-03(2)






節分村松虚空増尊09-02-03(2)節分村松虚空増尊09-02-03(2)






節分村松虚空増尊09-02-03(2)節分村松虚空増尊09-02-03(2)






節分村松虚空増尊09-02-03(2)節分村松虚空増尊09-02-03(2)

cjs0188 at 00:07|PermalinkComments(0)

2009年02月04日

節分追儺式村松虚空蔵尊

節分追儺式 平成21年2月3日
村松虚空蔵尊 午前11時、午後3時
大神宮    午後1時

 東海村村松には、“十三詣り(まいり)”で知られる村松山虚空蔵堂(こくうぞうどう)があり、「村松の虚空蔵(こくぞう)さん」の名で親しまれています。

 ひたちなか市の磯崎・阿字ヶ浦から長砂、東海村の照沼・村松一帯は、現在原子力発電所や常陸那珂港の礎になってしまいましたが、江戸時代前期まで揚げ浜式とよばれる方法で塩作りが盛んに行われていたところで、活気づいていた村々が存在していました。

「ヤンサマチ」という祭りでは村松から阿字ヶ浦までの砂浜を駆ける超長距離競馬が人気を集めていたといわれています。「栄枯盛衰常ならむ」

 当時から多くの人々の暮らしがあり、塩づくりの重労働に明け暮れる人々の信仰の対象となり、安らぎを得ていたであろうと考えられるのが「こくぞうさん」です。

うちのこどもたちも「十三詣り」でご祈祷をうけ、その時のお札をいまだに神棚に祀ってあります。

その「こくぞうさん」で豆まき節分追儺式が行われました。
境内には紅梅が八分咲き、露店ではだるまや縁起物、村松名物「福俵」や大判焼きが売られています。

楼門前に並んだ年男年女80人僧侶20人は、花火の合図とともに金棒持ちに先導され鐘楼でゴーンゴーンと鐘が打ち鳴らされる中を行列し本堂に向かいます。

本堂の回廊を一周したのち本堂内でほかの厄払いの参拝者とともにご祈祷を受け、ご祈祷の最後では7人づつ台の上にあがって「福は内」を三唱し豆をまきます。「鬼は外」は一回唱えていたようでした。



節分村松虚空増尊09-02-03(1)節分村松虚空蔵尊09-02-03(1)






節分村松虚空蔵尊09-02-03(1)節分村松虚空蔵尊09-02-03(1)






節分村松虚空蔵尊09-02-03(1)節分村松虚空蔵尊09-02-03(1)

cjs0188 at 00:50|PermalinkComments(0)
Profile

CJS常北システム

町の話題いろいろ