平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い

2009年12月13日

茨城県郷土民族芸能の集い(11)西金砂神社田楽舞後半

平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い(11)西金砂神社田楽舞後半
常陸太田市合併5周年記念
日時:[2009]平成21年11月28日(土)12:50〜16:10
会場:常陸太田市パルティーホール
目的:茨城の伝統芸能を広く普及させるとともに、その伝統を絶やさぬよう保存していく。
   日頃から地道に活動している芸能保存会の発表の場を提供しみんなで楽しむ。

西金砂神社田楽舞
 西金砂神社田楽舞は、73年目毎に行われる磯出大祭礼と7年目毎の小祭礼の時に演じられてきました。
この田楽は、神話の世界を再現することで、五穀豊穣・国家太平を祈願するものと伝えられています。

「種蒔き」
五穀豊穣を祈る舞。
 ビンササラ・ジャラスコ・鉾を持ってジャラジャラと、稲の花がたくさん咲き多くの実がなるように、田の神を仕向ける一種の”カマケワザ”で、蓮葉笠をかぶるところから蓮葉踊りともいわれています。

一本高足
 高天原の命を受けて、武甕槌命(たけみかづちみこと)は使者として出雲の国に降り、国土返上を交渉し、大国主命と長子事代主命は承諾したが、建御名方命(たけみなかたのみこと)は応諾しなかったので、信州諏訪湖畔に迫い、降伏させ、大任を果たした喜びを威風堂々と振る舞うところを表現しています。

 また、冬の間、地下に眠っていた霊気を呼び覚まして、農作物が良くできるように新しい生命力を甦らせることも表現しています。

”一本高足”の舞は全国で3,4ヵ所残っているものの、面をかぶって、十字の高足に乗って跳躍するのは唯一、西金砂神社だけだそうです。

バネのない竹馬でジャンプしようとするこの技は相当難しいもの、この日は1回だけのジャンプでした。
西金砂神社田楽舞・種まき一本高足西金砂神社田楽舞・種まき一本高足






西金砂神社田楽舞・種まき一本高足西金砂神社田楽舞・種まき一本高足






西金砂神社田楽舞・種まき一本高足西金砂神社田楽舞・種まき一本高足

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2009年12月11日

茨城県郷土民族芸能の集い(9)明神ばやし

平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い(9)明神ばやし
常陸太田市合併5周年記念
日時:[2009]平成21年11月28日(土)12:50〜16:10
会場:常陸太田市パルティーホール
目的:茨城の伝統芸能を広く普及させるとともに、その伝統を絶やさぬよう保存していく。
   日頃から地道に活動している芸能保存会の発表の場を提供しみんなで楽しむ。

明神ばやし
 常陸大宮市の甲(かぶと)神社の「神幸祭(じんこうさい)」のお囃子として伝承されています。
 小太鼓3、横笛17で演奏されるお囃子は、いわゆるお祭りのお囃子のように賑やかなものではなく素朴で深い味わいのある曲想です。
春まだ浅き山里に高くなり低くなり、風の流れを連想させるような極く静かな笛の音でした。
雅な音色を奏でる子どもたちの技に感心しました。
明神ばやし明神ばやし






明神ばやし明神ばやし






明神ばやし明神ばやし

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2009年12月10日

茨城県郷土民族芸能の集い(8)磐戸神楽・山之神之舞

平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い(8)磐戸神楽・山之神之舞
常陸太田市合併5周年記念
日時:[2009]平成21年11月28日(土)12:50〜16:10
会場:常陸太田市パルティーホール
目的:茨城の伝統芸能を広く普及させるとともに、その伝統を絶やさぬよう保存していく。
   日頃から地道に活動している芸能保存会の発表の場を提供しみんなで楽しむ。

磐戸神楽・古河市
宝暦10年(1760)大和田村名主が願主となり、埼玉県鷲宮神社から招いた神楽が起源となり、日本神話を題材とした十二座の舞に構成されています。

山之神之舞
山之神は開拓事業、土木、治水工事の神様で、足を踏みならし勇ましく舞踊ります。
餅まきでは一斗五升のお餅600個がまかれ、会場は”福”を求める人々が手を伸ばし素早く拾ってニッコニコ。

磐戸神楽・山の神の舞磐戸神楽・山の神の舞






磐戸神楽・山の神の舞磐戸神楽・山の神の舞






磐戸神楽・山の神の舞磐戸神楽・山の神の舞

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2009年12月09日

茨城県郷土民族芸能の集い(7)磐戸神楽・磐戸開きの舞

平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い(7)磐戸神楽・磐戸開きの舞
常陸太田市合併5周年記念
日時:[2009]平成21年11月28日(土)
会場:常陸太田市パルティーホール
目的:茨城の伝統芸能を広く普及させるとともに、その伝統を絶やさぬよう保存していく。
   日頃から地道に活動している芸能保存会の発表の場を提供しみんなで楽しむ。

磐戸神楽・古河市
宝暦10年(1760)大和田村名主が願主となり、埼玉県鷲宮神社から招いた神楽が起源となり、日本神話を題材とした十二座の舞に構成されています。

岩戸開きの舞
 天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸にお隠れになり、世界が闇に閉ざされてしまいます。
 そこで踊り上手な天鈿女命(あめのうづめのみこと)が岩戸の前でフラダンスかベリーダンスをにぎやかに踊ると、「何事か?」と天照大神が岩戸を少し開いて見ようとした隙に、隠れていた天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を開きました。
世の中が明るくなった、という神話が神楽に表現されています。
岩戸を抱えた手力男命が大地を踏み鳴らして勇ましく舞う姿は見ものです。
(現代日本の”天の岩戸”も天手力男命に開いてほしいものです。)

磐戸神楽・磐戸開きの舞磐戸神楽・磐戸開きの舞






磐戸神楽・磐戸開きの舞磐戸神楽・磐戸開きの舞






磐戸神楽・磐戸開きの舞磐戸神楽・磐戸開きの舞

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2009年12月08日

茨城県郷土民族芸能の集い(6)田宮ばやし

平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い(6)田宮ばやし
常陸太田市合併5周年記念
日時:[2009]平成21年11月28日(土)
会場:常陸太田市パルティーホール
目的:茨城の伝統芸能を広く普及させるとともに、その伝統を絶やさぬよう保存していく。
   日頃から地道に活動している芸能保存会の発表の場を提供しみんなで楽しむ。

田宮ばやし
 土浦市田宮の梶ノ宮神社に奉納されるお囃子で室町時代に始まり、周辺のお囃子の形態を取り入れながら現在の形に伝承されています。
鼓をバチで打つことと鉦がないのが特徴です。

 田宮地区の子どもたちは小学校に入学すると同時に保存会に入り、積極的に活動しています。
小学生のお母さんたちも手踊りを披露してくれました。
地域全体でお囃子の保存伝承に取組んでいることに感心しました。
田宮囃子田宮囃子






田宮囃子田宮囃子






田宮囃子田宮囃子

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