八つ凧模範演技

2009年01月12日

日立市民凧あげ大会(3)八つ凧模範演技

第21回日立市民凧あげ大会(3)八つ凧の模範演技
日時:2009−1−10(土)10:00〜13:30
場所:日立市留町 久慈川の河口運動場 赤い橋の上流側
 
日立地方の伝統凧の八つ凧の保存と伝承を図り、正月の風物詩の「凧揚げ」を楽しみました。

一時間ほど全員で凧あげを楽しんだ後、八つ凧の模範演技が披露されました。

八つ凧は、日立市茂宮町に伝わる凧。基本は丸い輪を上から横に二つ、三つ、二つと並べ、最下部にハート形状を持つものと、野菜の蕪(かぶ)を持つものの2種類で大陸渡来型の唐人凧の一種だといわれています。

唐人凧は、約400年前に大陸より長崎へ伝えられたと言われ、福島県会津若松(会津唐人凧・ベロ出し閻魔)、千葉県富津(バラモン凧)、香川県高松(唐人凧)として、現在も伝承されているとの説明がありました。
 
中央部分には製作者の家紋が描かれ、八つ凧をあげることは「男を上げる」「家運を上げる」「運気をあげる」という意味があります。

人の背丈よりも大きな凧は上下2分割式になっていて、現地で組み立てます。
これに弓のような「うなり」という道具を取りつけると、「ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン」と勇ましい音が響きます。
日立市民凧あげ大会09-01-10(4)八ツ凧模範演技日立市民凧あげ大会09-01-10(4)八ツ凧模範演技









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cjs0188 at 21:53|PermalinkComments(0)
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