丹生神社

2010年01月01日

1月1日元朝ささら舞 丹生ささら 丹生神社(高萩市)

1月1日元朝ささら舞(高萩市)
◆日時:[2010]平成22年1月1日(金)午前0時から
◆会場:丹生神社境内(高萩市下手綱)
◆内容:棒の先に獅子頭を付けて屋台の中で棒を振り舞う珍しい芸能。
    高萩市無形文化財指定

 新しい年の初めに厄払い、棒ささら舞という珍しい伝統芸能が披露されました。

 水戸徳川家の付家老で松岡城主中山家の氏神であった丹生神社に伝わるささらは、竹棒の先に獅子頭をつけて笛や太鼓に合わせて竹棒を操る棒ささらといわれるものです。
丹生ささらの起源は定かではありませんが、現存する「獅子頭」には「寛政9年」(1797年)と記されています。
 大正15年に演じられて以来途絶え、昭和57年に60年ぶりに保存会を結成し復活、元朝と4月中ごろに披露されています。

 古来獅子は社会の災いを払い、お祭りの行列では露払いの役目を担う霊獣であるとされています。
現代社会に巣くうデフレ、不況、貧困、閉そく感などの災いをはらい、よい年であるように願いを込めて獅子舞が演じられました。

獅子は夫婦獅子と娘獅子の3体で構成され親子の情愛が表現されています。
第一話・・3匹の獅子がそろって楽しく舞っているうちに、娘獅子が迷子になってしまう。
第二話・・夫婦獅子は娘獅子を探して狂ったように激しく舞う。
第三話・・無事に娘獅子を探し出して、平和な家庭が訪れ、楽しく舞う。

午前0時太鼓の合図とともに、丹生神社に参拝しお神酒をいただき、乾杯の後ささら舞が演じられます。大太鼓1、小太鼓5、横笛4でお囃子が奏されます。
参拝客にはアツアツの甘酒がふるまわれました。
丹生ささら丹生ささら







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cjs0188 at 09:29|PermalinkComments(0)
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