常北システムの業務案内

2008年01月30日

あなたの町の下水道 オキシデーションディッチ法

みなさんの家庭から排出された汚水が下水処理場でどのようにしてきれいになるかご存知の方は少ないかと思います。そこで今回は汚水の浄化の仕組みを紹介します。

下水処理場では、微生物の働きを利用して下水をきれいな水によみがえらせています。これを生物処理といい、その方式の一つオキシデーションディッチ法と呼ばれる方式を説明します。

 まず、家庭から排出された汚水は下水道管を流れて下水処理場に流れ込みます。
最初に沈砂池で砂を沈めたり、大きなゴミを取り除きます。
次に汚水はオキシデーションディッチと呼ばれる長円形の槽をぐるぐると流れ、そこでいよいよ微生物による処理が行われます。

ここでは好気性微生物と呼ばれ、酸素を必要とし有機物を食べる微生物を混ぜ、槽内をぐるぐる流しながら、汚水に空気を与える作業を行います。
汚水に酸素を与えると好気性微生物は活発化し、有機物を食べる事により汚水をきれいな水にしながら繁殖します。

繁殖した微生物は塊(汚泥)となり、最終沈殿池といわれる池に、汚泥と混ざった水を一緒に送り込み池の底に沈ませ水と分離させます。

上澄みのきれいになった水はこの後、塩素と混ぜる池へ流し、塩素により滅菌を行い河川の水質を悪くしない状態にして放流します。

処理場ではこのような微生物の働きにより汚水をきれいにします。
オキシデーションディッチpdf013C3













常北システムではこのような下水処理場をコントロールするための制御盤についてシステム設計業務を行っています。
また製造会社とグループを組んで、制御盤の製造から試運転まで行っています。
一般の方ににはあまり馴染みが無いかと思われますが、何か設備の制御に関する事柄があればご用命ください、お待ちしています。


cjs0188 at 18:03|PermalinkComments(0)

2007年05月21日

上下水道制御CAD専門入力:常北システム*AutoCAD

有限会社常北システムの業務案内をさせていただきます。

上下水道制御盤を設計するにあたっては、まず最初にスケルトンと呼ばれる図面を作図します。
この図面は、下水処理場内の電気設備の系統を受電から各負荷までの系統を説明しています。
AutoCAD LT2006でCAD入力しました。
スケルトン

cjs0188 at 14:18|PermalinkComments(0)

上下水道制御CAD専門入力:常北システム*パワーポイント

有限会社常北システムの業務案内をさせていただきます。

上下水道制御盤を設計するにあたっては、さまざまな設計工程を順次クリアしなければなりません。
その設計工程のうち、弊社では制御図面のCAD入力と配線図の作図を主に行っています。

浄水場のイラスト
この図は水道水を作るフローを表現しています。
水源である川の水を取水し、沈殿、薬品処理などを行い、各家庭に配水される様子です。
Power pointo(パワーポイント)で作図しました。
浄水場







システム構成図
この図は浄水場などを制御する制御盤のシステム構成例です。
Power pointo(パワーポイント)で作図しました。
システム構成図

cjs0188 at 13:57|PermalinkComments(0)
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