2015年03月01日

第199回西金砂神社小祭礼(1)伝承組織

第199回西金砂神社小祭礼(1)伝承組織

開催日時:(2015)平成27年3月26日(木)〜29日(日)
西金砂神社小祭礼行列の日程順路は常陸太田市観光物産協会のページをご覧下さい。
常陸太田市の広報誌「広報ひたちおおた 2015年3月号」もご覧下さい。

西金砂神社小祭礼は茨城県山間部16町内の広大な地域で行われる歴史絵巻です。
渡卸行列と渡卸行列に伴なう式典・田楽以外に、町内毎に行われる祭礼行事も面白く見ものです。
「わくわく茨城」では氏子町内で行われる行事について調査中です。

☆まず、「西金砂神社小祭礼」について次の資料から勝手ながらコピペさせてもらいました。
「無形文化財 由緒と田楽」西金砂神社社務所 昭和56年7月15日発行

「「小祭礼
この祭は大祭礼に対して小祭礼と称せられる。
嵯峨天皇弘仁6年乙未三月(815年)始められ未、丑年7ヵ年目毎に行うを永例とする祭礼である。

平成9年丁丑(1997年)で196回目をかぞえる。
神輿を中心に百数十人の行列を組み常陸太田市馬場町の仮殿まで出社する。

期間は3泊4日を要し、途中三ヶ所で田楽舞を奉奏するのである。
また町田部落から大名火消し行列が前駆供奉として参加し祭りらしい情景を添えるのである。

この火消し行列は、昭和30年県の無形民俗文化財に指定されている。
行列の中に下がり派と称する笛、太鼓の囃子方が二十数人加わり一段と華やかさを添えてくれるのである。
和田地区では手踊り屋台が七台出揃い、神輿の繰込みに合わせて囃したて祭は最高潮に達するのである。

四日目境内大祭場到着後四個の花纏の繰込みあり、御神馬が拝殿へ向かって百段の石段をかけ上り行事を済ませ祭事田楽奉奏火消し行列の繰込み等すべての行事執行、最後に水木浜から組んできた塩水にて御神体を浄めて、神殿奥深く鎮座して七年目毎に行われる小祭礼は滞りなく終了するのである」」

☆「伝承組織」について、次の資料から勝手ながらアレンジさせてもらいました。
「常陸大宮市のたからもの 西金砂神社小祭礼―常陸大宮市ふるさと文化で人と地域を元気にする事業」常陸大宮市歴史民俗資料館

「「伝承組織21地区がかかわる壮大なお祭です。
●西4か村…西金砂神社を支える氏子地区…常陸太田市赤土町、上宮河内町、下宮河内町、常陸大宮市諸沢地区…花纏の繰込みを行う

●東3か村…常陸太田市天下野(けがの)町(祭事)、中染町(祭典・田楽舞)、町田町(火消し行列)…渡卸行列を迎える。□町田火消し行列…今回は奉納できないとの報道がありあました。

●和田7か村…常陸太田市和久(わぐ)町、国安町、松平町、和田町(祭典・田楽舞・余興の七台屋台で手踊り)、棚谷町、東蓮地(とうれんじ)町、芦間町(祭事)…七台屋台を繰込む

●馬場7か村…常陸太田市上大門(おおかど)町、下大門町(祭事)、増井町、新宿(あらじゅく)町、真淵町、馬場上町(祭典・田楽舞)、馬場下町

●日立市水木町…潮水汲みを行う。


cjs0188 at 19:30│Comments(0) 常陸太田市 | 199回西金砂神社小祭礼

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