2010年08月04日

西成井のひょっとこ唐傘万燈(5)東洋一

西成井のひょっとこ唐傘万燈(5)東洋一
◆開催日時
[2010]平成22年7月24日(土)〜25日(日) 
  両日とも夕方5:00〜山車が繰り出す
  花火は7月24日(土)午後9:30 〜
               滝花火富士山、唐傘万燈、
  花火は7月25日(日)午後9:30 〜
               打ち上げ花火、滝花火(筑波山)、唐傘万燈

◆開催場所:西成井の八坂神社 かすみがうら市西成井76番1
◆かすみがうら市指定文化財 成井ばやし

唐傘万燈東洋一
 唐傘万燈が行なわれるのは、西成井の八坂神社の隣「志土庫地区第一公民館」の広場。
元「志土庫分校」の木造校舎を公民館として利用しており、広場は分校の運動場であった場所です。
 電柱に吊り下げられた巨大な傘、直径が20メートルあるといわれ、見上げる骨組みは精巧に作られています、まさに唐傘。
唐傘の内側に25本、外周に45本の花火が取り付けられ点火を待ちます。

 夜9時頃、門付けに練り歩いていた山車と獅子山車が広場に到着すると、お囃子の競演が始まり、若者たちは気勢を上げて踊り狂います。

 30分後、「そろそろ時間だよ」若者を静めていよいよ花火に点火する段取り。
まずは富士山形の花火に点火され、白煙とともに赤い光から白い光となり、火の粉が間段なく降りそそぐ様は圧巻です。子どもたちがはしゃいで走り回る、危ないよ!

 頃合いを見て、手元の導火線に着火すると「シュルッ、シュルッ・・・」と閃光、唐傘の内側の花火が「バンッ、バンッ、バンッ・・・」とはじけるように点火、その勢いで外周の花火にも火が走ります。
火の粉が輪になって降りそそぎ、多少風が強いか斜めに流されます。
夢中になって2台のカメラのシャッターを切っていました。


山車と花火
 夜の帳が下りる頃、門付けのお礼にひょっとこ踊りの最中、山車の上から花火が焚かれます。
 山車の屋根に上った若者が竹竿に花火をくくりつけ山車の前面に垂らすと、頃合いをみて導火線に点火、たちまちの内に滝花火が出現します。赤い火花から白い火花への変化がすばらしい。
時には山車の上舞台を回転させるというサービスもあります。

山車と花火が結びついた行事は他では類を見ない面白い趣向です。またひょっとこ踊りでは「バカ殿様」の踊りも取り入れて地区の人たちを楽しませようという努力がなされています。

背の高いしめ縄
門付けで町内を巡る間に、ある農家の門前、高さ4メートルほどの位置にしめ縄が巻かれているのを発見。
これは「宿」になる家の目印で、祭りに参加した人たちにご馳走を振舞い、飲み食いの接待をする当番になった農家を意味するそうです。
今では軽減されているものの、昔はその料理の準備と費用が大変だったとか。

門付け
 西成井地区は上宿、横町、下宿から構成され、「宿」という文字からも推測されるようにかつては長さ2kmの街道にそって旅籠、店、遊郭や酒場、お寺が七寺も密集し「成井のバカ宿」といわれ、たいへん賑わった地区です。

 夕方5時に八坂神社を出た山車は、上宿、横町、下宿の家々を巡り門付けをし、夜9時まで練り歩きます。
門付けに際しては、家人が酒やビール、ジュースの箱入りを提供し、祭役員が花火セットとタオルをお礼に返したのち、山車の上部を90度回して、家人に向ってお礼におかめ踊りなどを踊ります。この間道路は通行止め。


成井ばやし煙火囃子
 かすみがうら市西成井地区に伝わる成井ばやしは「成井のひょっとこ」として親しまれ、八坂神社祇園祭礼に奉納されています。
祭りの日、山車が一台と獅子山車が繰り出し、「シンバカ」「シチョウメ」「ミンバ」で囃しつつ、山車の上で「獅子舞」「キツネ踊り」「ひょっとこ」「おかめ」が踊られます。




cjs0188 at 00:06│Comments(0) お祭り | かすみがうら市

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