2010年05月06日

徳蔵大師祭(6)八木節源太踊り・安笠

徳蔵大師祭(6)八木節源太踊り・安笠
◆日時:[2010]平成22年4月29日(祝・昭和の日)
◆場所:徳蔵大師(とくらだいし)徳蔵寺(とくぞうじ)
    城里町徳蔵 (旧七会村)

 徳蔵寺では毎年4月29日には護摩祈祷が行われ、余興として、よさこいソーラン、フラダンス、源太踊り、フーテンの寅さん出演、チンドン屋など盛りだくさんのイベントが為され、多くの人たちが一日を楽しみました。

 徳蔵寺は弘法大師によって弘仁5年(814)に創建されたと伝えられる古いお寺です。
大日如来を御本尊とする真言宗智山派に属し、かつては衆徒300坊を擁し、常時修行に励み宗教教育文化の中心として栄えたと記録されています。
この寺には、当地を訪れた若き日の弘法大師空海と、村の美少女・徳藏姫の悲恋伝説が語り継がれています。

(6)八木節源太踊り・安笠と流笠 
(城里町指定無形民俗文化財)

本日の演目は以下の4曲です。
*安笠・・口上は「あいさつ源太」
*流笠・・口上は「国定忠治」
*流笠・・口上は「荒神山]
*弓張笠・口上は「忠臣蔵」(2009-11-28茨城県郷土芸能の集いでは「国定忠治」)
踊りと口上の組み合わせは適宜変化があるようです。

 歌は賑やか、踊りは華やか、いつ見ても楽しい踊りで見る者を元気にしてくれる魅力があります。和製ヒップホップダンスか、舞祭で踊っても拍手喝采を得られるでしょう。
小学生から高校生まで多くの子どもたちが保存会に参加しているという羨ましい踊りです。

 八木節は約100年前に「掘込源太」が作ったといわれていますが、決まった歌詞はなく、自由に作詞できる良さがあり、七・七調で歌われます。
 
 小道具も花笠や扇子、唐傘などを駆使して、観客が楽しめるような趣向がなされています。
踊るテンポが速く小気味良い所作で、踊るも楽しい、見るも楽しい演目でした。
但し踊るのはそのテンポの速さから、若く元気な人に限定されるようです。
徳蔵大師祭安笠挨拶源太徳蔵大師祭安笠挨拶源太






徳蔵大師祭安笠挨拶源太徳蔵大師祭安笠挨拶源太






徳蔵大師祭流し笠国定忠治
徳蔵大師祭流し笠国定忠治

cjs0188 at 16:10│Comments(0) お祭り | 城里町

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