2010年04月08日

日立さくらまつり(3)日立風流物子ども鳴物

日立さくらまつり(3)日立風流物子ども鳴物
◆開催日:[2010]平成22年4月1日(木)から20日(火)
        風流物公開4月3日(土)から4日(日)
◆場所:日立駅前平和通り

日立風流物子ども鳴物 
 工都日立は近代的なものばかりで占められているわけではなく、伝統的な芸能も保存伝承され、日立さくらまつりでは「日立のささら」「日立風流物」が披露されます。
年に一度だけ公演があるので、そのすばらしさを見逃すわけにはいかず、多少なりとも見るようにしています。

 4町4台の日立風流物のうち今年は北町風流物が公開されました。
大切な伝統芸能を次代にも伝えていこうとして発足した「日立郷土芸能保存会北町支部子ども鳴物」の子どもたち19名が、風流物のお囃子を見事に披露してくれました。
大太鼓2、小太鼓5、笛19。
驚いたことは19名の子どもたち全員が難しい横笛を演奏できることで、1曲目は「さくら〜さくら〜」を演奏してくれました。
 お囃子は笛→太鼓→笛→太鼓・・・と交代しながらの演奏で、どの子も笛と太鼓が演奏できるとはすばらしいことです。
曲目「わたり」「せりあがり」「矢車」「山のべ」などの小節を数回繰り返しながらの演奏になります。
中には自分の背の高さより高い大太鼓を打つ子どももあり、負けずに頑張っていました。

日立風流物
(国指定重要有形民俗文化財・国指定重要無形民俗文化財)
(ユネスコ無形文化遺産保護条約記載)

 日立風流物は、昔は宮田風流物といわれ、その起源は定かではありませんが、元禄8年(1695)徳川光圀公の命により、神峰神社が宮田、助川、会瀬3村の鎮守になったときに、氏子たちが造った山車を祭礼に繰り出したのが始まりだといわれています。
 この山車に人形芝居を組み合わせるようになったのは、享保年間(1716〜1735)からだと伝えられています。
日立さくら祭り北町風流物子供鳴り物日立さくら祭り北町風流物子供鳴り物






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cjs0188 at 00:14│Comments(0) たのしいイベント | 日立市のお祭り・イベント

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