2009年12月12日

茨城県郷土民族芸能の集い(10)西金砂神社田楽舞前半

平成21年度(第33回)茨城県郷土民族芸能の集い(10)西金砂神社田楽舞前半
常陸太田市合併5周年記念
日時:[2009]平成21年11月28日(土)12:50〜16:10
会場:常陸太田市パルティーホール
目的:茨城の伝統芸能を広く普及させるとともに、その伝統を絶やさぬよう保存していく。
   日頃から地道に活動している芸能保存会の発表の場を提供しみんなで楽しむ。

西金砂神社田楽舞
 西金砂神社田楽舞は、73年目毎に行われる磯出大祭礼と7年目毎の小祭礼の時に演じられてきました。
この田楽は、神話の世界を再現することで、五穀豊穣・国家太平を祈願するものと伝えられています。

前半の「四方固め」と「獅子舞」は国を固めて安定させ悪霊を祓い清める意味で舞れます。
「四方固め」
 力足をもって大地を踏みしめ、悪霊が何処からもよって来ないように行う呪術。
四方に向かって、猿田彦が両手を大きく広げ、また手を合わせ、足を踏み鳴らし、鉾を突き出す動作を行います。
いわゆる芸能に発達した舞ではなく、原始的な神事にともなう所作のように観察されます。

「獅子舞」
 大国主神が獅子を和めて意のままに操る様は、武力を用いず徳をもって国を統治することを意味しており、獅子がノソリノソリと這い回るのは、田を掻き(代掻き)田に霊力を込める所作です。
 これは「えんぶり」ともいわれ、大地に眠る神様を呼び起こす呪術で、田楽舞で最も重要な舞だそうです。
西金砂神社田楽舞・四方固め獅子舞西金砂神社田楽舞・四方固め獅子舞






西金砂神社田楽舞・四方固め獅子舞西金砂神社田楽舞・四方固め獅子舞






西金砂神社田楽舞・四方固め獅子舞西金砂神社田楽舞・四方固め獅子舞

cjs0188 at 00:03│Comments(0) お祭り | 常陸太田市

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