2009年12月01日

大洗あんこう祭(6)あんこうの吊し切り

大洗あんこう祭(6)あんこうの吊し切り
開催日:平成21年11月23日(月)9:30〜15:00
場所:大洗マリンタワー広場

10:30 あんこうの吊し切り
 メインステージ前に集まった子どもから大人まで大勢のみなさんは、これから始まるステージショーにデジカメを構えビデオを取り出し、興味深げにズズッとステージ近くににじり寄ります。
 いったい何が始まるのか?
それはあんこうの吊し切り。あんこう名物の茨城でもめったに見られない、このようなイベントでなければお目にかかれないあんこうの吊し切りです。
料理人は魚屋の”かっちゃん”。

あんこうは海底に棲んでいて、腹ヒレは足のように5本の指があり、海底を歩いている。頭のちょうちん(皮)をゆらせて、近づいた小魚を大きな口で丸呑みする。
あんこうの体はぶよぶよ、ヌルヌルしているので、吊るして料理します。

あんこうは12科26属67種類が日本近海にすんでいて、このうち食用にされているのは、キアンコウ、ホンアンコウ、ミドリフサアンコウ、味が良いのはキアンコウです。
大きさは最大50kgほどになるが、今日は16kgのアンコウが料理されます。

あんこうは通常100mから200mの深海にすんでいる深海魚ですが、時には海水面まで浮上しオオミズナギドリまで食べてしまう大食漢です。

アメリカでは「フィッシングフロッグ」(釣りをするカエル)と言われています


茨城ブランド”茨城あんこう”について
☆毎年10月から4月までに漁獲した1尾2坩幣紊里△鵑海Δ法桧饐襪△鵑海Α匹離織阿付けられます。
☆選 別・保 管
 (1)魚体のキズは、体表面の1割以下とする。
 (2)漁獲後すぐに船上で胃内容物を取り除き、魚体を清浄な海水で洗い流す。
 (3)タルに入れ、2℃前後の冷海水に漬けて保存する。

日立市ブランド”口福あんこう”について
茨城県日立市の沖合いでとれるアンコウのことをいいます。
口福とは、あんこうを食べることで口から福が来る喜びをあらわしたものです。


日立市久慈漁港で底引き漁の水揚げを取材していると、漁場が2ヶ所あることがわかりました。
1.茨城あんこう・・・久慈漁港から0時ころ出港し、鹿嶋沖、波崎沖、銚子沖などで漁をして、次の日夕方4時頃(40時間後)帰港水揚げします。
2.口福あんこう・・・久慈漁港から夜明けころ出港し、日立沖で漁獲、その日の夕方4時頃帰港水揚げします。



1.胸ヒレを切り取る
あんこう吊し切り(2)胸ヒレあんこう吊し切り(2)胸ヒレ







2.尾ヒレを切り取る
あんこう吊し切り(2)尾ヒレあんこう吊し切り(2)尾ヒレ







3.腹ヒレをとる
あんこう吊し切り(4)腹ヒレあんこう吊し切り(4)腹ヒレ







4.皮をはぐ、皮はゼラチン、コラーゲンが豊富。
あんこう吊し切り(5)皮あんこう吊し切り(5)皮









5.エラも食べられる、あんこう鍋に歯ブラシ状のものがはいっていたら、それはエラです。
 (画像採取できず)

6.ソデといわれるアバラ骨を外し。ソデはコリコリと美味しい。
>あんこう吊し切り(7)アバラ骨あんこう吊し切り(7)アバラ骨








7.大きな肝。肝はあんこうで一番おいしいとされる部分、海のフォアグラともいわれ、蒸してポン酢でいただくと絶品。
あんこう吊し切り(6)肝あんこう吊し切り(6)肝









8.胃袋
あんこう吊し切り(9)胃袋あんこう吊し切り(9)胃袋









9.卵巣、布ともいわれ大きく広がる。
時期的に大きくなっていませんがシャリシャリとした食感でおいしい。
あんこう吊し切り(10)卵巣あんこう吊し切り(10)卵巣








10.全て食べられるというあんこうですが小腸は捨てるそうです。
   小さい心臓と腎臓を取る
  (画像無し)

11.ヤナギといわれる身の部分は白身で淡白。形が柳の葉に似ています。
あんこう吊し切り(11)身をとるあんこう吊し切り(11)身をとる










12.頬肉、繊維室で食感がよい。
  (今回説明無し)

13.最後はアゴと骨だけの姿に。
いくら茨城の食文化と言えども、アンコウにとっては、このような姿になってまで衆人のさらしモノになるのは本意ではないはず。
シーズンが終ったら感謝の意味も込めて供養してやらねば、かわいそうな気がします。
あんこう吊し切り(12)アゴと骨あんこう吊し切り(12)アゴと骨
cjs0188 at 00:57│Comments(0) たのしいイベント | 大洗町

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