2008年10月17日

ひたち秋祭り(5)利賀村大獅子

「第18回ひたち秋祭り〜郷土芸能大祭」
開催日:平成20年10月11日(土)〜12日(日)
会場 :日立市シビックセンター
    日立新都市広場[野外特設大ステージ]
目的1:全国各地の民族・郷土芸能を広く紹介し、伝統文化に対する興味や理解を深めていただく。

利賀村大獅子
富山県南砥市利賀村/利賀上村獅子方若連中

 南砥市は富山県の南西部に位置し、世界遺産の合掌集落で知られる五箇山地方を含む地域で、97%が山地を占め、冬は3メートルを越える雪が降る豪雪地帯です。
 大獅子は約300年前天保の飢饉の時代に五穀豊穣を祈って獅子舞を舞ったのが始まりとされ、付近の集落でも同型の獅子舞が伝承され、5月4日の春祭りなどに演じられているそうです。
 
 獅子頭は石岡の獅子頭のように相当大きく重そう、獅子の胴にあたる部分は竹で骨組みを作り、その骨組みを10人の人が手に持っているように見えます。
骨組みを覆う形で唐草模様か鯉のうろこ模様の色彩鮮やかな幕が被せてあります。
全体の長さは5メートル以上、かわいい尻尾も付いて、「百足獅子(むかで獅子)」とも呼ばれています。

 この大獅子は気性が荒く、舞台を右へ左へと暴れまわり、獅子取り(茶髪の武者?)と戦います。
獅子取りが持つ武器によって、「なぎなたの舞」「きっつの舞」(意味不明)などの演目が演じられます。

 その見どころは大獅子が暴れまわる様で、大獅子の頭が右から左に向きを変えたとき、胴体部分も大急ぎで向きを変えなければなりませんが、20本の足がもつれたり、ずっこけたりしないで全速力で走っています。
前がよく見えないはずですが、その動きの速さは拍手喝さいです。

 胴体部分役の人の運動量は相当激しいようで、20分の演舞の間にアイスホッケーのチーム交代よろしく、4,5人づつ交代していました。(思わず「ご苦労様」と言いたいくらい。)
ひたち秋祭り08-10-12(7)利賀村大獅子ひたち秋祭り08-10-12(7)利賀村大獅子






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cjs0188 at 00:26│Comments(0) お祭り | 日立市のお祭り・イベント

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