2008年09月30日

西塩子の回り舞台 竹の切り出し

開催日:平成20年11月8日と9日
会 場:常陸大宮市大宮公民館塩田分館グランド
県内で11月に開かれる第23回国民文化祭の催しの一つとして、農村歌舞伎をはじめ伝統芸能が披露されます。

 西塩子の回り舞台は主になる柱は木材丸太、補助的な部材やドーム状の屋根に竹を使い、荒縄で縛り筵ムシロで覆います。
その竹は約300本の真竹。真竹は孟宗竹に較べて撓り(しなり)があり、湾曲したドーム屋根を組み立てる材料として適しているといわれています。

 真竹の切り出しは回り舞台から1キロm余り離れたため池の奥で、地元の人やボランティアに茨城大学の女子学生も加わって30人ほどの人たちが働いています。
先の曲がっていない真竹を切り倒し枝をはらい、軽トラまで一本づつ担いで運び出します。

 この作業の人の中には歌舞伎の役者を演じる人もいて、昼間は組み立て作業に、夜は歌舞伎の練習に参加します。
江戸時代の昔から村民観客に歌舞伎を見せて喜ばせるため、その準備作業にこれほどの働きがあるということはまさに感謝感激有り難いことです。
西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し







西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し







西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し







西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し西塩子の回り舞台08-09-287竹の切り出し

cjs0188 at 05:50│Comments(0) お祭り | 常陸大宮市

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile

CJS常北システム

町の話題いろいろ