2008年08月09日

みなと八朔まつり(6) 釈迦町の山車

 山車に乗って「オッシャイばやし」を囃しているのは芸者さんなのか気にかかるところです。
その解明の手がかりになるのが山車のまわりにたくさん掲げられている提灯で、「ひろみ」「小夜子」「釈小頭」「若連親睦会」「竹友会」などと書かれた提灯の中に「磯節保存会」の提灯が多くの山車にかかっています。
茨城の貴重な民謡を歌う「磯節保存会」のみなさんが「オッシャイばやし」「屋台ばやし」を囃しているものと思われます。
 みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町








どの町の山車にも趣向を凝らした彫刻が施されています。
釈迦町の山車の裏舞台(この中で男性が笛と鉦を奏でています)の彫刻は波頭、鯉の滝登り、梅にウグイス、丹頂鶴などが描かれている見事なものです。
みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町








通りで山車が対向したとき、どこかの祭りでは山車のぶつけ合いを行う祭りもありますが、みなと八朔祭りでは友好的です。
「七丁目のみなさんこんばんわ」などとお互いの山車に向かって囃しかけ「オッシャイ」でお互いにエールを交換します。
2度3度と波状的に繰り返される「オッシャイ」はそのエネルギーを競う意味もあるかもしれません
みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町








釈迦町では小さな子どもたちまで「オッシャイ」に参加し楽しんでいました。
つぶされないよう役員が保護しています。
みなと八朔まつり08-08-03(18)拾参番釈迦町IMG_011C38

cjs0188 at 00:37│Comments(0) お祭り | ひたちなか市

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile

CJS常北システム

町の話題いろいろ